旅は道連れ世はつれづれに。主にアナログゲームや玩具について赴くままに描き募るブログ。長女と次女の成長記録もちょっとあり、です。
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夏目友人帳 8巻
2009年07月05日 (日) | 編集 |
『夏目友人帳(なつめゆうじんちょう)』の8巻を妻が買ってきたので、借りて読みました。

『夏目友人帳』は、雑誌「LaLa」「LaLa DX」で連載中の少女漫画です。
ストーリー概要は、以下のような感じ。
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妖(あやかし)が見える高校生・夏目貴志は、祖母レイコの遺品「友人帳」を手に入れたことから、彼らから狙われるようになってしまう。
「友人帳」は、祖母が妖を手下にするために、名を奪って集めた契約書であったのだ。
夏目は「友人帳」を欲する自称用心棒の妖怪「ニャンコ先生」と出会い、共に妖怪達に名を返す日々を送り始める。
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第8巻は、今までの日々で信頼を築きつつも、今一歩引いていた感があった夏目の人間関係について触れている話がメインでした。
妖が見えることを知っている田沼や多軌(タキ)といった友達や、普通の学友である西村と北本との関係が、文化祭というイベントを通して掛け替えのない日常として実感されていく描写が秀逸です。
後半は、世話になっている藤原家との出会いが語られる一遍。これも今まで親戚に疎んじられ、たらい回しにされていた夏目にとって要となるお話でした。

個人的に、この作品は「妖怪・人間ともに心を閉ざしていた夏目が、ニャンコ先生や友人達との出会いにより、苦悩しつつつも自分の立ち位置を模索していく」物語だと思っているので、今回のような、主人公や周りの心象を丁寧に描いた話は、かなり好みです。
夏目、田沼、多軌といった真面目な3人なのに、微妙に噛み合わないところも、笑いどころとしてアクセントになっていて楽しめました。

前巻も、「夏目が妖怪を操る能力を持ちつつも、それを使わない」ことなど、妖怪と夏目の関係を考えさせる内容にはなっていましたが、的場一門とか名取さんとか、人間の異能者が多く出ていたので、微妙に少年漫画チックな内容になっていましたからね…。
アニメ化の影響で微妙にそっちに流れているかと思いましたが、また原点に戻ったような話で安心したというのが実感です。

アヤカシも、人に取りつく、つけ狙う、弄する、悪夢を見せるといった間接的なものが多く、ストーリーの中心となりつつも、夏目にとって「周りの人間に影響する」最も嫌な相手だっただけに、怖さが心理的に伝わってくる構成が良かったです。
特に頼りになる用心棒であるニャンコ先生も前半は負傷退場してましたらかね…。

だからこそ、友人との信頼関係を書けたとも言えますが、改めてニャンコ先生の偉大さも感じられました。そういえば横暴だけど世話焼きな彼は微妙にツンデレキャラ…ですよね(笑)

非日常の話と、日常の話、どちらも夏目の核だけに今回のようなそれらが交差する話は、これからも重要な差路として出てきそうですね。


アニメも第2期まで放送されていて、現在再放送中と、なかなか好評のようなので、第3期もそのうち放送されるでしょう。
心理表現や繊細さは原作が上ですが、効果やアクションなどの少女漫画が苦手にしている分野がしっかりと描かれているので、補完的な意味合いでどちらもオススメです。

そういう意味では同じく少女漫画で読んでいる『スキップビート』は、動きが漫画でちゃんと書かれているだけに、逆にアニメは、出来が良いと言われても見る気がしないのだろうなぁ…。
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