旅は道連れ世はつれづれに。主にアナログゲームや玩具について赴くままに描き募るブログ。長女と次女の成長記録もちょっとあり、です。
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12歳までに「絶対学力」を育てる学習法
2008年10月26日 (日) | 編集 |
12歳までに「絶対学力」を育てる学習法

「絶対学力」の提唱で有名な糸山泰造の著書。
こういうのを読んでいると、勉強熱心な人だな。と思われるのですが、どちらかと言うと、私は勉強をするのもさせるのも嫌いな親です(^_^;

ただ、勉強は嫌でもやらなくてはならないし、身についた方が何かと便利なので、近道というか、楽にできる方法がないかは、よく調べています。
それに、勉強は知識を覚えるだけでなく、その覚える方法自体が仕事や生活で役立つことがあるので、その理論や考え方を知りたいという目的もありますね。

さて、この本で提唱している「絶対学力」ですが、内容を簡単にまとめますと以下のようになります。

(1.)楽しくなければ勉強ではない
(2.)反復練習を禁止し、少ない回数での集中した習得を目指す
(3.)やらせるのではなく、子どもが自分で考えることに重点をおく
(4.)映像イメージ重視。数学では応用問題を図を書いて解く。国語の文章も絵を描く習慣をつける
(5.)12才までは思考を模索する段階なので、正解すればOKという成果主義や結果は求めない。よって幼少からの英才教育はマイナス

上記の(2.)(5.)から、この学習法では、100マス計算や公文式などの反復練習を否定するだけでなく、「自分で考えることができなくなる」要因として害悪扱いしています。

その過激な理論(無意味な宿題はしなくても良い、結果的に親がやるのもやむなし、など)から、異端として見られますが、その内容には頷かされることも多いです。

特に(4.)の、小さい頃は反復問題による結果を追いかけるのではなく、文章題を絵を描いて解かせることにより、考える力を身につけさせるという方法はかなり良いと思います。
私も数学の文章題には苦手意識があってムラがあったのですが、絵を描いてイメージで解かせる方法は効果的だと思います。
クラスで頭が良い人は文章題をすらすらと解いていたのですが、このような思考がすでに身についていたのかもしれませんね。

漢字の習得なども、反復ではたいした成果を得られないという意見にも賛成です。
私は子どもの頃、漢字の書き取りが面倒で、部首だけを連続して書いたりという手抜きをして宿題をやっていました……。この本では見本を横に置き、時間をかけて頭でイメージしてから2,3回で覚える、といった集中学習を提唱しています。

また、子育て的な側面からも論じられており、「すぐに手助けをしない」「子どもの質問・疑問には答えを知っていてもすぐに答えない(自分で考える機会を逃すため)」といった点には私にも思い当たる点があるので、反省すべきと思いました。

逆にこの本の欠点としては
(1.)攻撃的な内容が繰り返されることによって、せっかく良いことを言っているのに感情的に受けいれられにくい部分がある
(2.)英語、社会に関してはあまり効果的な方法を示されていない。特に英語を日本的に学ぶ方法は、受験英語は良くても聞き取りには効果がない
(3.)宿題や先生の手法を、自分の思考に従わせる、または、無視させることが、子どもの性格的に悪い影響を与える可能性ある

ということがあります。特に(3.)は、宿題や先生を無視することは、同席する友だちともかみ合わないことになるので、勉強的には正しくても、学校が勉強の場だけではない以上、子どもの性格に悪影響を与える可能性はあるでしょう。
せめて、理不尽な宿題も楽しくできるような工夫も見せて欲しかったです。

また、この作者の主催する「どんぐり倶楽部」のHPは相当に見づらいので、あまり参考にはならないことも欠点です。

この著者の本では、これよも先に「子育てと教育の大原則」を読むことをお勧めします。
勉強法より、根幹的な育児面からの説明が多いので、読みやすくて理解しやすいですね。
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