旅は道連れ世はつれづれに。主にアナログゲームや玩具について赴くままに描き募るブログ。長女と次女の成長記録もちょっとあり、です。
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「KOKIA The VOICE ・10th Anniversary concert」 その2
2008年04月21日 (月) | 編集 |
その1の続き。

東京国際フォーラムは、どの位置でもステージの全体が見渡せるので好きな会場の一つです。今回は2階後方でしたが、音響も素晴らしく、見晴らしも良いので満足でした。
(ただし階段の斜面が急なので、足滑らし注意)。

私は会社が終わってから向かったので18:20頃に到着したのですが、すでに物販は長蛇の列です。列を辿ってみると、物販のある2階はすでに飽和状態で、階段まで溢れた列は何と4階まで達していました。
ここまで物販が混んでいるライブ会場は初めてみました…。

混雑の原因としては、物販の売り場が受付4か所と小さいことと、今回はメモリアルブックのDVD付きブックレットがグッズとしてあったことが挙げられると思います。
まぁ、売り場が小さいのはCホールの広さとKOKIAぐらいの集客の物販では妥当なのですが、今回ばかりはファンの熱気の方が上回ったという感じですかね。

妻には18:00に会場入りしてもらい、早くから並んでもらったため購入できましたが、それよりももう少し後ろの方はライブ入場までに間に合わないので18:40から列制限のため解散させられました。
このあたりは不測の事態だったのか手際が悪かったように思えます。後ろの人が間に合わないのは歴然でしたので、売り場を広くできないなら、もっと早く制限をかけても良かったような気がしますね。


さて、開演になりバンドメンバーが登場。今回の構成はドラム[パーカッション]、エレキベース、ギター[エレキ・アコギ]、ピアノ[キーボード]、ボーカルの5人。基本的な構成ですが、ベースがいない時さえあったKOKIAにしては人数が多い方ですかね。個人的にはオーケストラをも背負って歌える人だと思うので、一度はストリングス隊を連れたライブもやってほしいです。
最後に現れたKOKIAはふわっとした透明感のある薄青ドレスでした。会場のセットは雪景色をイメージした感じ。

1曲目は新アルバムの最初の曲「穏やかな静けさ」から。
相変わらずKOKIAの声量は素晴らしく音程も完璧です。あまりに安定しているので、いちいち歌を褒めていたら文が進まないので、以後は気になった点だけを書きます(笑)。
取りあえずこの曲で気になったのは、特殊音が多いせいかカラオケが耳につくことです。個人的にはカラオケは「リズム隊であるベースやドラムですらカラオケに合わせなくてはならない」「どうしても安っぽい感じになる」のでライブでの使用はあまり好きではありません。
LovePsychedelicoサポメンの権藤知彦さんのように、バックミュージックやSEをコントロールしてくれる人がいたり、逆につじあやののライブのように編成に合せてアレンジを変えてくるなどの構成がなされていれば良いのですが、ちょっとこのあたりはCD通りに演奏しようとしすぎな感じがしますね。

あとKOKIAのライブでは多いことですが会場の空気が重く、入場時にも拍手すら起こりませんでした(突然、入場して曲がスタートしたということもありますが)。個人的にはもう少し空気が軽い方がリラックスして鑑賞できるのですが(^_^;

曲は間髪いれず「so sad so bad」が始まります。この曲も重いので圧迫感は変わらぬまま。歌の迫力はすごいのですがノッケから重いなぁ、というのが正直な印象です。
3曲目は「何もかもが星になって」。もっと後の方にやると思ってたので、ちょっと意外。この位置だとちょっと曲が軽く見られがちかな。好きな曲を聞けて嬉しいですが、もっと満を持して出てほしかったかな。
次は優しい曲調の「やさしくされると やさしくなれる花」ですが、生歌はCDで聞くよりも迫力があり、強い意思も同時に感じました。

「song of pocchong ・雫の唄」はアイリッシュな曲で、スカートをつまんで跳ねまわるKOKIAがキュート。しかし会場は重さが継続されていて、手拍子すら始まらず…。うーん、静けさの中一人踊るKOKIAはなかなかシュールな光景。明るい曲の後ならもっと盛り上がったような気もしますがね。勿体ない。
「Lacrima」は眠気をさそうような穏やかな曲。妻がお疲れのためか、このあたりは微妙に眠そうでした(汗)。
「道化」は初めて聞く曲(ライブでは前からやっていたみたいですが)。攻撃的ながらも自虐性を感じさせるところもあり、古典演劇を感じさせる曲でした。

優しい曲調の「あたたかい場所」から、教会の思い出を語り、続けて「Ave Maria」。カッシーニのカバーですが、暗闇の中に浮かび上がるような演出も相まって、幻想的で厳粛的。歴史ある教会の中にいるような錯覚さえ思わせる表現力に、とても感動しました。
定番の「Remember the kiss」の後は3rdの中堅曲「安心の中」で一部が終わり15分の休憩となりました(この曲で終了というのもちょっと意外)。

一部は全体的に静かで重めの構成でしたね。KOKIAも「今日は静かですね…」と何度言っていましたが、この構成ではさもありなんという感じです。


白い膝丈ドレスに衣装変えした2部は「私は歌う小鳥です」から始まる何と9曲のメドレー。メドレーと言っても曲の1/3以上は歌っているので、3曲以上連続で歌い上げることになります。
体力的にも精神的にも苦しいと思えますが、見事に熱唱。最後はちょっと声がかすれるところもありましたが、明るい曲の「give&take」になってからは、お客さんからも手拍子が始まり、会場が一体となって後押ししていたのが嬉しかったです。

メドレー内では私の好きな「調和」と「The rule of the universe」が良く、間奏のベースソロが格好良かったです。
CD未発売曲の「U-cha-cha」も前向きな明るめの曲で気に入りました。
「Princess EHIME」はひたすら変な曲なのでまさか歌うとは思いませんでしたが(ライブ初か?)、変わった曲好きな私としては"みーかーんのつぶつぶー"を聞けて良かったです(^_^;

3rdの名曲「大事なものは目蓋の裏」に続いて、ファンの多い「I believe ・海の底から・」。この曲は毎回、凄い迫力で、全精神をかけて歌い上げている気がしますね。
次は蜀台に炎が灯る演出から始まった「il mare dei suoni」ですが、前曲以上に渾身の情熱的な歌いこみ。まさにその破壊力には圧倒せざるを得ません。

「everlasting」はCDでは大人しい曲ですが、生歌だと意志がひしと伝わってきますね。
一転して「say goodbye & good day」はアップテンポで前向きな旅立ちと別れの曲。CDではあまりピンときませんでしたが、ゲーム(Tales of Innocence)のエンディングや、ライブではすごく映える曲です。
多分、別れの前提となるストーリがあると歌詞が際立つんでしょうね。KOKIAが手を振るようにフリを催促してましたが、ほとんど皆のってくれない(手拍子のみ)なのはご愛敬か(汗)。
最後は静かな決意が心に残る「小さなうた」で終了。

割れんばかりの拍手の中、アンコールはピアノ弾き語りの定番「ありがとう…」。
そしてバンドメンバーが登場しての「かわらないこと・since1976・」で終了。

充実の3時間半でした。
惜しむらくは全体を通して明るい曲やアップテンポな曲が少なく、一見さんには厳しく感じられるセットだったこと。
せめて2部はもうちょい明るい曲を増やても良かったかも。

個人的には新アルバムで私の一押しの「Follow the Nightingale」がやらなかったこと。特殊音が多いのでライブでは厳しかったんですかね?まぁ、これからに期待しております。

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