2008年03月09日 (日) | 編集 |
ちょっと前の話題ですが、夫婦で共通の好きなアーティストであるKOKIAの最新アルバム「the VOICE」が2/20に発売されました。
The VOICE / KOKIA
デビュー10周年記念作品というだけあって、歌だけでなくサウンドや編曲・録音にも力が入っており、前回の独立レーベル立ち上げの「aigakikoeru」が、KOKIAの歌に頼ったインディーズ版のような音源だったのに比べ、かなり充実した内容になっています。
前作も出来は良かったものの、そんな理由で作成環境に不安を感じていたのですが、今回でそんな杞憂は完全に払拭されましたね。
さて、今回のアルバムですが、POP要素は除かれ、クラシックやオペラの流れを汲んだ作品が多くなっています。
新規開拓のファンを掴む意味では難があるでしょうが、1ファンとしては徹底的に方向性を絞った嬉しい仕様。
アルバムとしてのまとまりもあり、音楽とともに声楽の技術的な面も多彩に遺憾なく発揮された完成度の高さは、これを越えるのは無理だと思っていた最高作「Remember me」に迫る傑作です。
惜しくも、POPさをも内包した「Remember me」には勝てませんが、アルバム全体で考えると一番好きな作品かもしれません。
個人的には、1曲目の静謐な「穏やかな静けさ」から、オペラ風曲「Follow the Nightingale」(DSゲーム:テイルズオブイノセンスのタイアップ)の流れが良く、続いても、名曲のカバー「Ave Maria」、天国の友人に送る「届きますように」、ケルト風の「song of pocchong ・雫の唄」までを一気に聞かせます。
中後半では、歌で世の中に訴えかけて生きたいというメッセージが明確に現れた「何もかもが星になって」「小さなうた」「私にできること」が良いです。
KOKIAの欠点としては、自分の思い入れやメッセージ色が強く、直情的なためか歌詞の精密な練りこみが甘いというものがありますが、今回はそのような欠点はほとんど見られず、想いをストレートに伝えながらも歌詞レベルも高いものになっています。
これからの活躍に更に期待ができますね。
しかし、KOKIAのタイアップ(NHKオリンピック、アギト、ガンスリなど)は外れてばかりなので、なんとかヒットしてほしい…。
ヒットすればよい訳ではないですが、独立弱小レーベルですからね(汗)、早く"実力はあるが知られていないアーティスト"を卒業してほしいものです。
The VOICE / KOKIA
デビュー10周年記念作品というだけあって、歌だけでなくサウンドや編曲・録音にも力が入っており、前回の独立レーベル立ち上げの「aigakikoeru」が、KOKIAの歌に頼ったインディーズ版のような音源だったのに比べ、かなり充実した内容になっています。
前作も出来は良かったものの、そんな理由で作成環境に不安を感じていたのですが、今回でそんな杞憂は完全に払拭されましたね。
さて、今回のアルバムですが、POP要素は除かれ、クラシックやオペラの流れを汲んだ作品が多くなっています。
新規開拓のファンを掴む意味では難があるでしょうが、1ファンとしては徹底的に方向性を絞った嬉しい仕様。
アルバムとしてのまとまりもあり、音楽とともに声楽の技術的な面も多彩に遺憾なく発揮された完成度の高さは、これを越えるのは無理だと思っていた最高作「Remember me」に迫る傑作です。
惜しくも、POPさをも内包した「Remember me」には勝てませんが、アルバム全体で考えると一番好きな作品かもしれません。
個人的には、1曲目の静謐な「穏やかな静けさ」から、オペラ風曲「Follow the Nightingale」(DSゲーム:テイルズオブイノセンスのタイアップ)の流れが良く、続いても、名曲のカバー「Ave Maria」、天国の友人に送る「届きますように」、ケルト風の「song of pocchong ・雫の唄」までを一気に聞かせます。
中後半では、歌で世の中に訴えかけて生きたいというメッセージが明確に現れた「何もかもが星になって」「小さなうた」「私にできること」が良いです。
KOKIAの欠点としては、自分の思い入れやメッセージ色が強く、直情的なためか歌詞の精密な練りこみが甘いというものがありますが、今回はそのような欠点はほとんど見られず、想いをストレートに伝えながらも歌詞レベルも高いものになっています。
これからの活躍に更に期待ができますね。
しかし、KOKIAのタイアップ(NHKオリンピック、アギト、ガンスリなど)は外れてばかりなので、なんとかヒットしてほしい…。
ヒットすればよい訳ではないですが、独立弱小レーベルですからね(汗)、早く"実力はあるが知られていないアーティスト"を卒業してほしいものです。
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