旅は道連れ世はつれづれに。主にアナログゲームや玩具について赴くままに描き募るブログ。長女と次女の成長記録もちょっとあり、です。
「ゲームマーケット2022春」に行ってきました
2022年05月22日 (日) | 編集 |
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色々あってブログを書く気持ちにならず、長らくのあいだ放置していたのですが、1年ぶりに妻とゲームマーケットに参加してきたので、参加記を残そうと思います。

参加したのはゲムマ1日目の土曜日。
午前中は次女の朝練準備や、長女の通院の付き添いで慌ただしかったのですが、妻がその間に出かける準備をしてくれたので12時過ぎに国際展示場駅に到着することができました。

前に来た時は青海だったので、ビッグサイトを見るのも本当に久しいですね。
駅のすぐ側だった青海も利便性が高かったのですが、天気さえ良ければ、駅から逆三角形の会議棟が近づいてくるのも趣きがあり、遊歩道のチューリップも陽に映えて綺麗でした。
そんな絶好の日和……という行き過ぎて4月とは思えない暑さのため無理はせず、まずは近くのマクドナルドで休憩と昼食をとりました。

待機列はそれなりに並んでいるように見えたのですが、手際よく誘導されて30分も待たずに受付に到着。
前回は1時間以上待たされたと聞いていたので覚悟をしていたのですが、改善されていたのではないでしょうか。
帽子を持ってこなかったので、外で並ぶ時間が短くて助かりました(次は気をつけましょう)。

詳細な内容は[続きを見る]から。


妻は当日券、私はパンフレット付属の引換券なので、入場は別々に。
最初に向かったのは左上のエリアで、Power9Gamesさんのアニマルビンゴを狙っていたのですが、残念ながら売り切れでした。
27部しかなかったようなので、これは仕方ないですね。
そんなことをしているとあっという間に妻がやってきて合流しました。


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次は近くにある77spieleさんのブースに行き、同じく動物ものの「ドウブツつくろ」をゲット。
「木馬と英雄」や「天下鳴動」など、切れ味の良いシステムに定評がある与儀さんの新作だけあって、今回も6歳以上から遊べる手軽さにもかかわらず、大人でも歯ごたえがあるゲームとなっています。
ブースにもドウブツ名として登場するパンダやライオン、フラミンゴ、クオッカ(カンガルー科なのですね。初めて知りました…)が並べられていますね。

次は大きく移動し、反対側にある右下のエリアに移動。
今回の会場は凹を逆さにしたような形になっており、ぐるっと大外を回る必要があります。
行ったり来たりするのは大変ですが、出店されている側からすると、人の流れが発生するので良いのかもしれませんね。


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目当てはMARUさんの「HAMU-LOG」。
それほど個数が多くなさそうなので心配してましたが、無事に購入できました。
今回はなぜかハムスターが登場するゲームが多いというシンクロニシティがあったのですが、その中でもカード70枚のユニークカード(!)で、更にハムスターカードに性格を記したフレーバーテキストありという熱意と、大人でも楽しいシナジーのあるカードシステムにうたれ、ハムスター飼いとしてはぜひ手に入れたいと思いました。
ブースの方と少しお話しましたが、(当然)ハムスター好きのようで、後で他のハムスターゲームもチェックしたいと仰ってましたね。
後、ハムログのスタッフTシャツが可愛い!


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こちらは、Bitaby&双子のライオン堂書店さん。
本や美術を題材にしたアナログゲームを販売しており、ブースもまるで本屋のような展示になっています。
お目当てはラミネートラミーのリメイクである「パスティーシュ〜最高傑作の誕生〜」ですが、「旅するゲームブック:ブレーメン」も面白そうなので購入しました。
内容は、作者が実際にめぐった約100カ所のスポットを追体験するガイドブックとのこと。
ドイツにはまた旅行に行きたいですが、しばらくは先のことだと思うので、これで気分を味わいたいですね。


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妻がなぜか事前チェックで気になっていたのは魑魅〜ずさんの「お嬢様人狼」。
オンライン版もあるようですが、コンポーネント目当てなのでパッケージ版を購入。
可愛いキャラクターですが、その中におじさんが転生した人物がおり、それを人狼的に当てるというエッジが効きすぎる内容で、「ワイがお嬢様ですわ」(イントネーションに注意)というコピーがインパクト絶大です。
ガチャガチャも引かせてもらいましたが、工作感あふれる形状で、なかなか出ないハプニングがありました(狙っている?)。
ちなみにメンバーに関西の人はいないそうです!


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ベテランである中村誠さんのブース。
毎回、ブースに行くと驚きがあるのですが、今回は「キミもことわざクリエイターキャンペーン」という、新作ゲームの発売に関連して「サルも木から落ちる」に似たことわざを書くと割引キャンペーンを行ってました。
写真は残念ながらお客さんがいたので撮影できなかったのですが、中村誠さんがツイッターで皆が作成した写真を載せていましたよ。
妻がなかなか良いのを思いついたのでことざわを付箋に書き(どれが妻の作品かは秘密)、新作「スイレントスイレン」を割引購入しました。
気になっていた「マネとモネとマネのマネ」がなかったのと、中村誠さんが接客で忙しそうでお話を聞けなかったのが残念でしたー。


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こちらもいつも寄らせてもらっているコトノハゲームズさんのブース。
2人用ナラティブTRPG「魔女と獣とふたり旅」と、そのサプリメント(拡張ブック)「魔女と獣と巡る世界」を購入しました。
いつもながら、しっかりした製本と、佐々木先生のカラーの表紙が美しいです。この値段で出せるとは本当に驚き……。
家ではTRPGをする機会はなかなかないのですが、藤浪先生の温かみのある文章と豊かな発想の設定群が好きなので読むのが楽しみです。


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同じく、いつも寄らせてもらっている、るりるりゲームズさんのブース。
いつも自分が思い描くシステムを実現するため、手作りで工作しているのが本当にすごいです。
ラブリー会さんとの合同作品である「エアーエクスプレス」は、ピンボールのテイルト(揺らす)的なシステムを使った意欲作。
他にも別府さいさん、さとうみおさん、囲碁プロ棋士とのコラボなどバラエティー豊かなラインナップで、妻は「Yakitori」が気になった様子。
久しぶりにるりるりさんにお会いすることができたこともあり、つい「るりるりさんの作品、端から端まで全部買う!」とやってしまいました(後悔はしてない)。
その代わり、運搬が大変なため(手作りゆえ壊れやすいので)、取り置きしてもらって最後に回収させてもらいました。ありがとうございます。福島からの遠征お疲れさまでした!


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しらたまゲームズさん。しらたまさんは常にかわいい。
当然、しらたまさんのゲームである「ゲットスピッツ☆ラブ」を購入しにきたのですが、これは「ゲスラブ」の拡張ゲームで、本体は(ウチではテーマ的にやらないだろうと思って)今まで未購入でした。
予定ではカードだけを愛でるために買うつもりでしたが、やはりゲームも遊んでみたいので「ゲスラブ」も購入。
ルールを読む限り、パーティーゲーム的なテーマにも関わらず、秘匿、競りなどの要素も含み、なかなか骨のあるシステムに見えるので遊ぶのが楽しみです。


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ASOBI.deptさんのブースは、なんとボドゲ神社が出現していました(顔出しOKということで写真を掲載させていただきました)。
10種類のお守りがありましたが、私は、極度のダイス不運人間なので、「賽子安全守」を購入。これでベガスで勝てる……!(結果は後で報告します)。
行くまで気がついていませんでしたが、あの名作「まいごねこ」のブースさんでしたね。

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私のプレイヤーカラーは緑なので、緑が良かったのですが、売り切れだったので汎用的に使えそうな赤を購入。
私が緑をプレイヤーカラーにしたのは他と被らなそうだから、という理由だったのですが、意外と緑を選ぶ人は多いのですね。
ブースの方も仰ってましたが、「棚豊満守」は人によって良し悪しがあるような……。
もし「積遊具消化守」があれば、次回買います!

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おみくじも引きましたが、すごい凝っていて感心しました。
妻のがカッパたんでかわいい!
私は小吉でしたが、王と枢機卿を買えばいいのですかね……?(違う)


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くらげシステムさん。
「アクアガーデン」のオリジナル駒を交換するために訪れたのですが、ジンベイザメのコマがかわいい「さめプラ」と、ウシコマを振って立てるという斬新な「うしコロ」。
どちらも可愛く、悩んだ末、少人数でもオススメという説明で「さめプラ」を購入することにしました。
撮影させていただいたときには、すでに新作「パンまん」が売り切れ。
写真的には残念でしたが、人気があるのは喜ばしいですね!


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スタジオムンディさんの「ギャラクシーねこのばし」。
こう見えてもクニツィア氏の作品で、説明の序文にある「ねこはのばすと喜びます」はインパクトあります。
お手軽なパーティーゲームなのですが、記憶や考えどころを適度に持ったシステムは流石です。
2人用のキャラの「ボクモ、ネコ、ノバス!」と言っている宇宙人がカワイイ。


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トマソン玩具さん。トリックテイキングゲーム専門のモグワイの別ブランド名です。
ここでは、長谷川登鯉さんがこれまで手掛けた10年間のボードゲームアートをまとめた「拾年図録 上巻」と「プレイングカード77」を購入しました(※下巻はBoothにて後日発売されました)。
自分のブログで確認すると個展から8年も経つのですね。とても懐かしいです。
過去の作品を今見ても古びることないのは、ことさらにアートを強調するのでも流行に合わせるのでもなく、ゲームが好きで、真摯にゲームに寄り添うことを考えているからだと思います。
10周年おめでとうございます。今後も素晴らしいアートで楽しませてください。
そういえばトマソンは超芸術トマソンから取ってるのですかね……。由来を聞こうとして忘れました。


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隣のさとーふぁみりあさんのブース(今回はらなとパパさんのブースと合同)では、「まめとり」を購入。
手探りで豆を指定数引くというシンプルな内容ながらも、黒豆や1個違いでも得点など、小技が効いていて遊ぶのが楽しみです。
もぐらのすごもりやコリントコンストラクションなど、さとーさんのアクションゲームって素材のシンプルさを生かしながらもルールが整備されていて、かなり好みなのですよね。


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そろそろ帰る時間なので「ManifestDestiny&カナイ製作所さんで、唯一予約していた「ウニコルヌスの騎士」を受け取り。
マイス&ミスティクスや、アンドールの伝説を通して、協力ファンタジーボードゲームの面白さに気づいたので、名作の復刻は嬉しいですね。


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会場の様子。
15時ぐらいなので、結構空いてきていますが、12時過ぎでも通路はそこまで混み合うことはなく、移動はスムーズでした。

最後にるりるりさんのところに寄って、急いで帰ろうと思いましたが、道すがらkurumariさんのブースで評判の高い「ストリームス・クロス」も購入してしまいした。てへぺろ。
基本だけ買うつもりだったのですが、説明を聞いてるうちに拡張の「エクストリーム・クロス」もゲーマー向けにチューンナップされていそうなので、一緒に購入しました。500円だったら万人が買いますよね…?


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おまけ。ゲームマーケットのマスコット、サイ、コロ、バン……ではなく、池袋で行われていたカービィフェア。
今回、退場してからはゲムマの入り口を撮影することはできませんでした。残念。


久しぶりに訪れたゲームマーケット。
いつもと比べるとほぼ調査せずに参加したのですが、活気と創作のエネルギーに溢れていて、つい、例年と同じぐらいお買いものをしてしまいました(汗)
後で調べてみたら、SzpiLABさんの「プラネピタ」や、ボドゲイムさんの「間違いさがし開発課」も気になったので、目についたら買っていたでしょうね……。
好きなことに注力している人々を見るのは眩く、自分も頑張ろうと思いを新たにしました。
お相手いただいた皆様、ありがとうございました。
願わくば、このコロナ禍の状態が早く収束しますように……。


以下は購入物です(いわゆる戦利品)。
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・旅するゲームブック:ブレーメン (Bitaby&双子のライオン堂書店)
・パスティーシュ~最高傑作の誕生~ (〃)
・プレイングカード77 (トマソン玩具)
・長谷川登鯉 拾年図録 上巻 (〃)
・ウニコルヌスの騎士たち (ManifestDestiny&カナイ製作所)
・スイレントスイレン (中村誠)
・ストリームクロス / エクストリームクロス (kurumari)
・Yakitori  (るりるりゲームズ)
・エアーエクスプレス (るりるりゲームズ)

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・魔女と獣とふたり旅 (コトノハゲームズ)
・魔女と獣と巡る世界 (〃)
・お嬢様人狼 (魑魅〜ず)
・ゲット★スイートラブ (しらたまゲームズ)
・ゲット★スピッツラブ (〃)
・ボードゲームお守り 賽子安全守 (ASOBI.dept)
・ハムログ HAMLOG(MARU)
・さめプラ (くらげシステム)
・ギャラクシーねこのばし (スタジオムンディ)
・ドウブツつくろ (77spiele)
・まめとり (さとーふぁみりあ)
・トリテンシ (るりるりゲームズ)
・Dr.野口っちトリテ (るりるりゲームズ)
・天咲碁所桜 (るりるりゲームズ)
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