2019年05月30日 (木) | 編集 |

久しぶりのボードゲーム記事です。
ゲームマーケットは毎回参加していたのですが、ブログを書くテンションが維持できなかったことと、他に優先すべきことがあったのでお蔵入りになっていました。
でも、やはり文章を書くのもボードゲームも好きなので、今回からは継続していければと思います(しかしFC2ブログの入力フォームが変更されていて慣れない…)。
さて、今回のゲムマで特筆すべきことは、今年に新設された青海展示棟が会場であること、そして次女が初参加したことが挙げられます。
他の同行者は妻。長女は部活で忙しいので今回はパスです。
尚、今回は土曜日1日だけの参加です。
詳細な内容は[続きを見る]から。
青海展示棟の最寄り駅は東京テレポート駅。
パレットタウンの近くのため大観覧車も目の前に見えます。
ビックサイトは会場まで距離がありましたが、こちらは本当に目の前!
東京テレポート駅で降りるのは初めてだと思い込んでいましたが、前年のディズニーランドの帰りに日本科学未来館に寄っていました。
その日も6月の割にとても暑い日でしたが、この日もなかなかの暑さでしたね。
開場時間である10時前に着いたので列に並んで入場待ち。
列は会場内にも続いていて、室内に入ってもしばらく順番を待つ必要がありましたが、中は冷房が効いていて快適でした。
新会場の空調が不安だと言う声もありましたが、この日はまったく問題なかったですね。
また人出は多かったのですが、会場の規模が大きくなった余裕からか通路も広くなり、混雑も緩和されている様子でした。
次女がお手洗いに行くこともあり、まずは私と、妻・次女チームに別れ行動します。
(ちなみにお手洗いも綺麗で良かったそうです)。
私が最初に向かったのはsukuranburuさん。
「ナゾトキゲーム code:box #3 人形使いと思い出のアトリエ編」を購入しました。
秋に売っていた#2は、「#1もまだ解いてないから、後で良いかー」と思っていたら、何と今回は販売なし。
まさか早くも#3は出ていて#2は売ってないとは予想外でした……。
取りあえず#1はかなり面白かったので#3も期待大です。
妻と次女が最初に向かったのはちゃがちゃがゲームズさん。
華やかな瓶入りという見た目で妻も気になっていた「フラワーズ・フォー・バルコニー」を購入しました。
店番をしていたのは「エンジェリストゲーム」「にゃんこパイレーツ」など色々なゲームのイラストを担当されている井上磨さん。
このゲームにもアートワークとして参加されているそうです。
また、後で写真撮影をお願いをしに行った時に飴をいただきました。ありがとうございます。
子どもにはサービスしてくれるブースが多くて、次女も喜んでいましたね。
次に妻と次女が向かったのは、しらたまゲームズさん。
買う予定のゲームはなかったのですが、何かどれでも買えばしらたまさんのウチワがもらえると聞いて、しらたまさんのクロスを購入しました。
本当は1本だけだったと思うのですが、ついていった次女もウチワをもらえたとのこと。
二人ともしらたまさんファンなのでありがたいですね。
いつも寄っているひとじゃらしさんのブースです。
「いいねチップ」の第2弾を売っていたので2つ購入しました。妻も好きな縹悠希さんのイラストが実に味わいがあります。
すごろくテーマのトートバックも毎回欲しいのですが、グッズとしてのトートバックを買いすぎで家に溢れている状態なので未だに悩んでいます。
鍋野企画さんのブースで「グラシエラ」を次女と試遊しました。
コマを互いに置いてどれかの色が3つ揃ったら勝ち、というシンプルなルールですが、フィールドが広く、またオレンジだけが多いので、うかつに置くとすぐに勝負が決します(最初、次女が4手目で負けたのは驚異的なうっかりでしたが……)。
自分の手番なら巻き戻しが3回できる、という「待った」がルールに組み込まれているのもユニークですね。
コマの手触りも良く、将棋の駒や碁石のように配置するだけで満足感があります。
結局、全部置ききったため後手の私の勝ちでしたが、もっと戦略を練ればその前に必勝の形に持っていく方法があるのかな。
オレンジを残さないのが基本と思うので、そのあたり研究してみたい気になります。
青色コマが欲しかったのですが、残念ながら既に売り切れ。
もう青色の再販はないかもしれませんが、次回があったら予約しようと思います。
JUGAME STUDIOさんの展示。
落語や鎌倉、盆栽などユニークなテーマのゲームを多く出しているサークルです。
伝統と近代的なスマートさを兼ね備えたアートワークで、可愛らしさもあります。
目を引くのか、外国人を含む多くの人が足を止めていました。
我が家でも特製の手ぬぐいがつくと聞いて、妻も購入候補にしていた「BONSAI UCHU(ボンサイウチュウ)」を買いました。
2人での対戦ゲームですが、途中で育てた盆栽を互いに交換しあって育てる、という盆栽のテーマを活かしたシステムになっているようです。
妻が興味を持ったと言えば、水色のタコの人形。
名前は6本足にちなんでヘキサくん。残念ながらゲームのメインキャラではないのですが、今後ぜひ主役のゲームを出してほしいところです。
このタコをデザインしたジョーダンさんは「TOKYO JIDOHANBAIKI」「TOKYO JUTAKU」「TOKYO METRO」という自動販売機、住宅、地下鉄をテーマしたゲームも作っています。
自動販売機は機械の中にミニチュアの瓶をジャラジャラいれるゲーム(コロリンナイトを思い出しました)、住宅はウボンゴ的にパーツを間取りに合わせるパズルゲームで、次女が試しに遊びましたがパーツの形が不規則なのでウボンゴより難易度高かったです。
お昼はキッチンカーが出ていたので、やきそばとクレープを買って食べました。
次女と妻がバナナ系の甘いデザートの中、私は渋くツナマヨを注文。
おかず的なクレープは初めて食べましたが具材がマッチしていて想像していたより美味しかったです(もっとボリュームは欲しかったけど)。
テーブルの数は少なめで、キッチンカーも軽食以外はかなり並んでいました。
噂通り近くも食べる場所はあまりなく、パレットタウンまで行かなくてはならないとのこと。
ビッグサイトは充実していたので、このあたりは子連れにとって注意すべきポイントですね。
カタログで気になっていたオーロラモデルさんのメタルフィギュア。
クマのフィギュアがかなり可愛いのです。
妻はどれを買うか悩んだ挙げ句、勇者とプリーストを購入。
私もハツカネズミ卿が気に入ったので買いました。600円と破格の値下げがされていたこともありますが、マイス&ミスティクスに使えそうなデザインとサイズもポイントでした。
しかし誰が色を塗るんだろう…(不器用な私でないことは確か)。
こちらも、いつも寄らせてもらっている堀場工房さん。
新作の「東京レジスタンス」は、治安警察とレジスタンスに分かれて戦う1対1の非対称ゲームになっています。
戦略カードプレイして指揮するタクティカルな内容で、テーマが次女向けではないので買うには至らなかったのですが、ネットでの評判を見る限り良作そうですね。
ストーリーも漫画により分かりやすく紹介。
互いの主張がぶつかる熱い物語ですが2048年の日本がこうなっていないと良いですね……(汗)
写真は漫画、イラスト担当のいさぎさん。
顔出しOKとのことで掲載させていただきましたが、いい笑顔ですね!
中村誠さんのブース。
新たな神経衰弱の可能性を模索したり、低価格の紙箱を考案するなど、毎回チャレンジングなことを精力的に行っています。
今回はちょうど空いている時間帯だったので、色々なお話を聞くことができました。
作品には「令和」の正式な字体が複数あることを利用した神経衰弱や、紛らわしい地名である青海と青梅をカードにした「あおみおあおうみ」など、タイムリーなゲームも。
私が購入したのは点字を使った神経衰弱(?)「大テンジ展」。動物十二支のイラストが可愛いのです。
猫もいますがこれはフルーツバスケットを見てとのこと。私達の世代はフルバの影響力強いですね……(私は概要を知ってるだけですが)。
妻が買ったのは令和衰弱と、コインの金額を一瞬で検索するゲーム脳トレーカルトン。
(妻は知っていたようですが)あのお釣りを乗せるトレイはカルトンというのですね。
他にも星座の写真を使った神経衰弱ゲーム「ほしあわせ」に興味あったようなので、次の機会に買おうと思っています(探すための星座豆知識が気にいったようです)。
ぎゅんぷく屋さん。
拡張セットのサマリーと牢獄のキラカード(!)を無料配布していたのでもらいに行ったのですが、売り子の方が「館の主人」のコスプレをしていて笑いました(長女がこれを見て、行けばよかった!と言ってました)。
ワイングラスと葉巻がキマっていますが、空調が効いた室内にも関わらずかなり暑かったようです(汗)
ワンナイトマンションは、すごろくやから「目撃者たちの夜」として製品化されるとのこと。
娘たちが好きなイラストもそのままなので、これは買いたいですねー。
ここで「練馬おやこボードゲームの会」のゆうりさんと遭遇。新会場の雰囲気や、ゲーム(先程の中村誠さんで買ったものとか)の話をしました。
この広い会場であえるとは思ってなかったので、嬉しかったですね。
最近は子どもたちが忙しくてなかなか参加できないのですが、また秋にでも会に伺えたらと思います。
一方、いつもお会いしているスゲさんとは遭遇できませんでしたね……。こちらは残念。
大テンジ展を買われているようなのでミアミスはしてると思うのですが。
JOKER PROJECTさんで予約していた「あざらしアタック」を購入。
アザラシ愛に満ち溢れたイラストが特徴ですが、ゲームも3アクションポイントを採用したシステムで本格的。
攻撃要素もありますが、準備が必要だったり、へそくりの分までしか奪えないなど単純な殴り合いではない抑制が効いたルールに好感を持ちました。
また、ここではミニ謎解きゲームが企画されており、いくつかのブースにある問題を見ながら解いていく形になっています(上の写真の左下にも掲示されていますね)。
何気に用紙を受け取りましたが、次女がやる気を見せ、巡りながら頭を悩ませていました。
難易度はそれほど高くないですが、次女にはちょうど良かったみたいですね。
ちなみに無事解いて、あざらしの特製ステッカーをゲットしました!
上さまゲームズさん。
事前情報で「ぱんとら」が気になっていたのですが、秋に見送りとのこと。
ここはPayPayやクレジットが使えるのですね。
そういえば会場は電波状況も懸念されていましたが、メールや通話をする分には問題なかったです(容量が大きい画像などは送りづらかったという話も後で目にしましたが)。
ぱんとらの内容物を見せていただきました。
動物コマの可愛さに目がいきますが、運送会社テーマで、自分の会社を発展しつつ物資を運ぶ
本格的な内容です。
カードやマップなど内容物も充実していて、秋が楽しみですね。
たま々さんのブース。
娘たちも好きなシープマッチを使った新ルール「シープ富豪」を配布していました。
内容は「強そうな羊が勝つ」という微妙に狂気を含んだもの(褒め言葉)。
こいつら、可愛いのにやたらと凶器持ってますものね……。
ルールはネットでも閲覧できますが、やはり紙媒体が欲しいものです。
次女は家にあるゲームを見かけると嬉しいようで、目ざとく「シープマッチあるよー」と言ってました。
かなりブース巡りをしたので疲れているでしょうし、飽きるかとも思ったのですが、そんな素振りも見せず、荷物も分担して持ってくれて戦力になっていました。
こちらもお馴染み、モグワイさんのブースです。
今回も「翡翠の商人」を始め、色々なアートを担当されている長谷川登鯉さんが店番をされていました。
7周年ということもあり「セブンスナイト」が再販されたとのことですが、妻がゲームマーケットに興味を持ったのは、このゲームとどうながねこぞくだったので本当に懐かしいですね……。
セブンスナイトは次女も最近、遊んだのですが面白くて何回も繰り返していましたよ。
新版では中央の花カードがタイルになっているなどパワーアップされています。
ここでは委託品の「にゃんこパイレーツ」を購入しました(これもアートワークはモグワイさん)。
ウチでは年齢層が低いゲームかな、とも思ったのですが、表紙の猫が腕白で格好可愛いく、即購入を決めました。
実際ルールを見ても、「強制的に協力」のような尖った要素もあり、大人でも気軽に楽しめるのでは、と期待しています。
ちなみに後でハピエストタウンのお城カードをもらうのを忘れたことを妻に指摘され、再度伺ったのですが、その時はツクダヒナミさんが店番をされてました!
前回もいただいたラムネですが、今回はセブンスナイトです。
これは家族一同、嬉しかったですね。ありがとうございます!
(そういえば前のラムネももったいなくて食べてないぞ……。開封しないと)。
ここで「くいしんぼうなアリさん」「カエルの王国」「Three Magic」のイラスト担当で著名な高見 誠(タカ)さんと待ち合わせ。
互いに年齢が近い娘がいる環境なので、自然とゲームと共に子育て(学校、部活)の話になります。
オインクゲームズさんの近くで話していたので、ついでに次女と新作「ナインタイル パニック」で遊んでいたところ、タカさんも買うかどうか迷っているとのこと。
ナインタイルよりルールは複雑ですし、私が次女に圧勝して、次女にマイナス印象がついた(笑)ので即買いは免れましたが、まぁネットの評価も良いし、実際面白かったのですよね……むむむ。
別れ際に名刺をもらいましたが、裏面が町並みになっていて綺麗です。
ハピエストタウン、ねこねこドミノタウンもそうですが、タカさんの書く街の風景は異世界的であるにも関わらず日常感があってとても好きですね。
また秋にも会いましょう。
シェパードキットさんの「オーシャンクライシス」。
海の環境を守る、という社会的なテーマを扱いつつ、完成度が高い協力ゲームになっているそうです。
今回は此木創遊 The Wood Gamesさんでも「ネコハーバー」を買っているのですが、台湾のゲームはちょうど良い複雑さ(中量級)で、テーマも独特なものが多く、イラストも好み(日本に近い?)という3拍子揃ったものが多く、毎回気になってしまいます。
出展しているブースも他に複数あり、勢いを感じますね。
次に(写真を撮らなかったのですが)るりるりゲームズさんのブースで「怪盗のぱん」も受け取りました。
セキュリティを破って宝石を手に入れるという内容なのですが、傾けたり回したりすることで物理的に宝石を下に落とすのがユニーク。
しかし、これがまた立方体的に大きく、次女のリュックがみっしりと詰まりました。
購入した方のなかには、実物を見て「後で取りに来ます」と言っていた方もいたそうです(笑)
今回もお子さんと店番をしていましたが、ブースにいても物怖じせずしっかりしたお子さんですね。
企業ブースはあまり回らなかったので写真があまりないのですが、現在BGG1位の「グルームヘイヴン完全日本語版」がアークライトさんから発売される情報だけは抑えてました。
かなりのテキスト数があると聞いているので、これはビッグニュースですね。
タイプとしては協力のファンタジーRPG的ゲーム。
我が家ではマイス&ミスティクスの拡張やアンドールの伝説を積んでるので、それよりも重いゲーム(かつ約2万円予定の高価)は手を出さないと思いますが……(やや弱気)。
他にも企業ブースでは、放課後さいころ倶楽部のアニメ化ステージや、著名なゲームデザイナーと怪獣デザイナーが参加する大プロジェクト「KAIJU ON THE EARTH」の発表など盛りだくさん。
ゲームマーケットでは1日では回りきれないイベントになりつつありますね。
(さいころ倶楽部は次女も読んでいることもあり、ステージを見たかったのですが時間がなかった……)。
余談ですが、今回、企業ブースのエリアと同人ブースのエリアが分かれており、通路で行き来するのですが、その通路が企業ブースから見ると分かりにくかったような気がします。
もっと明示的な目印が欲しかったですね。
サイバーダインさんのサメポリー。
妻がネタ的に欲しがったので予約したのですが、「伝説の武器」による逆転要素など意外とモノポリーの欠点をカバーしている感じで、ゲームとしても面白そう?!
我が家にはモノポリーがないので、これが初モノポリーとなります(尚、UNOはゼルダの伝説UNO、人生ゲームはマクドナルド人生ゲームだけなので、家ではレアゲー扱いになっています:汗)。
尚、荷物のトラブルで、後日送付になっていましたが、先日、無事に家に届きました。
ここでミスに気づいたのですが、双六小僧のボードゲーム販売所さんで「海洋公園」を買うのを忘れているうちに売り切れてしまったのです。
「箱が大きいので後回しにして昼前後あたりで買いに行こう」と思ったのが徒(あだ)に…。
水族館をテーマにした中国の重ゲーなのですが、環境を整備しないと魚が死亡したり、上手くやれば出世するなど、本格的で良さそうだったのですよね。
Azb.Studioさんのブースでは、ヒットしたソクラテスラとその拡張を売ってました。
(妻は未だに「カニ箱のブース」というイメージがあるようです)。
前回、撮影を忘れた怪しいブースだけ冷やかしで見に行くかーと思ったら、降霊術者(売り子)の方が気を利かせて雰囲気を出してくれました。
そして、さて帰るか……と思ったら、なぜか購入物にソクラテスラが!
これは聖杯の魔力か、はたまた海洋公園を買えなかった怨念のパワーなのか!
さらに帰り際に「おばけやしきとすうじのアクマ」も購入して帰りました。
めでたし、めでたし?!
……荷物はめっちゃ満杯で帰るのに一苦労でした。次女が戦力になってくれて助かりましたね。
以上、ブースの撮影、ブログの掲載を許可していただいた方々にお礼申し上げます。
お相手いただき、ありがとうございました。
次女はかなり楽しんでいたので秋も参戦することになりそうです。
最後に入手品のまとめ。
・ネコハーバー
・オーシャンクライシス+カタストロフイ拡張
・時代劇3600秒
・おばけやしきとすうじのアクマ
・ソクラテスラ
・にゃんこパイレーツ
・フラワーズバルコニー
・あざらしアタック
・code:box3 人形使いと思い出のアトリエ編
・くいしんぼうなアリさん
・オーロラモデルのメタルフィギュア(クマ勇者、クマ僧侶、ハツカネズミ卿)
・しらたまさんクロス、しらたまさんウチワなど
・いいねチップx2
・令和衰弱、大テンジ会、脳トレーカルトン
・ボンサイウチュウ
・ネッコニャモン、怪盗のぱん
・ハピエストタウンお城カード
・シープマッチ拡張ルール「シープ富豪」
・ねこにがし新ルール
・ワンナイトマンション拡張サマリーとキラキラ牢獄
・JOKER PROJECTさんのミニ謎解き
・サメポリー(撮影時は特典のみ)
最後にパンフレットで〆です。
バンさんの手の長さが毎回気になる……。
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