2016年10月08日 (土) | 編集 |

ディズニーシー翌日、立ち寄る場所を考えた末に近隣の葛西臨海公園に行くことにしました。
ここには水族園があり、そこが主な目的です。
急ぐ旅ではないので、ホテルでゆっくりと朝食を食べてから京葉線で出立。
間違って快速に乗ってしまい葛西臨海公園駅を乗り過ごしてしまいましたが……。
この日は更なる夏日で、少し歩いただけで汗が吹きでるようでした。
懸念していたスーツケースの預け場所ですが、大型のロッカーが改札近くにありました。
数が少なかったので運良く空いていて良かったです。
詳細な内容は[続きを見る]から。

駅から出た風景。噴水が晴天に映えます。
ディズニーの途中で眺めるだけだった「ダイヤと花の大観覧車」も目の前に。
海と大空のコンストラクトを楽しめると思われますが、それほど観覧車好きがいない我が家は先を急ぐことにしました。
公園は想像以上に広く、水族館までもそれなりに距離があります。
大通りを進むとクリスタルビューと呼ばれる門型の建築物が現れ、その素通しに砂浜と東京湾を望むことができます。
広場では汽車型の巡回車が走っていたり、大道芸が行われていたりと、休日の人々で賑わっていました。
ようやく着いた水族館。
入場料は一般 700円、中学生 250円ですが、小学生はタダ!
受付の近くには2mのマグロと背比べできる身長計があり、次女も並んで見上げていました。

ゲートから階段を登り、特徴的なガラスドームを目指します。
葛西臨海水族園はその名の通り海のすぐそばに建っています。
ドームだけが地上にあるので、ぱっと見では水族館とは思えない景色ですね。
建物内はエスカレータがあり、下層へと向かいます。
下には大水槽や数々の小さな水槽があり、次女と妻がはりついて撮影していました。
思っていたよりも広いため、人も多いのですが余裕を持って歩けましたね。
標本が展示してあるスペースもあり、説明も充実しています。
マンボウやシュモクザメ、クラゲなどもいましたが、以下なぜか微妙にマニアックな選出となりました(汗)

写真はジョーフィッシュ、
大きな口で海底に穴を掘り、サンゴや貝殻を積み上げて巣を作ります。
オスは口内で卵を孵化するまで守るとのことです。

私でも知っている有名なヘコアユ。
頭を下にして泳いでいる姿が有名ですが、襲われた時には普通に泳げるのですね。

これまた有名なカクレクマノミ。
そういえば自分だけニモ見てないから、どんな話か分からない……。
スプラトゥーンにも登場しますが、相棒であるアネモネ(イソギンチャクの一種)も様々な種類が鮮やかに展示されていました。

オニダルマオコゼですね。
英名であるストーンフィッシュの通り、岩にしか見えないですが、背びれに人をも殺す強力な毒を持つ危険な生き物だそうです。
食べると美味しいらしいですが、最初に食べた人は凄いですね(海にはそんなのたくさんありますが)。

漂う海藻……ではなくウーディーシードラゴン。
オーストラリアに住む幻想的な生き物です。
派手なリーフィーシードラゴンの方が有名ですが、こちらの方が大型だそうです。

擬態が続きますが、グースフィッシュ。
アンコウの仲間ですが、どこに居るか分かりますか?
小魚を誘うためにある頭にある房は、背びれのトゲが進化したそうです。

2,200トンのドーナツ型の大水槽で泳ぐマグロの群れ。
2014年末に起こった大量死で死滅に追い込まれましたが、ここまで復活したそうです。
原因が不明なため、少しづつ段階を経ながら検証したそうで、その苦労が忍ばれますね。
悠々とした空間にあるドーナツ型の大きな水槽、その中を勢いよく回遊する姿は勇壮でした。

水族館には外に出るエリアもあります。
磯の生きものを観察できる場所となっており、なかなか広いです。

潮だまりを再現したコーナーもあり、見るだけではなく、触れて体験することができます。
サメやエイに触れられるタッチンフィーリンというコーナーもあり、子どもが列を作っていました。

某NHK教育番組でもお馴染みのトビハゼさん。可愛いです。

そのトビハゼさんは「東京湾の干潟」をテーマにした特設展示がされていました。
本当に展示は内容が充実していて、時間があればもう少し見て行きたかったですね。
長女はすでにゆっくり進む妻や次女を待つことに飽き、疲れていましたが……。

国内最大級のペンギンエリア
南アメリアに住むフンボルトペンギン、小型のフェアリーペンギンがいました。

ファアリーペンギン。
奥の方にいるのであまり良い写真がなかったのですが。
ペンギンの中では最も小さい種類で、体重は1kg程度。
フンボルトの子どもにしか見えないですね。

広々としたスペースでのびのびと泳いでいます。
他にもキングペンギンやイワトビペンギンもいるようですが、流石にこの暑さで外にはいないようですね。
階段で地下に降りて、水槽から間近で撮影することもできますよ。

唐突に次女のヒトデ写真。
人が歩いているように見えるので撮影した……ということです。

この館では一部の水槽ですが上から観察することができます。
バックヤードツアーでないと見られない光景ですが、普通に公開しているのですね。

浄水器や波を起こす機材などの説明もあり、水族館好きには嬉しいポイントです。

水族館の模型です。
海に面した施設であることが良く分かります。
レストランもありましたが、朝のバイキングを食べすぎた我々はこのまま帰路につくことにしました。

帰りの道は、かつて関東にあった水辺の自然を再現した広場になっています。
水棲の生き物の他にも、コウノトリやヘラサギなどいます。

ところどころに3択クイズパネル(ナマズのヒゲの本数や、イモリとヤモリの違いなど)もあって、娘たちも答えを探して元気に道を急いでいました。
大人は疲れてゆっくりと後を追いましたが……。

あまりに暑いので、アイスを食べて休憩。
名物のメジもなかです。メジはクロマグロの幼魚の呼称ということ。
塩バニラ味でさっぱりですが、マグロとは特に関係ない普通のアイスのようです(笑)
いつもは車窓から見るだけの公園でしたが、とにかく広い敷地で、ちゃんと回ったら1日かかりそうでした。
駐車場も渋滞していて、その人気が伺えますね。
ちょっと寄るつもりでしたが、前日に劣らず歩いたような気がします(汗)
帰宅して皆くたくたでしたが、今回も楽しい一泊旅行でした。
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