旅は道連れ世はつれづれに。主にアナログゲームや玩具について赴くままに描き募るブログ。長女と次女の成長記録もちょっとあり、です。
第39回偽エッセン会(平日夜ゲーム会)
2016年01月18日 (月) | 編集 |
第39回_偽エッセン
12月、2015年最後の偽エッセンです。
開催日は各自の都合でクリスマスの日となりました。

遊んだゲームはエッセンのスカウトアクション(入場者による人気投票)2位と話題となった「モンバサ (Mombasa)」です。
ちょっと今回は写真の設定を間違ったため枚数少なめです。
このゲームはレビューしてるところも多いので手を抜いても簡易版で良いですよね?

詳細な内容は[続きを見る]から。
 

第39回_偽エッセン_1
賑やかな飾りつけが目を引くフローチャートのクリスマスツリーです。
これは常連さんが持ち寄って、今の形になったとのこと。


第39回_偽エッセン_2
特別メニューは「きのう何食べた?」という漫画の料理を再現したもの。
クリスマスらしいローストビーフをさておいて、注文したのは「デミグラスソースのオムライス」。
むしょうに炭水化物が欲しかったのです!

ふわとろの卵、こってりしたデミグラスソース、とにかく相性バツグンで美味しい。
私はこの日が仕事納めでしたが、疲れた身体に活力が戻ってきました。


モンバサ (Mombasa)
第39回_偽エッセン_3
モンバサとはケニア第二の人口をもつ港湾都市のこと。
ただし、このゲームはそれを冠する架空の企業を指しているようです。

15世紀から20世紀までのアフリカ植民地時代が舞台。
プレイヤーは投資家となり、貿易会社の発展に寄与しつつ資産を増やします。
ゲーム上の企業は西の「モンバサ」、東の「セントルイス」、北の「カイロ」、南の「ケープタウン」の4つ。
それぞれの企業をアフリカ各地に進出させたり、株を購入して勝利点を得ます。

マップ上にある家コマが企業が進出した地域を示し、モンバサは黒、セントルイスは白、カイロはオレンジ、ケープタウンは赤。
「冒険」アクションで隣接する地域に家コマを建て、株の価値を上げるのが基本です。

株といっても株券があるわけではなく、ボード4方にある影響力トラックを使用。
一定ラインまで上げることで「所持する株券を増やした」ことになります。
また、特定のマスまで進めると、そのプレイヤーだけ選択できる特別なアクションが増えたり、特殊能力を得ることができます。

このあたり、株券の上限や、経営権があるわけではないので、一般で言う株ゲームとは異なりますね。
単純にゲージをためると点数と能力が増えるぜ!というノリが近いかと。


第39回_偽エッセン_4
このゲームで独特なのが、カードによるアクション実行。

ラウンドの最初に手札から3枚のアクションカードを選択し、裏向きにセット→一斉オープン。
カードには数字があり、これは強弱を表します。
また、同種のカードは1つのアクションとして換算されるため、例えば、上写真では「カカオ2」「バナナ2」「カカオ2」を配置しているので、「カカオ4」「バナナ2」のアクションを各1回、行うことができます。
(注:実際は+1の追加アクションをしているのでバナナは+3になっています)。

その後、順番に「手札のアクション」か「ボード上のアクション」を実行してラウンドは進んでいきます。
ボード上のアクションはワーカプレイスメントのため早いもの勝ち。
どちらを実行するか順番が重要となります。

他プレイヤーより数値が高いアクションを持っていると、特定の株価を上げるアクションが実行可能のため(カカオならカイロを上げられる)、他者とのにらみ合いも大切。
アクションで手札を買うこともできるので、自分の手札を強力していくデッキビルド的な要素もあります。

またラウンド終了時、カードはセットした場所(スロットを呼びます)の上にスライドして捨て札となります。
これらは複数の捨て札の山となるのですが、どれか1つの山を選んで回収できるので、再利用したいタイミングを踏まえてセットする場所を考慮しなくてはなりません。

とにかく多方面に気を配る必要があるので、最初は戸惑いますね……。


第39回_偽エッセン_5
スロットは3つですが、「宝石」点を上げることと、「帳簿」点を上げることで各1つ増やすことができます。
宝石は冒険や手札アクションで普通に上げることができますが、帳簿は特殊。

場から「帳簿」タイルを獲得して、自分のボードに並べ、「会計士」アクションを行うのです。
帳簿にはクリアできる条件があり、例えば「手札配置がバナナ2、カカオ3以上で進める」といった具合。
条件があえば複数の帳簿を一気にクリアできるので、似た帳簿を集めて会計を行うのが点を伸ばすコツとなります。

この帳簿の選択は結構悩ましいので、このゲームでは「次の人が帳簿を取らない場合は、帳簿選び中でも次の人が手番を行っても良い」ということにしました。
これは大勢に影響しませんし、結構なプレイ時間短縮になったと思うのでオススメな方法ですね。


第39回_偽エッセン_6
ゲームスタート。
私(緑)、ひだりさん(紫)、たる田さん(青)、しのぽさん(黄)の順番。
ちなみに私だけが初プレイです。

私は白のセントルイスを中心に進め、初期設定で有利なモンバサにも乗ろうと思い、冒険カード(探検隊の帽子が描かれたカード)を購入。
4ラウンド目にさて一気に出すか!と思ったら、1つの捨て札山に冒険カードを集めて一気に回収していたしのぽさんが上写真のような4枚出し。
合計を上回られ見事にカウンターを喰らいました。

しのぽさんは鉱山カードなどで宝石点を上げてスロットを早くも4つにしていたのもポイントですね。
私も帳簿を上げて4スロットにしたかったのですが、最初に配られた帳簿タイルと場の帳簿の条件が合わず、なかなか進まず。
今考えると、2金を払えば1つの帳簿の条件を無視してクリアできる(通称:裏帳簿)ができるので、それを使って上げれば良かったのですが、思い切れませんでした。

第39回_偽エッセン_7
最終8ラウンド目が始まる前の盤面。

オレンジのカイロ押しのたる田さんですが、ここまで冒険で株価を上げることなく、ゲージを優先して上昇。
使えるようになった特殊アクション「手札を抹消してお金を得る」で、大量のお金をゲットしていきます。
このゲームはお金がそのまま点数になるので、これは強い。

ひだりさんは帳簿重視ですが、宝石や株点も満遍なく取っていくスタイル。
しのぽさんは宝石重視で、セントルイス、ケープタウンの株も重視しています。


第39回_偽エッセン_8
私は帳簿を最後に伸ばせましたが、既に手遅れ。
宝石もまったく伸ばせずに結局、スロットは3つのままでした(汗)

株は全てを保有しつつ様子を見る感じ。
セントルイスのゲージは高かったので、たる田さんのようにもっと早めに上昇させて、特殊能力で帳簿と宝石を上げ続けるのが良かったのでしょうね。


第39回_偽エッセン_9
結果は上写真の通り、たる田さんが後を引きはなし勝利。
ついで、ひだりさん、しのぽさん。
私は最下位ですがスロット3つで100点近くまで行ったので、悪くはなかった……と思いたいところです(裏帳簿にさえ手を出していれば)。


まずは、これだけ色々な要素があって複雑なゲームなのに、ストレスなく遊べることにとても感心しました。
カードやボードの情報が整理されているというデザイン上の工夫も大きいですが、手札の配置アクションを中心にシステムを組み立て、従来なら重くなりがちな株式やカード効果を軽くしているため、手札のハンドリングに慣れれば自然とゲームが回るようになっています。

実際、私は今回システムに翻弄されてダメダメでしたが、次回があれば「こういう作戦でいこう」と考える意欲が湧いています。
戦法も特化してもバランス型でも戦えそうなところも懐深くて良いですね。

時間がかかると聞いていたので途中終了も覚悟していましたが、経験者3人だったためか、帳簿の先送りシステムが効いたのか実プレイ2時間半かからずに終わりました。
この重さにしてはちょうど良いプレイ時間だと考えます。

……と色々と褒めましたが、自分で買う気にならないのは、やはりテーマにそれほど惹かれないのと、アフリカ開発とはそれほど関連性がない情緒がないシステムのためですかね……。
実際、バナナカードで強いバナナを買ったり、企業を進出させたり、企業ゲージを上げると能力が使えたりと自分の立ち位置が良くわからないゲームではありますので、テーマ再現に萌える人にはちょっと惹きが足りないのかもしれません。
逆にシステム重視なら、かなりオススメなゲームだと思いますね。
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