旅は道連れ世はつれづれに。主にアナログゲームや玩具について赴くままに描き募るブログ。長女と次女の成長記録もちょっとあり、です。
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第37回偽エッセン会(平日夜ゲーム会)
2015年12月28日 (月) | 編集 |
第27会偽エッセン
10月の偽エッセン記事。
そろそろ年内にレポートが納まるか危なくなってきたので、今回こそショートバージョンで。

遊んだゲームは一部で話題となっている「ヘイタブ(Haithabu)」。
ヘイ!タブ!と言うとやけに威勢がいい、声に出して読みたい日本語です(※ドイツ語の地名です)。

ルールや雰囲気などはひだりさんのブログもご覧ください。
ひだりの灰色 第37回偽エッセン会

詳細な内容は[続きを見る]から。
 
 
第27会偽エッセン_1
この日は肉の日とハロウィンが重なったので特別メニューがいっぱい。
煮込みハンバーグと迷いましたが、ハロウィンを優先して「熱々!かぼちゃグラタン」を選びました。
かぼちゃが乗ってるだけでなく、中身までぎっしりと詰まった一品です。

第27会偽エッセン_2
カルーアパンプキンがけアイスクリーム。
この日はお酒よりも甘いものを食べたい気持ちで選んだのですが、カルーアの苦さと香ばしさがバニラの甘みがマッチしていて美味しかったですね。


ヘイタブ(Haithabu)
第27会偽エッセン_3
ヘイタブ(ヘーゼビュー)とはバルト海から北海への連絡口にある商業地で、中世のバイキング時代、海運の要所として栄えました。
プレイヤーはこの交易地で様々な品を扱う商人となります。

基本の流れは、商品(蜂蜜酒・武器・香辛料など)を仕入れ、倉庫から交易所に輸送、依頼カードで指定された商品を渡すことで勝利点とお金を得ます。

各プレイヤーは3つのワーカーコマを持っており、手番ではその1つを各商品の購入・売却、またはアクションマスに置いて実行。
お金で臨時のワーカーを雇って追加のアクションを行うこともできます。

アクションは「依頼カードの獲得」「輸送カード(荷車や船)の購入」「商品の輸送」「依頼の達成」「特殊キャラの雇用」など8種類。
これらのアクションマスは円形のダイヤル上にあり、半分が昼、半分が夜のエリアにありますが、全員の手番が一周することにダイヤルは回り、昼と夜にあるアクションは移りかわっていきます。

夜にあるアクションを実行するとダイスを1つ振り、それに対応したイベントが発生します。
後述しますが、これがヘイタブの肝……というか本体と言えるでしょう(笑)。
これを8ラウンド行い(このゲームではゲームターンという名称)、勝利点が高いプレイヤーが勝利です。


第27会偽エッセン_9
個人ボード。
仕入れた商品キューブは左の「倉庫」に置かれ、中央にある輸送カード(荷車や船)を使うことで右の「交易所」に輸送、下に並べられた依頼カードに対応した商品を揃えて達成します。

荷車や船はカードに描かれた商品と数だけ運ぶことができ、1回の使いきりです。
手元に残らないということはレンタルか、誰かに運んでもらってるのですかね……?

尚、ラウンドごとに「倉庫」に残っている商品1つにつき2金の維持費が必要です。厳しい!


第27会偽エッセン_5
ゲームスタート。
最初に特殊能力を持つキャラクター9人のうち1人を選ぶのですが、私はスタートプレイヤーなので強制的に“スタートプレイヤー”を雇用。
スタプレのみ?と思いきや、毎ラウンド10金もらえるのでシビアなゲームでは重宝するお方でした。

ひだりさんは1ランクお得な状態で商品を売り買いできる“貿易商”。
たる田さんは、追加ワーカーを半額で買える“宿の亭主”。
しのぽさんは倉庫の維持費をタダにする“管理人”を選択。
キャラクターは複数持つこともでき、途中で相手に奪われることもあります。

最初に配られた依頼カードは香辛料(オレンジ)2つ、陶器(赤)3つ。
商品は蜂蜜酒<布<陶器<道具<武器<香辛料の順で価格が高く、初期は蜂蜜酒5金、香辛料25金とかなり開きがあります。

このゲームは商品を購入すると価格が1段階上がるため、購入するなら一気に買った方が価格的にも手番の効率的にも有効。
ボード上にある他の依頼カードにオレンジが多いことを考え、まずは香辛料を抑えることにしました。
初期資金は250金ですが、6個買ったので150金で、残金が早くも100と心もとない感じに。

続くひだりさん、たる田さんも購入したので、香辛料は一気に市場から枯渇。
購入することに価格が跳ね上がる(逆に売ると下がる)システムなので、ただでさえ高額な香辛料が1つ45金という暴騰に。
高いぃぃぃ!今から買い足すのは無理なので、最初にもう1つ買っておけば良かったかも。
しのぽさんは1人「武器」の購入でバッティングを避ける形になりました。

ルール間違い:実際は最初の依頼カードに書いてある商品を最初から倉庫にもっているようです。今回はハードモードとしてお楽しみください(笑)


第27会偽エッセン_6
他の依頼カードと陶器を仕入れ、輸送カードも購入して市場に輸送。
後は依頼の達成だけですが、迂闊にもそのアクションは夜のゾーンに入ったところでした。

悩みましたが、ここで達成してお金を得ないと、後が苦しくなります。
このゲームでダイスを振らずにどうする?と決心し(ブログのネタになるという裏心もありながら)、初のダイススロー!

イベントは以下が発生します。
 1: バイキングゲーム  全員から1金 or 1点 or 1商品を得る
 2: 暗殺  自分の雇用キャラクター1人を場に戻す(できないと-2点)
 3: 霧  何もなし
 4: 酒をおごる  蜂蜜酒の価格xプレイヤー人数のお金を失う
 5: 大嵐  自分の輸送カードを1枚破棄(できないと-2点)
 6: 不穏な時期  自分以外のプレイヤーは商品1つを戻す。

つまり1/2の確率で手番プレイヤーに不幸が発生。
今の状況は「2」が出るとスタプレなので戻せず、「5」は輸送カードがないので-2勝利点です。
「4」の蜂蜜酒はまだ安いのでどうにかなる感じ。
20金で「ダイスを1つ増やして好きな方を選ぶ」ことも可能ですが、1/3なら分が良いと判断しました。


南無三と振った結果は……「6」!
しばしの間の後、悲鳴が起こります。
他の方もギリギリ依頼を達成できる商品を買っている体だったので、商品1つ戻しは大ダメージ。
しかも不足した商品は購入→輸送カード購入→輸送という手順をやりなおす必要があるのです。
特にしのぽさんは依頼達成直前だったので、ショックが大きかった模様。

自分はセーフでほっとしたものの「特定のアクションしたい」という行動がこれだけ他の方に甚大な被害を及ぼすとは……。


第27会偽エッセン_7
とにかく、これで香辛料4つの依頼を達成。
勝利点は4点ですが、140金も獲得できるのが大きい。

しかし、よく考えると香辛料で100金+輸送で30金使っているので、たった10金の儲け。
輸送カードも使い切りで、展開が進んでもまったく楽にならないことに徒労を感じます。

しかも商品はどんどん価格が上がるので、序盤の安いうちに仕入れた商品で勝負しないと厳しい状態。
更にラウンドごとにランダムで商品の価格は1ランク上下するのですが、ひだりさんのダイスが奮って、ほぼ高値になっていました(笑)

借金もできますが「100金借りて200金返す、終了まで返さないと-10勝利点」という暴利。
依頼1つで4~6点なのに、-10点って、負け確定ですよね……。


第27会偽エッセン_8
私は今後も夜アクションの必要性を感じ、「占い師」を雇います。
これは2つ目のダイスをタダで使用できる効果。これでイベントで被害を受ける確率はは1/4とぐっと下がります。
逆に、他プレイヤーを攻撃する確率は2/3、何もないのは1/12。

他の方には申し訳ですが、生きるためには仕方ないんだ!という必要悪を持って夜のアクションを実行し、「バイキングゲーム」で相手の1金 or 1点 or 1商品を奪っていくという荒くれ者プレイが猛威を振るいます。
ダイス運がないので大抵この手の戦略は失敗するのですが、今回は最後まで幸運が続き、着実にヘイト値も稼いでました(汗)

これはたまらんと、途中でたる田さんに「占い師」を奪われましたが、代わりに10金もらえますし、この時は昼のアクションがほとんどだったので問題なし。次のラウンドで奪い返しました。

ちなみに占い師は「毎ラウンド、1つの商品の価格レベルを上下する」という能力もあったのですが、途中まで使うのを忘れていました。
それを含め強力なキャラクターですね。


第27会偽エッセン_10
この日は時間がなく、2ラウンド足りない6ラウンドで終了することに。

最終ラウンドはどの品物も高騰し、誰もがお金がない状態。
依頼カードはあっても、その商品を購入し、輸送することができません。
私もやることを失い、ちょっとした点を稼ぐだけでフィニッシュ。完全に計画を失敗しました。

一方、たる田さんは、輸送時に2つ荷物を追加で運ぶ“トランスポーター”の効果もあり、最終手番に無駄なく依頼達成。
これで最多依頼数でも並ばれてしまい、逆転されてしまいました。

目先の依頼にとらわれず、序盤で達成が楽な依頼カードを取れば逃げ切れたので悔いが残るプレイ。
強奪のあぶく銭で目がくらみましたかねぇ……。

しのぽさんはイベントに翻弄されたことと、手に入れた“大工”(輸送カードを山札3枚から選べる)がイマイチで振るわなかった模様。
ひだりさんは、20金でダイス2つ振った関わらず、嵐が出て輸送カードがふっとばされるなど目を覆いたくなるほどの惨状でした。


説明を聞いた時は「拡大再生産にダイスで揺らぎを与えてるゲームかぁ、よくあるタイプだけど面白そうだな」という印象だったのですが、大きな間違いだと気づかされました。
ルールミスもありましたが、いつまでも楽にならない感じは中世のバイキングというより、悪質なフランチャイズチェーンを経営している気分でしたね……。
しかも、ダイスイベントに備えたリスクヘッジ(商品を安いうちに余分に買う)も必要という厳しさ。
普通の経営ゲームは正しい手順さえ踏めば収益がついてくるものですが、それはゲームゆえのこと。そう考えると、ある意味リアルなのかもしれません。

ただ、ダイスイベントばかりがフィーチャされますが、フルに頼った自分が勝てなかったように他にも勝ち筋はあり、相手のキャラを奪うという直接攻撃で調整もできるので、思ったよりは理不尽ではない気もします。
というかイベントがないと淡々とこなす平坦なゲームになるでしょうね。
普通のゲームはマンネリだな……という猛者ならば、ねじ伏せたくなるのではないでしょうか。

もちろん、うちの妻のように「キッチリ計算して勝ちたい!」というプレイヤーには不向きで、拡大生産の気持ちよさもなく、イベントでギスギスし、2時間以上かかり、オマケに価格も1万近くすることを知ったら、テーブルをひっくり返して2つになること間違いなしです。
非凡なゲームではあるので「北風がバイキングをつくった」が信条のプレイヤーならばぜひ(笑)。
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