2015年12月05日 (土) | 編集 |

先月に続いて11月の練馬おやこボードゲーム会に行って来ました。
12月はお休みなので今年の開催はこれが最後となります。一年が本当に早いですね。
詳細な内容は[続きを見る]から。

ハロウィンのテレサ探しに続いて、今回も有志(子供たち)により宝探しが開催されていました。
スターの書かれた紙を見つけるようです。

紙はこのような場所に隠してあります。
限られた空間なのに巧妙に工夫しているなぁ、と感心しますね。
カタン アメリカの開拓者たち(Settlers of America - Trails to Rails)

シンさんの息子さんの要望もあり、まずはジーピー社のカタン新作を遊ぶことにしました。
2010年にメイフェアから発売されたタイトルの日本語版で、歴史上の出来事をカタンに当てはめたヒストリーズシリーズの一つ。
ダイス2つを振って資源を産出し、7を出すと盗賊(無法者)など、基本的な部分は同じですが、勝利条件が「全ての荷物キューブを相手プレイヤーの開拓地に届ける(4人プレイだと8個)」という形のデリバリーものになっています。

手順としては「自分の開拓地で幌馬車をつくる → 幌馬車を移動させ新しい開拓地を作る(この時、運搬可能な荷物キューブのストックが1つ増える) → 他の開拓地に線路を引く → 汽車を走らせて荷物キューブを届ける」という流れ。
展開が進むと東で産出される資源の一部は枯渇していくため、西に向けて開拓するという史実にそったものになります。
また、資源の他に「お金」があり、開拓地に初めて線路を引いた時や資源が手に入らない時に獲得。
好きな資源に変換できたり、他人の線路を使えたりと、独特な要素になっています。
インストしていただいた参加者さん(以後、Aさん)、シンさん、シンさんの息子さん、私の4人でプレイ。
カタンに嗜みのある長女は途中まで話を聞いてましたが、この難度は無理なためギブアップ。

カタンはなぜかダイス目が偏るものですが今回も「11」「6」が頻出。「10」「8」を待望していた私は手札チェックが必要ないぐらい資源不足の自転車操業で、汽車もいつまでたっても1台のみです。
しかも初期配置の「8」は途中で資源が枯渇。正直、勝つのは難しいなーと思ってました。
ただ、後半にシンさんの息子さんの長距離路線を止めることに成功してからは好転。
チャンスを潰した形になり恐縮ですが、トップを走っている以上、子供が相手でも
勝利に近いのは堅実に積み重ねたAさんと、追いあげてきたシンさんですが、トップは警戒され、運べる近隣の開拓地もなくなっていくため次第に足が止まっていきます。
逆にマークが薄かった私は、ラスベガスの荒野に有利な鉄道ルートを作れるのに気付き、貯めていたお金を一気に吐き出して西海岸まで到着。
最後に、温存していた(使えなかったとも言う)もう1台の汽車を東海岸に走らせ、勝利しました。
苦し紛れのチャンスカードも、バーストしたくない場面で「ダイス目操作」を持っていたり、ラストに「路線敷設」を使えたりと運も良かったですね。
Aさん、シンさんも残り1個の接戦。シンさんの息子さんも大人相手に引けを取らない戦いでしたね。
相手の開拓地に届けるのが目的だったり、線路を共用できたりと、ノーマルカタンよりプラス方向での絡みが増えており、、お金の概念でダイス運も軽減されているように思えます。
交渉のウェイトが軽いところや、陣取りが薄まっているところは人によるでしょうが、何より幌馬車を走らせたり、鉄道を広げていくのが見た目にも楽しいゲームでした。
個人的な問題点は2時間以上もかかったことで、子供たちから「まだやってるの?」としょっちゅう聞かれました(汗)
やはり手番外の建設を常に行えるため、確認必須なのが要因ですかね……。
ベガス(Las Vegas)

隣の宅では、妻が他の家族(お父さん、お母さん、娘さんの3人)とベガスを遊んでいました。
軽い考えどころと、ダイス目によるハプニングのバランスが絶妙なタイトルですね。
お母さんのフォローもあり、娘さんが勝利したようです。
お父さんもかなり上手く立ち回り2位。妻は一人ボロ負けだったとか。

図書館への団体登録が承認されたとのことで、絵本コーナーが以前より充実しています。
興味を引くタイトルが多く、彩りも綺麗ですね。
おや、よく見るとページの隙間に何かはさまっているような……?

次女が持ってきた絵本ですが、鏡面仕様になっていて立体に見えるという楽しい仕掛けが。
隣にいるネコが両手をついている図になるなど、芸が細かいです。
タイトル見るの忘れましたが、調べたところ「かがみのえほん きょうのおやつは」ですね。
同シリーズの他作品も読んでみたいです。
カービィのコピとる!

私の持ち込みですが、年長か小1ぐらいのお子さんとお母さんの家族が興味を持ったようで、私に代わって長女がインストしてくれました。
と言っても、新しいゲームのため、長女もルール初読みのはず。
心配でしたが、何とかかんたんゲームと普通のゲームを遊べたようです。
デジタルゲームのカード化ですが、原作のコピー能力を生かして、戦略もちゃんとあるシステム。
イラストも書き下ろしで、ユニークな絵柄も多数なので、ファンなら確実にオススメです!
いろはことば

サイタニアさんの同人ゲーム。
自分のマスに書いてある文字で始まり、お題カード(「地名」や「7文字以上」など)に合う言葉をいち早く答えられた人がその文字数だけ進むことができます。
スゴロクの手軽さとワードバスケットのひらめきを合わせたようなルールですね。
ベガスを遊んだ家族の娘さんが気に入っていたようで、何回も相手を変えて遊んでいました。
私と妻も一緒にプレイ。
それぞれに見せ場がある熱戦でしたが、5文字以上の長いワードを適時答えていた妻が勝利。
短い言葉だと進めないですが、他が早そうなお題なら妥協も必要なため駆け引きがあります。
そんな中、いち早く答えて一気に進めると爽快ですね。
お題を出した人は1マス進めるため、答えにくい言葉でも膠着せずテンポ良く遊べるのもポイントです。
2013年の作品ですが、これは見逃してました。
ブログを見る限り、希望が多ければ再販することもあるのかな……?
ダイヤモンド(Diamant)

危険な洞窟を進むか戻るか、定番のチキンレースゲーム。
現在はインカの黄金の方が流通されていますが、やはりダイヤが豪華な方が見栄えしますね。
(コンパクトさやイラストは新しい方が勝りますが)。
ベガスの家族さんを含め6人の大所帯でやっていたようですが、全員がガンガン進む展開かつ生き残り、ダイヤが足りなくなるほどだったとか。
そんな中、上手く場を読んだ妻が勝利したようです。
スゲマンガ

子供たちのアイドル、スゲさんが今回も小学生の女の子を集めて遊んでました。
漫画を描くのが好きな次女も前回に続いて参加。ご覧のような傑作が生まれています。
次女はこのゲームをとても気に入っていて、実家でもインストして姪たちと遊んでいました。
犯人は踊る 第3版

これもおなじみの犯人は踊る。
手札を1枚づつ出すという簡単ルールで、推理やハプニングを楽しめる傑作です。
3版はすごろくやさんとの共同制作でルールやテキストが調整され、遊びやすくなっているそうです。
この時は、前にカービィを遊んでいた小さな男の子が「犯人」で勝つという劇的な展開で沸きました。
長女も「犯人を回さないで自分で持っていれば良かったー」と後で悔しがってました(笑)
ストライク(Strike)

手持ちのダイスを投擲してゾロ目がそろったらゲット、最後までダイスを無くさずに持っていた人が勝ち!というシンプルなゲーム。
何回でも投擲できるのと、×の目が出たら即没収なので、どこでやめるかが悩ましそうです。
子供たちで遊んでいいて、シンさんの息子さんが勝利したようです。
まいごねこ 2版

私の持ち込み。ばねゲー部(仮) さんの同人ゲームです。
元からモフモフのネコ駒など可愛さが注目されていたゲームですが、2版になってよりコンポーネントが豪華になりました。
まいごになった仔ネコが自分のおうちを探すゲームで、軽い推理と、移動するための手札(餌)を上手く補充していくカード管理を楽しめます。
カービィを遊んでいた小さな男の子の要望で、お母さんと私で遊びました。
私も初見だったのでインストがグダグダですいません。
お母さんがいち早く自宅の特徴2つを判明させ、最後の1つを思い出したところが自分の家という形で完全勝利されました。
興味を持っている方が多かったので、次回も持っていきたいですね。
フェイスアクター

次女と子供たちは、チームきりたんぽ(仮)さんの同人ゲーム、フェイスアクターで遊んでました。
自分の表情を使ったカルタという他に類を見ないゲーム。
次女もちゃんと当ててもらっていたようです。
以上、今回は私がアメリカカタンを長時間プレイしている間、妻の方が親子ゲーム会らしい遊び方をしてましたね(汗)
私も次回は短時間ゲームで色々な家族と卓を囲みたいと思います(長時間も捨てがたいですが)。
長女と次女も全然一緒に遊びませんでしたが(汗)、他の参加者様とご一緒でき、楽しい時間を過ごせたようです。
これで今年最後の練馬おやこゲーム会は終了。
1-3月は忙しいことが多いのですが、子供たちも楽しみにしているので、できるだけ参加したいですね。
主催のゆうりさん、参加者の皆様方、来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
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