2015年11月01日 (日) | 編集 |

9月シルバーウィークの前半である19-20日。
蓼科へ家族旅行に行ってきました。
最初は私の母を連れていく予定でしたが都合が合わず、急遽、弟の長女が抜擢。
わざわざ弟が群馬から埼玉に連れてきてくれました。
向こうが午前中に用事があったので午後3時に出発というのんびりスケジュールですが、早く行っても中央道の大渋滞に巻き込まれますからね。
ちなみに弟が最初考えていた予定では、群馬から蓼科に直接連れてくるはずだったとか。
往復で5時間近くかかるんですが、弟の行動力は半端ないですね……。
ちなみに今回はカメラをちゃんと準備してなかったので、ビデオやスマホなどの写真ばかりです。
サイズもまちまちですがご容赦を。
詳細な内容は[続きを見る]から。
当日は気温も高く、空高く澄んでいる絶好の旅行日和。
夕方なので中央道も混んでいません。
それでもやはり蓼科までは遠く、休憩を入れても3時間半近くかかりました。
子供たちは、弟の長女がいるので終始ハイテンションで助かりましたが、さすがに長女は1度車酔いになって、藤野PAという談合坂の前の小さなPAで休みました。
コンビニしか時間を過ごすところはなかったのですが、幸いすぐに回復してくれて良かったです。
その後は比較的順調でしたが、意外と高速を降りた後からも距離があるのですね。
道中、事故らしきもので少し渋滞もありましたが、暗くなってからホテルへ到着。
前半が妻運転。後半は私の運転でした。
外に出るとひんやりとした肌寒さで、標高が1250mというだけはあります。
すぐに食事にしましたが、高級というより奇をてらわない洋食で、私たちの口にとてもあいました。
子供たちも最初は食欲がそれほどなかったようですが、かなりの量を平らげていましたね。
パンや海老フライなど、普通のものがとにかく美味しかったです。
普段は飲まないワインも頼んでしまいました。
その後、フロントのすすめで隣接する彫刻庭園に行ったのですが、噴水や橋などが華やかなイルミネーションで飾られていて、かつ予想以上に広かったです。
どうやら観光スポットにも挙げられ、結婚式などにも使われている立派な庭なのですね。
意外なところで観光ができてお得な感じです。
ただ彫刻はライトアップされていないため、ほとんど見えず(汗)。
夜はイルミネーション重視ということでしょうか。
説明を見ると長崎平和像で有名な北村西望氏の作品が中心とのことです。

水面に映るイルミネーション。光の波が現れたり消えたりします。

樹木を使ったイルミネーション。写真の通り、遠くの道まで続いています。

派手な鐘つき堂。奥の林にも道が続いていましたが夜に行くのは厳しそうなので引き返しました。
近くで花火が上がっていましたが、木立が多い場所なので残念ながら数発しか見れませんでしたね。
その後は温泉でゆっくりし、部屋でくつろぎタイム。
部屋にある金庫(貴重品入れ)はパスワード設定できる機能があるのですが、なぜか長女たちはそれに食いついていました。
明日が本番なので早めに就寝です(子供たちにとっては十分遅いですが)。
朝食はバイキング。好きなものを食べて満足した子供チームは、その後、珍しく朝風呂へ。
このホテルは男湯と女湯が日替わりで場所が変わり、一方は樽風呂、もう一方は岩風呂で、その両方を楽しみたかったという理由です。
樽風呂は文字通り大きな樽の風呂で、トルマリンと漢方の2種。独特の色や香りがあったので確かにユニークでしたね。

窓から見える教会。プールもあるので夏に訪れても良さそうです。

朝10時にチェックアウト。
ビーナスラインを通って白樺湖までドライブです。
途中で北八ヶ岳ロープウェイ山麓駅への分岐がありますが、この時点で1750mという高さ。
ロープウェイの近くには世界一標高の高い水族館という「蓼科アミューズメント水族館」があるので行ってみても良かったのですが、今回は時間がないので見送り。
途中、道べりに山岳を見渡せるスポットがあったのですが(車数台が止められる狭い場所)、他にもあるだろうと思ったらすぐに下りになってしまいました。
天気は最高だったので、ここはちょっと寄ってみても良かったですね。
30分程度で、目的の池の平ファミリーランドに到着。
連休だけあって周辺は渋滞ぎみになっています。
最寄りのローソンの駐車場も凄いことになっていましたが、何とか停めて予約チケットを購入しました(いつものJTBレジャーチケットです)。
その後、うっかり駐車場を通り過ぎてしまいましたが、Uターンすべくビーナスラインを進むと、なんと無料で停められる駐車場を発見。
遊園地まで200mほど離れていますが、他の駐車場は1000円なのでお得でしたね。
チケット売り場には人が並んでいましたが、予約チケットを受け取る窓口は空いています。
先ほどのローソンすぐ側ですし、JTBレジャーチケットの割引も大きいので、こちらで券を買った方が利点だらけだと思いますよ。

中も家族連れでいっぱい。低学年が多かったように思えます。
プリキュアのキャラ看板やプレイランドが特設されていたので、弟の次女がいれば喜んだかもしれませんね。
娘たちが最初に食いついたのは入口にあるトランポリン。
他の場所でもできるのでは……と思いましたが、まぁ楽しんでいたようなので良し。
次にすぐ横にあるスライダー。
長く高い滑り台ですが、スピードがそれなりに出るためか小学3年以下は親同伴で一緒に滑ります。
よって私たちも階段をよっこらよっこらと昇ることになりました(汗)

次にスペースセブンという絶叫系の高速回転するアトラクションに乗りました。
長女たちも最初は列に並んでいましたが、怖そうなのでまずは私と次女が搭乗。
しかし、これが横の回転をしているうちは良いのですが、だんだんと傾いていき最後には垂直方向に落ちていく感じになります。
ジェットコースターは比較的得意は次女だったはずですが、このまっすぐ落ちる感じは苦手だったようで「怖からもう乗らない」と言っていました。
私もかなり目がまわってフラフラしたので、しばし休憩です。
その間、妻と娘たちはビックリハウスという謎のアトラクションへ。
どうやら映像で部屋が横方向に回転してるようにみえるようですが、振動などもあいまってかなりリアルに感じられるようです。
長女は警戒して入りませんでしたが、別に怖い施設ではなかったのですね。
次は関東甲信越最大級というアドベンチャーカートへ。しかし、これはさすがの人気で40分ぐらい並んでいました。
長女だけが1人で乗れるので別の場所で並んでいましたが、こちらも列は短いように見えても台数が少ないせいか、やはり30分は待ったそうです。
しかし、コースは長く起伏もあるので楽しかったですね。
この後、次女がボブスターというジェットコースターに乗るかと思いましたが、先ほどのスペースセブンがトラウマになったせいか気がのらない模様。
代わりにくるくるタワーという2人組でロープを引っ張って上昇するアトラクションで遊ぶことにしました。
チーム分けは長女どうしと、私と次女。
滑車の原理なので次女1人の力でも上がれますが、スピードを所望していたので、中盤以降は私が頑張りました。
それにしても、この日は日差しが強かったので、並んでいるときは汗ばむ陽気でしたね……(日蔭の場所は涼しかったのですが)。

これで遊園地は終了。謎解きイベントもありましたが時間の関係でスルー(値段もそれなりにします)。
次は同じチケットで行ける「黄金アカシアの丘」へ。
移動する途中、道路では馬車が走っていて子供たちが注目していました。
白樺湖を半周しているらしく、次の機会には乗ってみたいですね。

花の庭園ですが、斜面なのでリフトで上がることもできます。
冬はスキー場になっているのですかね。
リフトの途中で写真撮影し、販売することもやっていましたが、正直リフト写真はそれほど記念にならないので、我が家では不要ですね……。

景色は楽しめますが、高台は広くないので花に興味がないと見どころは少ないかも。
ただ、上写真のチョコレートコスモスは本当にチョコレートの香りがするということもあり娘たちも興味を持っていましたよ。
池の平ホテルの売店でお土産を購入した後は、コンビニで調達したものでお昼を済ませました。
外のテーブルなので気分は良かったですが風が少し強かったです。
次の目的地は敷地の反対側にある影絵美術館なので、白樺湖畔を散歩しながら移動。
この湖は、もとは農業用水を確保するための人工池なのですね。
途中、パターゴルフやミニ鉄道のある敷地も通りましたが、ここも面白そうですね。
特に森林迷路は行きたかったのですが、時間がないので素通り。今度来たときの楽しみにしましょう。
美術館の名称は正確には「世界の影絵・きり絵・ガラス・オルゴール美術館」です。
藤城清治氏の影絵作品がメインで、特に白樺湖の四季は、円形の部屋全体をぐるりと飾られており壮観でした。
写真撮影不可なので、公式のリンクを張っておきます。
世界の影絵・きり絵・ガラス・オルゴール美術館

特設であるトリックアート展へ(注:10/18までなので現在は開催されていません)。
広い部屋ではないですが10種類の展示が詰め込まれています。
こちらが入った時は比較的余裕でしたが、退場する時には入場制限ができているほどの人気でした。
写真は「巨大フランケンの口」。
錯覚を利用したユニークな写真をたくさん撮ることができますが、次女が一番のって演技をしてくれましたね。

これは「象の天秤」。小象と重さ比べです。
次女は「キリンにエサやり」の絵で、キリンにニンジンをあげていた子供が絵と分かって、びっくりしていました(笑)
お土産に藤城清治の影絵のジグソーバズルと、小さなオルゴールを購入。
オルゴールはたくさん種類があるため長考していたのですが、その間、弟の長女を待たせてしまいました。

美術館は駐車場まで離れているので、私が車を取りに行く間、娘たちは隣接する「すくすくの森」で遊ぶことに。
地上8mから滑空するアドベンチャースカイやキッズバギーに人が並んでいましたが、無料のアスレチック(ポリーランド)だけでも遊び応えがありそうでした。

以上で、蓼科旅行は終了。
帰りは群馬の実家に向かうので、山岳の景色が見れるビーナスラインで帰ろうと思いましたが、ナビ通りに進んだら、山を下り並走する田舎道になってしまいました。
それでも鄙びた民家や陽光に輝く田畑の風景も風情があって、なかなか良かったです。
長女は都会よりも田舎でくらしたい願望があるようですが、両方体験ある自分にとってはどちらも長所・短所があるので、よく選んで決めてほしいですね。
今は通販が発達しているので、田舎の不便も少なくなってそう、などと会話していました。
上信越自動車道の佐久インターから乗りましたが、連絡する中部横断自動車道も佐久南まで延びているのですね。
完成すると静岡まで行けるようになるそうです。
ちなみに、前半が私の運転、後半が妻。2時間半で着いたので実は埼玉の家より近かったです。

お土産で買ったジグソーパズル「風の中の白いピアノ」とオルゴール。
パズルを選ぶとき、これと「湿原のミズバショウとこびと」「木馬の夢」で意見が分かれましたが、ピアノがあるのが決定打となりました。
オルゴールはいきものがたりの「ありがとう」が流れるもので、娘たちが知っている曲というのがポイントでしたね。
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