旅は道連れ世はつれづれに。主にアナログゲームや玩具について赴くままに描き募るブログ。長女と次女の成長記録もちょっとあり、です。
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第34回偽エッセン会(平日夜ゲーム会)
2015年08月19日 (水) | 編集 |
第34回偽エッセン会
諸事情で遅くなりましたが7月偽エッセン会レポートです。
遊んだゲームは「しまんちゅ」と「カカオ」。
表示写真はSDJの推薦リストにも入り、ネット上でも良い評判を聞く「カカオ」です。

あれ、33回は?と思われるかもしれませんが、実は仕事の都合で参加できませんでした。
記事を待っている方がおられましたらスイマセン。
その時遊ばれていたのは銅鉱山の開発をテーマにした「カッパーカントリー(Copper Country)」。
どんなゲームかは、ひだりさんのブログをご覧になってください。

ひだりの灰色 第33回偽エッセン会

注意:'15/8/19 しまんちゅで一部ルール間違いがあったので、赤字で補足しました。

詳細な内容は[続きを見る]から。
 
 
第34回偽エッセン会_1
夕食は和風タコス。暑い時には辛くてしっかりしたものを食べたくなります。
この日のフローチャートでは色々なビールを扱っていたので、weizen(ドイツの白ビール)を選びました。
軽い飲み口の爽やかな味わいです。


しまんちゅ
第34回偽エッセン会_2
2015年ゲームマーケット春、イリクンデさんの創作ゲーム。

島に住む職人となり、自分の工芸品を旅行者に買ってもらうのが主な目的です。
そのためには島を探索して必要な素材を探したり、加工したりするわけですが、島の生活はそれだけではありません。
宿を運営したり、アトリエで絵を描いたり、自然に身をゆだねるスローライフをすることでも人生の勝利点を得ることができるのです。

最初は自分の庵と、山札から引いた地形カード2枚で自分の生活エリアを作ります。
私は上の写真の通り、庵の左右に森林がある形にしました。

地形カードの上に枠線で描かれているのは採れる素材。
その下は組み合わせるで作れる工芸品を示しています(貝+粘土=陶器など)。
組み合わせがサマリーではなくカードごとに示されているのは分かりやすくて良いですね。


第34回偽エッセン会_3
ゲームは全5ラウンドで、得点が高い人が勝ち。

ラウンドごとにプレイヤーは「移動ポイントを消費して1つのアクションを行う」ことを繰り返し、移動ポイントがなくなった(または意図的に終了する)人から「スローライフ」となります。
スローライフすると次の手番がくるごとにポイントが溜まり、次ラウンドの移動ポイントに加算されるので時には仕事を早めに切り上げて英気を養うのも重要ですね。

アクションの種類は以下の通り。
(1.)地形から素材を取る
(2.)地形を広げる、または特殊効果のある建物を建てる
(3.)素材を組み合わせて工芸品を生産し、商品棚に並べる
(4.)素材を建物に置いて特殊効果を発動させる

(1,)(2.)は遠くの地形ほど多くの移動ポイントを消費するので、考えなしに地形を広げても有効活用することはできません。

(3.)の商品棚は上写真のように、自分色のおはじきを該当の工芸品に置くことで示します。
島にはお客さんがやってくるのですが、それぞれ需要が異なり、その人が欲しいものがあればラウンドの終了にお買い上げとなり、得点となります。
同じ商品がある場合は後から置いた方を優先で買いますが、品物がだぶついているので得点は低めに。

また、ラウンド中でもその人が欲しいものが全て棚にあれば「大満足」となり、高い得点で買い上げてくれるのですが、一人で需要を満たすのは難しいので、他プレイヤーと協力して(時には出し抜いて)達成したいところです。
常に需要と供給のタイミングを睨んで商品を準備することが肝要というわけですね。

注意!:ルール間違いですが、(3.)(4.)では移動ポイントを消費せずにアクションを行うことができます。このときは1移動ポイントを消費していました。


第34回偽エッセン会_4
1ラウンド目は取りあえず全員が地形を開拓するアクションを選択。
私も山地を広げて焼物や織物を作れるようにします。
またスローライフをすると得点があがるビーチハウスも建設しておきます。
憧れますね……スローライフ。


第34回偽エッセン会_5
次のラウンドからは次々と商品が棚に並びます。
おはじきの色は、緑が私、青がたる田さん、黄色がしのぽさん。

「現在の客」となるターバンの人が欲しているのは織物4種類。
私の「絵付けの壷」は含まれませんが、次にくる客が欲しているのは分かっているので、ここで売りぬく算段です。


第34回偽エッセン会_6
一方、ひだりさん(おはじきの色は赤)は工芸品をあまり出荷しない作戦の模様。
地形をひたすらに広げているのは、建物「庵」の特殊効果「地形1枚ごとに1点」を鑑みてのことと考えられます。
決められた地形を作るとポイントが入る「アトリエ」も視野に入れてるようですね。


第34回偽エッセン会_7
次のナントカ鑑定団に出てきそうなお客さんが所望しているのは「青磁の壷」「絵付けの壷」「任意の織物」「木の細工」。
すべてが棚にあるため、初の大満足が発生しました!

自分は「青磁の壷」「絵付けの壷」を置いているので高得点!といきたいですが、「青磁の壷」は大満足でも点が上がらないのであまり得してないという……。
それぞれの工芸品に特徴があるので、そのあたりも踏まえて行動しないとダメですね。


第34回偽エッセン会_8
たる田さんは民宿を建て、素材の魚を使用することでグレードアップする作戦。
民宿は「同じ商品を置いても先に売れる」という効果がある上、工芸品を売るときにボーナス点が入る強力な建物です。

ちなみに建物の特殊効果にも工芸品と同じくおはじきを使うのですが、おはじきは全部で5個。
特殊効果に使用すると商品を棚に置ける数が減るので悩みどころです(上写真のたる田さんは3つ建物に使っているので、工芸品として使えるのは2つだけです)。


第34回偽エッセン会_9
しのぽさんは、こちらと同じく多くの種類の工芸品を作れる体制にしての出荷型。
品物が被っているので、出荷する順番が難しい……。


第34回偽エッセン会_10
その心配は最終ラウンドで実現。
こちらの白磁に、後から白磁を重ねて出荷するしのぽさん。
これで私の品はガラクタで、しのぽさんの商品だけが有効に……と思ったら、今まで売り場に見向きをしなかったひだりさんが白磁を上かぶせで、しのぽさんの品物も不良在庫に。

のんびり生活と聞いて島に住んだのに、これはひどい競争社会!
TVや不動産の甘言に乗って失敗した人みたいになっています。
スローライフって一体何なんでしょうね……(哲学)。

余談ですが、この客はマ・クベ(初代ガンダムの敵キャラクター)ですね。
所望しているのは壺ばかりですし(笑)


第34回偽エッセン会_11
最終結果。
宿経営で得点を重ね、無駄なく出荷したたる田さんが36点で勝利。
次いで2点差でひだりさん。ほぼ出荷しないにも関わらずこの得点は凄いですね。

私はしのぽさんは戦略が被ったのみならず、スローライフに必要なビーチハウスなど作ったにも関わらず、いつも居残りで作業しててスローライフを満喫できなかったのも失敗でした。
今考えるとビーチハウスではなく「スローライフできないが追加アクションで生産ができる」ファクトリーを造って島の景観を汚すブラック企業になれば良かったです……(推理小説の冒頭で殺害されそうなキャラクターですね)。


ルール説明含めて1時間半で終わるので中量級でも短い部類に入るのですが、1-2ラウンドの準備段階から一気に終盤のクライマックスに突入するので展開は濃厚です。
手番の少なさから無駄な行動は許されないため、もっと中盤を楽しみたい気もしますが、そのようなゲームは多々あるので上手く差別化できている気がしますね。

需要と供給のシステムもまとまっていて、「品物を作って売る」ゲームが好きな身としても満足度が高かったです。
思ったよりシビアなので子ども達では遊べなそうですが……。

懸念としてはプレイ人数が減ると必然的に出荷が少なくなるので大満足が起き難くなり、今回のひだりさんのような「出荷しない型」が強くというという、テーマに沿わない展開になるのではないかと思うのですが、これは実際にやってみないと分かりませんね。
今度はぜひ2人でも遊んでみようと思います。

注意:前述のルール間違いがあったため、実際は商品の売買はもっと強く、点数ももっと伸びていたものと思われます。


カカオ(Cacao)
第34回偽エッセン会_12
過去は通貨としても用いられ、学名はギリシャ語で「神の食べ物」であるカカオ。
その貴重な作物を育てる一族の長となり、自らの部族を発展させます。

タイル配置のゲームですが、まずは全員が同じセットの部族タイル(4人時は9枚)を山札にし、そのうち3枚を手札とします。
上写真のようにタイルの四辺には0人から3人までの人形(ミープル)が描かれています。


第34回偽エッセン会_13
手番では部族タイルを1枚、共通の場に並べて置き、効果を適用することができます。

例えば、上写真では私が白い部族です(黄色は他プレイヤーの部族)。
私は左上に部族タイルを置きましたが、その右は「カカオが2つ取れる畑」タイルで、その方向にある人数だけ適用することができるため、2x2人でカカオを4つゲットできました。

そして下にあるのは市場タイルでこれは「カカオを2金で売れる」を示しているので、手に入れたカカオを早速売ることができます。
辺の人数は1人なので「売れるのは1回」だけ、つまり2金を獲得となります。

お金はそのまま点になるので、ほぼ得点と同義ですね。


第34回偽エッセン会_14
端に部族タイルを配置すると、続けて地形タイルを隣接して置くことができます(厳密には部族タイルが1片だけ接している場合に地形タイルを置きます)。
地形タイルは山札からめくられた2枚から選択可能。

上写真では紫ミープルのプレイヤーが真ん中列の一番上に部族タイルを置いたため、さらにその左に地形タイルを置きました。
この灰色の円形は「太陽崇拝」タイルで、太陽トークンを得ることができます(効果は後述)。

なお、その下にあるのは私の白タイル。
この場合、上辺に1人のミープルが書かれているので、私も太陽トークンを1つゲットすることができます。
このように基本は他プレイヤーとの相乗りになるので、どの地形をあてがったら自分の利が大きいかは常に悩ましいところです。

尚、右下にあるのは「神殿」タイル。
一番多く人数を隣接させたプレイヤーが6点、2番目のプレイヤーが3点を取得するエリアマジョリティ(多数派陣取り)要素です。


第34回偽エッセン会_15
このようにして地形はどんどんと広がっていきます。
プレイヤー色は、しのぽさん=黄色、私=白、赤=ひだりさん、紫=たる田さんです。

私は真ん中一番上の部族タイルを置いたことで、カカオ1つを4金で売却!
3回売れるので12金という高得点です。

ちなみにカカオは写真の右下を見れば分かるとおり、豪華なコマになっています。


第34回偽エッセン会_16
場が進み、右上に初めての泉タイルが登場。

それぞれのプレイヤーの部族には灌漑レベルというべきものが存在し、レベル1だと終了時に-10点、レベル2で-4点 … レベル8で11点、レベル9で16点となります。
これを上げるためには泉に隣接して部族を置かなくてはなりません、

たる田さんは「水は最高レベルまで上げたほうが良いと思う」と仰っていましたが、確かに-10点と16点では天と地。
言われずとも、全員が一気に水に群がります。
しかし、ひだりさんだけ0人の辺にタイルを置かれたため1人入手できず。
これは厳しい、まさにマッドマックス怒りのデスロード!(言いたかっただけ)


第34回偽エッセン会_17
終盤、地形タイルが全部めくられた状態。
なぜか私の方にひたすら地形が伸びていっていました。

ここで手前にある円形(個人ボード)を見ると分かるとおり、私の水レベルは最高まであと1つ足りず、カカオも1つ売りそこなっている状態ですが、ここで太陽トークンを使うことで追加手番を行うことができます。


第34回偽エッセン会_18
追加手番とは、今まで置いた自分の部族タイルの上に重ねて新しい部族タイルを置くことで、再度効果を得ることができる、というものです。

これで上写真の右のタイルを置き換えて、タイルで水1つ、神殿2位同点、カカオ1つゲット→3金売却!
さらに左のタイルで、カカオ2つ入手→カカオ3つx3点で売却して9点をゲットし、自分の手番を終えます。


第34回偽エッセン会_19
最終結果は……たる田さんが38点で勝ち!神殿での多数争いを上手く制していたのが勝因ですね。
ついでバランス型のしのぽさんが1点差の37点。さすがは経験者の2人です。
私は34点、ひだりさんが32点でした。カカオと水は上手く行ったもののと神殿が少し低かったですかね……。


第34回偽エッセン会_20
確かにスマートなシステムで、ルール的には良くできている!と感心させられたのですが、実際は自分の中でそれほど盛り上がらなかったタイトルでした。

一つにテーマとシステムの相性があると思うのですが、絵には太陽崇拝やチェチェンイッツァ的な遺跡もあって、マヤ文明的なイメージなのですが、部族と地形タイルが規則的に並ぶので終了後のマップが平安京的な市松模様になってしまいます。
タイル並べはカルカソンヌのように大きな街や道ができてそれを眺めて楽しむ側面もあると思うのですが、これはそれについては完全に捨てていて、それは一つの正解だと思うのですが、マヤ文明に奥深い森などのロマンを求める身としては物足りないかなぁと。

あと泉がほぼ必須なため、後はカカオと神殿の陣取りをどうするか、という戦略になるので、人によって個性はそれほど出なそうで、「まぁ、そうするよねぇ」という展開になりがちなのも、意外性のある展開が好きな私には、ちょっと合わないところでした。
個人ボードがある以上、多様さが欲しくなるので、もう少し要素があったほうが好みだと思いました。

以上はあくまで主観的なレビューで、実際は適度な悩ましさで、運とのバランスも良く、コンポーネントの質も素晴らしいので評判が高いのも納得です。
初級者のステップアップにも役立ちそうですね。

上はパッケージ。しのぽさんにタイトルが顔文字に見える呪いをかけられました(・A(・AO
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