2015年07月20日 (月) | 編集 |

新年が始まってから何かと忙しかったのですが、6月は久し振りに練馬おやこボードゲームの会に参加してきました。
いつも着くのが早すぎるため遅めに出発したのですが、今回はいつもの西側の駐車場が満車に。
最寄のバーミヤンで昼食をとって待ちましたが、空きそうにはありません。
色々探した結果、妻がネットで見つけた南側の駐車場が2台空いていたので停めることができました。
ここも会場に近くてなかなか良いですね。
開始時間に来ていたのはシンさん家族だけだったのでのんびりモードでしたが、次第に親子連れの参加者が多くなり、とても賑やかなゲーム会となりました。
詳細な内容は[続きを見る]から。
前述の通り、最初はまだ卓が立ちそうになかったので自分の荷物を広げていたら、暇していた次女につかまったので相手をすることにしました。
それは良いですが、せめて遊ぶのは自宅から持ってきたゲーム以外にしませんかね……。
もぐらのすごもり
前回のゲームマーケットで購入したさとーふぁみりあさんの創作ゲーム。2人用。
離れた場所にあるコップにもぐらチップを交互に投げこむだけの遊びなのですが、厚手のチップが入ったときの感触が小気味よく、飽きさせません。
前ラウンドで点数高い人が先行になるなど細かいルールも効いていますね。
ラウンド終了時に一番上にあるチップが有効なので、相手が入れたコップを上書きしたいのですが、なかなか上手くいかないのが面白いところ。
チップを入れた反動で重なりが入れ替わったり、縦向きに入ってしまうとどっちの点数か分からなくなることはありますが、まぁそこはアナログの味ということで。
次女に1歩前のハンデをつけて3ラウンド行い、僅差で私の勝ち。
この手の器用さを伴うゲームは不得手ですが、次女もそれほど上手くないので良い勝負になっています(笑)
すいませんが、カメラの準備の前にいきなり始めたので写真を撮り忘れてしまいました。
とりあえず参考として、すごろくやさんの商品紹介リンクを貼っておきます。
http://sgrk.blog53.fc2.com/?no=3258
まっぴ~!

同じくゲームマーケットで購入したなまはむさんの創作ゲーム。2人用です。
互いについたての裏でダンジョンを作り、先に相手のダンジョンをクリアしたら勝利という内容。
移動は「D-4」などと座標を相手を伝えることで行い、壁にぶつかったりモンスターにやられたら攻守交替となります。
「スフィンクス」や「ドラゴンクエスト ダンジョンR」のリメイク的ゲームですが、ダンジョン作成がカードを置くだけなのでスムーズになっていたり(カードの内訳から迷路を推理することもできる)、戦士や魔法使いなど職業2人でパーティーを組むので、その特殊能力をいつ使うか、という要素もあります。
バトルがジャンケンなところは少し人を選びますが、迷路好きな子どもならオススメの作品。
次女もかなり好きなゲームで比喩なしで100回は遊んでおり、自分でキャラクターやモンスター、迷路カードを作るほどです。
結果はハンデなしにも関わらず1手差で負け。最近は次女の迷路がゴールが途中の脇道にあるなど意表をついたものになって侮れません。
スタンプグラフィティ

去年のゲームマーケットで購入したちゃがちゃがゲームズさんの創作ゲーム。
本来は複数人で遊ぶお絵かきゲームなのですが、2人用の公式ヴァリアントも付属しているので遊んでみました。
手札となっているカードにある記号だけでお題を表現し、回答者が答えます。
お題は一緒に買った「お題カード」から出題。
ウチの娘は「自由に」と言われると悩み出すことが多いので、このような導入カードがあると助かります。
上の写真は次女の作品。
ちきゅう(丸)、かがやき(米印)、ビーム(点線)で、これは……風車ですね!これは分かりやすい。
では、次の写真は何だか分かりますか?

私は?でしたが、通りすがりのゆうりさんがあっさりと回答しました。
中央のハートで連想するものと言えば……。
そう正解は「トランプ」です。さすが同人トランプ本を出しているゆうりさんです。
みち(2本線)は2回書けるので、縦横で四角にすれば簡単に分かったのに……と思わなくは無いですが、この時点で気づけなかったのはちょっと悔しい。
手札選択があるユニークなお絵かきですが、現在では残念ながら絶版とのこと。
最近次女が気に入っているのでカードをスリーブに入れておかないと……。
パンデミック 完全治療(キュア)

向こうのテーブルでは、シンさんと息子さん、妻、長女、他参加者さんの5人で新作パンデミックキュアの卓が囲まれていました。
名作協力ゲーム「パンデミック」の派生タイトルですが、ダイスゲーム化することにより原作の詰め将棋的な重さが緩和され、プレイ時間も短縮。
それでいて出目の構成が偏った特殊ダイスを使うため、「この職業は特定のアクションが強い」「この病気はある地域だけ広まりやすい」という考えどころもしっかり残っています。
ダイスなので運で左右される部分は大きいのですが、これはこれで所有する価値があります。
作者のマット・リーコック氏は「禁断の島」「禁断の砂漠」など色々な協力ゲームを作っているのですが、それぞれが独自の面白さを持っており、まさに職人芸ですね。
次はサンダーバードの協力ゲームを作るようで、題材的にはヒットではないのですが発売されたら買ってしまいそうです。
今回はレベル2で行い、残念ながら世界は滅亡してしまった模様。
ちなみに我が家でも持ち込んだゲームなのですが、見事にシンさん家とバッティングしてました(汗)
この後、長女とシンさんの息子さんの2人でリトライしていました(簡単なレベル1で)。
序盤に「クリアは無理なので、タイトルを『パンデミックスダイズゲーム絶対滅亡ザ・デス』に変えよう」と不穏なことを言っていたのですが、それ反して(それが魔よけになって?)運よくクリアできたそうです。
長女はもともとのパンデミックは好きだったのですが、これもなかなか気に入ったようですね。
スネークゲーム サイドワインダー

ツクダオリジナルの1983年(!)の2人用ゲーム
参加者さんの持ち込みですが、綺麗な箱といい保存状態の良さにまずは驚きました。
タイトル通り、蛇(スネーク)となって餌を奪い合うゲームで、左右2つのダイヤルをまわし蛇を模したロープを動かします。
餌は鉄球。先が磁石になっているのでひっかけて自陣(巣)に持ち帰ることができますが、当然のごとく途中で強奪することも可能。
とにかくダイヤルと連動する蛇の動きがそれっぽくてリアル。
微妙な動きが蛇に直結するので、思い通り動けるよう繰り返し練習したくなります。
そのインパクトのせいか、ちょっとした人だかりが出来ていましたね。
次女も熱中してスゲさんや他の方々に何回も相手してもらい、はしゃいでいました。
本当にありがとうございます。
相当に楽しかったのか次女は後で欲しいと言ってましたが、さすがに入手難すぎます……。
チケットトゥライド ヨーロッパ

新規でいらっしゃったご家族さん3人がチケライヨーロッパの卓を立てたいということで、私と小学5年生の男の子が入り、5人で遊ぶことにしました。
私は時おり妻と交代し、次女の様子を見ながらプレイ。
旦那さんは外国の方でボードゲーム好きらしくかなり経験があるようですが、娘さんと奥さんは初プレイということで駅舎・トンネル・フェリーの特殊ルールは全てなしのルールでスタート。
駅舎がないと狭いヨーロッパは厳しいかな、と思いましたが、上写真のように全員が綺麗にルートを住み分けた形になってギスギスしない展開とならず理想的でした。
ちなみに私は緑で、長距離1つ、短距離3つ達成と、最初に考えていた思惑通りだったのですが、ロンゲストを取った男の子と同点2位。
勝利したのは長距離路線で多く作って点を重ねた旦那さんでした。
彼の目的地が短距離2つなので抜かれないだろうと油断していましたが、1つが点の高い目的地カードで、見た瞬間しまった!と思いましたね。
終盤で男の子と(相手を自爆させるために)「目的地カード引かないと勝てないぞ~」と煽りあっていたのですが、それどころではなかったです(笑)
案の定、山札を確認したところ引いても負け(達成不可ルートばかり)だったのですが。
反省すべきは中盤で、他プレイヤーにブロックされる可能性は低いと分かった時点で、目的地カードを追加してもう少し難度の高いルートに組み立てなおすべきでした。
久しぶりに遊びましたが、やはりチケライはワイワイ遊べて楽しいです。
まだ未プレイなのですが、アジア拡張のダッグマッチを練馬でやっても良さそうですね(親子、夫婦チームなどで)。
尚、写真のチケライヨーロッパは練馬おやこ会の所有で、ゆうりさんが日本語化したもの。
ボードはもちろん、目的地カードまで全て日本語表記になっているという力作です(データはスイス拡張と共に、練馬おやこ会に公開されています)。
既製品はマニュアルだけが日本語でがっかりした方は多かったと思いますが、ここまでやるとは感服しました。
ちなみにコマも木製です(Mayday Games社の「Wooden Train Token Set」ですかね?)。
街コロ(プラス)

やはり、今回も遊ばれていました。街コロ(我が家の持ち込みですが)。
プラス拡張付きですが、大金が入るのと妨害要素が少ないのがウケているようです。
長女、シンさんの息子さん、前もご一緒させてもらった小学4年生の女の子の3人でしたが、女の子が見事勝利したようです。
それにしてもテーブルの上がごちゃごちゃしすぎ!
スポットイット!

これも定番のスポットイット。
私、長女、シンさん、息子さん、小学4年生の女の子、チケライでご一緒した奥さん、娘さん、途中から妻も加わって7人で囲みました。
色々な遊び方ができるのですが、今回はホットポテトという「それぞれが1枚持ち、同じ絵柄を見つけたら相手に押し付ける。最後まで持っていたら失点」というルールで遊びました。
我が家では初めてですが、よく遊ぶウェルとは違って、相手との勝負要素が強く緊張感があります。
このゲームは見つからないときは本当に見つからないのが不思議で、傍からの「あるよあるよ!」という声で、いっそう焦る悪循環になるのが笑いを誘いますね。
1回目は私が極力目立たないプレイ(?)で無失点勝利。
2回目は奥さんなど複数の方が無失点で勝利したような気がします(それほど勝ち負けを気にするゲームではないですが)。
どのルールも「同じ絵をさがす」だけなので理解しやすいですし、一気に盛り上がれるので素晴らしいパーティーゲームですね。
フィブフィブ

帰りの時間が迫ってきたので、最後のゲームとしてフィブフィブを遊びました。
シンさんの息子さんリクエストで、我が家は初プレイ。
私、妻、長女、シンさん、息子さん、チケライでご一緒した娘さんの6人です。
ちなみに娘さんは小学3年とのこと。次女と1才違いとは思えないほどしっかりしているので驚きです。
これは、いわゆるダウト(嘘を暴く)というジャンルのゲーム。
手番プレイヤーは1~9の数字が書いてあるカード3枚を隠し持ち、それで一番大きな数字になるように並べます(カードが3,9,1なら、931となります)。
そして数字を宣言、次のプレイヤーはその数字が正しいと思うなら受け取り、カードを最低1枚は交換します。
そのプレイヤーも同じく並び替えて宣言するのですが、「前のプレイヤーより必ず大きな数字を宣言」しなくてはならないのがポイント。
つまり、いつかは破綻するので、宣言は「嘘をつく」ことが許されているのです。
受け取り者は「嘘!」と思ったら公開を要求しても良く、実際に嘘なら相手にダメージを与えますが、本当だったら自分のダメージとなります。
誰かの体力が0になったら、そのプレイヤーが敗北してゲーム終了。
この時は、長女とシンさんの息子さんが引き運が凄まじく、シンさんが翻弄されていました。
例えば、950宣言 → 長女が3枚交換(!)して963宣言 → シンさんの息子さんが964宣言 → 本当でした!
984宣言 → 長女が986宣言 → シンさんの息子さんが967宣言 → 本当でした!など。
これは間違いなくウソだと思いますよね……。
かなり盛り上がりましたが、小学3年の娘さんは十分に内容を咀嚼できなかった模様。
ルールこそはシンプルですが、手札の並び替えから推理したり、そこで騙したりと、他ゲームでの経験がないと難しいゲームだと思いました。
以上、明日は学校なので5時には帰路に。
チケライでご一緒した旦那さんが家に戻ってギャラクシートラッカーを持ってきたようで、私と同じく妻が興味を持っていましたが大人しく帰ることにしました。
今回も家族一同とても楽しい時間を過ごさせていただき、主催のゆうりさん、お相手いただいた方には感謝しきりです。
次回に遊びに行けるのは8月ですかね。
夏休みの宿題をしっかり終わらせて、たっぷり遊びたいと思います。
この記事へのコメント
楽しいレポートを有難う御座います。
いつも一緒に遊んでいただき、有難う御座います。
子供が成長するにつれ、段々と出来るゲームが増えて来て楽しいのですが、何故子供はあんなに引きがいいんでしょうか(苦笑)。
ダイスゲーム系などはガチで対戦してもかなりの確率で負けてますよ…。
またご一緒させていただくのを親子共々楽しみにしています。
いつも一緒に遊んでいただき、有難う御座います。
子供が成長するにつれ、段々と出来るゲームが増えて来て楽しいのですが、何故子供はあんなに引きがいいんでしょうか(苦笑)。
ダイスゲーム系などはガチで対戦してもかなりの確率で負けてますよ…。
またご一緒させていただくのを親子共々楽しみにしています。
>シンさん
こちらこそいつもお相手いただき、ありがとうございます。
チケライのインスト助かりました(最近遊んでないのですっかり忘れています)。
長女は忙しいのもあって最近ボードゲームから離れているのですが、こういう機会で難しいルールを難なく理解しているのを見ると、成長したなぁと感じますね。
邪念と共に(?)驚異の引き運も減ってるかと思いましたが、前のフィブフィブでは健在でした。
ダイスゲームは自分が運悪いので子どもたちが強いのかどうか何とも言えない感じですが(汗)
また次回一緒に遊びましょう。
アンドール会もそのうちに!
こちらこそいつもお相手いただき、ありがとうございます。
チケライのインスト助かりました(最近遊んでないのですっかり忘れています)。
長女は忙しいのもあって最近ボードゲームから離れているのですが、こういう機会で難しいルールを難なく理解しているのを見ると、成長したなぁと感じますね。
邪念と共に(?)驚異の引き運も減ってるかと思いましたが、前のフィブフィブでは健在でした。
ダイスゲームは自分が運悪いので子どもたちが強いのかどうか何とも言えない感じですが(汗)
また次回一緒に遊びましょう。
アンドール会もそのうちに!
2015/07/24(金) 01:26:40 | URL | ぐんま #790CxkE6[ 編集]
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