旅は道連れ世はつれづれに。主にアナログゲームや玩具について赴くままに描き募るブログ。長女と次女の成長記録もちょっとあり、です。
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第19回偽エッセン会(平日夜ゲーム会)
2014年05月19日 (月) | 編集 |
第19回偽エッセン

新年度1回目、4月の偽エッセン会記事です。
前回は私が遅刻しましたが、今回はひだりさんが途中参加です。

表題写真は、先に3人で遊んでいた「ノルダーヴィンド」。
私の持ち込みで、「カタン」で著名なクラウス・トイバーの新作です。

他にプレイしたのは「コンパウンデッド(化合物)」という化学テーマのゲーム。
ひだりさんのブログでも詳しく紹介されていますよ。
 ひだりの灰色:第19回偽エッセン会

詳細な内容は[続きを見る]から。
 
 
ノルダーヴィンド(Norderwind)
第19回偽エッセン_1
トイバーといえば「バルバロッサ」「レーヴェンヘルツ」(個人的に)「テディベアボードゲーム」など過去に名作をいくつも送り出していましたが、カタンシリーズ以外での新作は久しぶりとのことです。

舞台は、海賊に襲われ危機に面している北海の島々。
プレイヤーは自由貿易船の船長となり、島民を手助けするために奔走します。

海域は「特産(ワイン)の島」「監獄の島」「市場の島」の3つに分かれ、それぞれ特定の荷物を届けることで任務を達成できます。
「特産の島」ではブドウ、「監獄の島」は捕獲した海賊、「市場の島」は麦・魚・塩・木といった具合ですね。

達成すると、任務ボード上に自分の名誉キューブを置くことができ、最初に10個のキューブを置ききった人が勝利します(4人プレイ時は8個)。
任務はそれぞれ難度が異なる10の任務がありますが、(難易度が低い)順に達成する必要があり、誰かがキューブを置いてしまうと、他プレイヤーはその任務を行うことはできません。早い者勝ちです。

他にもボーナスとして「それぞれの島で一番多く任務を達成する」「すべての島で任務を達成する」「船員を4人雇う」ことでキューブ1個を置けるというボーナスもあります。

第19回偽エッセン_2
品物やお金の入手は海域を航海することで行います。

まず3つの海域のうち1つを選択し、そこに積まれたタイルを上から1枚づつめくっていきます。
タイルに描かれるイベントには品物の売買、船の強化、難破船の発見(2金を獲得)などがあり、めくった時点でアクションを行うかどうかを決定。
めくれる枚数は船の速度と同じ(初期は4枚)で、アクションは2回だけ可能なので、実行するかスルーするか、その都度の判断が要求されます。

手番終了後にタイルをシャッフルするので順番は毎回変わりますが、どの海域にどのタイルがあるかは次第に明らかになってくる仕組み。

品物の取引価格はタイルによって差があるので、できれば安値で買って高値で売りたいところです。
船の強化も「速度アップ(マスト)」「大砲の追加」「船員を雇う」の3種類があり、どのタイミングで行うかも作戦になってきます。

第19回偽エッセン_3
イベントのなかには「霧」があり、これは海賊との遭遇を意味します。
海賊の強さ1~3は白い海賊ダイスで決められますが、運が良いと遭遇せずに1金をゲットすることもあります。

海賊とは船に装備している大砲の数だけ黒ダイス(1:当たり or 0:外れ)を振って戦闘を行います。
海賊の強さと等しいか上回れば勝利、海賊を捕獲することができます。
敗北すると、そこで自分の手番は即終了です。

尚、1金を払って戦闘を回避することもできます。
負けても何も取られないし、なかなか良心的な海賊ですね(笑)

第19回偽エッセン_4
赤=私、青=たる田さん、白=しのぽさんの順でゲーム開始。

前に妻と遊んだ時、序盤は安い場所で品物を買ったり、難破船の2金で稼ぐのがセオリーでしたが、この時はそういうタイルがある海域に限って海賊も頻出するという不運。
海賊がいない海域に限って品物が1つ3金というぼったくり価格で売っているという、恐ろしく資本主義な配置です(汗)

特に上の場面。たる田さんの時だったと思うのですが、海賊となけなしの1金で和解した後に、また海賊タイルを引いて手番終了(大砲1門、海賊の強さ2なので必ず負け)とか泣けますね……。

第19回偽エッセン_5
よって全員が貧乏ゆえに何もできず、ゲームが膠着する展開。
頼みは「手番開始時に0金だと、1金もらえる」という救済制度なので、まずは「出納係」の船員を雇い「1金→2金」にします。
次はその超お恵み能力で大砲をつぎつぎに追加。海賊に負けない船にするのが先決です。

写真、船後方にいる水色が船員。おかげで大砲を強化し海賊を退治できるようになりました(先頭の青色が捕まえた海賊)。

なお船員は役割により5種の能力があります。他は以下。
 ・見張り: タイルの一番上を見て不必要ならカットできる
 ・経理係: 売却で+1金
 ・船頭: 商船(品物なら何でも買える船)での売買が1回から2回可能に
 ・砲撃手: 大砲で2の目が出たとき、威力を1から2に上げる

展開によって、どの能力が有効かは変わりそうですね。
今回、軍拡にも関わらず砲撃手を雇わなかったのですが、これは単に自分のサイコロ運に自信がないだけです(大砲の2の目は1/6でしか出ないのです)。

第19回偽エッセン_6
準備に時間はかかりましたが、海賊を監獄島にブチ込んで最初の任務達成。
先行して任務を達成していたたる田さんは特産の島、しのぽさんは市場の島と3者3様に分かれました。

最初に説明しませんでしたが、任務を達成するためには品物があるだけではダメで、海域で「島タイル」を引いてアクションを実行する必要があります。
8枚ある海域タイルのうち1枚だけなので、これを引けないためになかなか任務達成できないことも。

第19回偽エッセン_7
こちらはたる田さんの船。やはり軍備を重視した船になっています。
しかし、その途端に海賊に会わないなど、今回はタイル運に恵まれない感じでしたね。

一方、しのぽさんは大砲は2門に抑え、その分、速度を重視した船にしていました。

第19回偽エッセン_8
中盤の任務達成ボードの様子。

それぞれ得意な島で伸ばしてマジョリティを取っていますが、品物を上手くマネジメントして集め、海賊も退治できたしのぽさんが3島で任務を達成して全島ボーナスを達成。
私は他の品物より手に入りにくい「ブドウ」の入手は諦めていたのですが、「特産の島」はお金だけでも任務を達成できるものがあるので、そこに上手く滑り込んで、全島ボーナスを得ることができました。

第19回偽エッセン_9
ここまで船が強化されると、ガンガン海賊は捕まえられるのですが、監獄島でも中盤では何故かブドウが必要になってきます(看守がワイン飲んだくれてる訳ではないですよね……?)。
よって、ここは回り道になるのを覚悟で何とかブドウを1つ確保し、市場の島で後々必要になりそうな品物もついでに準備。
なお購入した品物は、船の先頭(海賊の後ろ)に6つのスロットがあり、そこにセットします。

これは余談ですが人物や品物コマの下部がスロットにはめるために独特な半円の形状をしています。
他ゲームに流用は難しいと思うのですが、それだけKOSMOSが力を入れているということでしょうかね。

第19回偽エッセン_10
終盤に差しかかる頃のボード。

せっかく手に入れたブドウですが、8枚中7枚引いたのに「島タイル」が出ずに任務達成できない!という余計なミラクル。
グズグズしているうちに、監獄島の任務はたる田さんとしのぽさんに抑えられて、空振りになりました。
さらに監獄島では、しのぽさんと達成した数が同数になったので、私のマジョリティボーナス(1位の人だけがキューブを置ける)も無くなってしまいました。
まぁ、その分、市場の島ではしのぽさんに追いつき、向こうのキューブも取り下げさせてますが。

あと、私の残りキューブは3つ。しのぽさんも3つ、たる田さん4つ。
1つは船員4人ボーナスで置けるとして、あと2つは市場か監獄で任務達成しつつマジョリティを取りかえすのが良さそうです。
船の装備も万端で、品物の準備も万端な自分が優位を築いていると言えそうです。

ちなみに、このあたりでひだりさんが到着され、まだやってる途中なの?と驚かれてました(笑)
それも当然で公称60分のところ、すでに1時間半を経過。
どうにもこうにも序盤で時間がかかりすぎたのですよね。あと、自分が前述の通り、決められる状態でタイルを空振りしたこととか(汗)

第19回偽エッセン_11
しのぽさんの船は未だに大砲2門しかない状態で来たのですが、強さ3の海賊に遭遇するというピンチ。
これは「2」の大砲を出さないと負ける……というときに出すのが凄いですねぇ!

と感心してはいられません。海賊2人を監獄に送られたらマジョリティボーナスを取られてしまうのですから。

第19回偽エッセン_12
最後は上手く「市場の島」のタイル1枚目で上手く船員を雇い、4人ボーナスを達成。
2つ目のアクションで、任務達成+マジョリティボーナス獲得でやっとこ勝利することができました。


2回遊んだ印象としては、船が強化されていくのはワクワクしますし、タイル引きやダイスの一喜一憂は悪くないのですが、要所以外でシャッフルやダイスロールが頻繁に入るのでもっさりした感じです。
戦略は見通しが良すぎるぐらいなので、このあたりで長引くと弛みますし、我が家のようなファミリーユーザにはプレイ時間がネックになります。
今回のたる田さんのように序盤で躓くと自力で追いつく術がないので、相手の状況に頼るしかないのもちょっと気になる点です(よく最後まで気を切らさずにプレイされていたと思います)。

海賊や任務を簡略化して短時間にしてもらえば子どもとも遊べて嬉しかったのですが、そうなると豪華コンポーネントの割には……という評価になりそうで難しいところ。
毎手番タイルをシャッフルするので痛みそうなところもマイナスですし、期待が高すぎたのかもしれませんが、このまま評価が変わらないと、拙HPの「今年の微妙賞」に一番近いゲームのような……。うーむ。


コンパウンデッド(化合物)(Compounded)
第19回偽エッセン_13
化学ゲームと聞いて、理系として遊ぶのを楽しみにしていたタイトル。
まぁ、大学では電子回路やプログラムばかりで、化学の素養が必要な物性の授業はボロボロだったんですけどね!

とりあえず元素周期表が描かれた見事なボードが目に入り、ここで陣取りをするのか、ワーカーを置くのか……と期待をしていると、単なる点数を記録するスコアボードと聞いて、ひだりさんと私は盛大にずっこけます。

元素記号の数字がところどころ離れているし、57~のランタノイドや89~アクトノイドの部分が別表なのでスコアボードとして非常に使いづらいよ!
更にゲーム自体は50点+αで決着が付くとのこと。111(Rg)まであるのに残りが勿体無い!

ぜひ、カルカソンヌのように他ゲームでの得点記録用として持ち歩き、他のプレイヤーを幻惑するのが正しい使い方と思われます。元素の知識も身につきますしね。

第19回偽エッセン_16
タイトルにもなっている化合物はカードで並べられ、それぞれに必要な元素が描かれています。
和訳シールには和名と説明も書いてあったので、貼って遊べば雰囲気もアップしそうですね。

ゲームの流れは、「元素の取得」→「クレーム」→「元素の配置」→「(完成した場合)化合物の取得」という流れで進みます。

元素の取得は、袋に手を突っ込んで指定の数の元素コマを取り出します。説明には「分割してとらず、一気に取ること」と書いてあるらしいですが、確率的なこだわりがあるのですかね……?
その割には袋が小さくて非常に取りだしづらいのですが(汗)
手に入れた元素は、他プレイヤーと交渉して交換することもできます。

クレームとは権利を主張するもので、マーカーを置くことでその化合物は自分だけが完成させることができます。苦情という意味のクレームは和製英語なのですね。ボードゲームは勉強になるなぁ。

1ラウンドに配置できる元素の数は決まっていますが(初期は2個)、これは後述する研究室を発展されることで増やすことができます。
化合物を完成させれば、次に述べる研究所のレベルアップや、役立つアイテムを入手することができます。

第19回偽エッセン_14
個人ボード。
これは研究室を示していて、化合物を発見することにより発展させていくことができます。
 ・DISCOVERY … 上昇させると手番の最初に引ける元素を増やせます
 ・STUDY … クレームマーカーを増やし、クレームできる数を増やせます
 ・RESEARCH … 配置する元素の数を増やせます
 ・LAB … 次ラウンドに持ちこせる元素の数を増やせます

「DISCOVERY」は液体、「STUDY」は固体、「RESEARCH」は気体の化合物を作ることでレベルアップ。
「LAB」はどの種類でも他を上げる代わりにレベルアップさせることができます。

ボードの左上に置いたキラキラした宝石が元素で、無色=水素、黒=炭素、赤=酸素、青=窒素、緑=カルシウム、黄=硫黄という種別。
個数にも偏りがあり、水素はたくさんある(手に入れやすい)が硫黄が希少という具合になっています。

ちなみに左端にあるオレンジの木製コマはスタートプレイヤーマーカー。
研究室のカギを示しているそうです。キックスターター発だけあって無駄に豪華!

第19回偽エッセン_15
この研究所には実験による火災がよく起こるようで、消火器が備えられています。
しかし、その中身は空で、中身は自分でCO2を化合して生成しなくてはなりません!

ここまで説明を聞いて正直、このゲームはインスト出落ちで終わるんじゃないかと疑い始めた自分がいます(笑)

第19回偽エッセン_17
私がスタートプレイヤー(主任研究者)となってゲームスタート。

序盤で引いた元素に硫黄が多く、貴重でラッキーと思ったら、それを使う化合物がまったく場にありません。
さっさと見切りをつけて捨てて、他の元素に切り替えれば良かったものの貧乏根性で捨てられない私。

第19回偽エッセン_18
今回は拡張ルールの「協力して作る大きな化合物」を採用していたのですが(写真の左側のカード)、硫黄を使うのはこのやたら元素の多い化合物のみ。
仕方なく作成しますが、難度の高さから協力してくれる人もいなく(※)、ぐずぐずしているうちに研究所に火の手が!

そう、化合物カードの中には「火災カード」というものがあり、これがめくられると可燃性の化合物には燃焼マーカーが付加。
上限を超えると爆発してその化合物は消滅してしまうのです。

爆発した化合物に置いた元素は四散して隣の化合物に移動するため(何故?とかこのゲームで聞くのは今更です)、隣の化合物をキープしていくつかは回収できましたが、これで他プレイヤーから大きく離されてしまったのは間違いありません。

※…この時は協力時の得点ルールを間違って遊んでいたのですが、正しいルールなら誰かが協力してくれたかも

第19回偽エッセン_19
脅威の化合物ニトログリセン。
爆発すると、全ての可燃性化合物が消滅するという特殊能力を持っています。
ニトログリセンじゃ仕方ないよね、と思わせる説得力(?)が凄いです。

第19回偽エッセン_21
勝負は、たる田さんとひだりさんのトップ争いに。
たる田さんの欲しい緑(Ca)元素を交渉で譲ったかに見えたひだりさんですが、手に入れたアイテム「バーナー」で、たる田さんが狙っていた元素を燃やしてしまいます。

なるほど、ライバルであるたる田さんにあっさり緑を渡したのはこのためだったのですね。
さすがきたな……いやゲーマーのお手本のようなプレイですね。
というか、バーナーで火付けするって凄まじいゲームですね……と無粋ながらやはりゲームシステムにも突っ込まずにはいられません。

第19回偽エッセン_22
最終結果。
たる田さんとひだりさんが化合物の作成点では同じでしたが、残った元素などの加点要素でたる田さんが1点勝ち。見事勝利されました!
次いでしのぽさん、私は序盤が祟って1周以上の最下位でした。やはり拡大再生産の出遅れは痛いです。
写真をよく見ると、たる田さんの青コマが間違えて、57のランタンではなく72のハフニウムに置いてますね。やはりこのスコアボード、使いづら……。


遊ばせてもらった感想としては、どこかで見た要素を集めたゲームではあるのですが、1つ1つが上手くテーマと融合していて、醸し出す雰囲気に新味を感じました。トンデモ要素も色々つっこんではいますが、良いスパイスになっていますね。
こういう雰囲気ゲームは好きなので気に入りました。今度見つけたら手に入れようかな。

以上、今回も終電間際まで遊んだため、慌しくなってしまいすいませんでした。
次回も懲りずにギリギリまで遊ぶかもしれませんが(汗)どうぞよろしくお願いします。
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