旅は道連れ世はつれづれに。主にアナログゲームや玩具について赴くままに描き募るブログ。長女と次女の成長記録もちょっとあり、です。
リバネスカフェ&ダイニング 平日夜ゲーム会
2012年11月19日 (月) | 編集 |
リバネス平日会

四谷にあるボードゲームができるお店、リバネスカフェ&ダイニング。
前から気になっていたのですが、twitter等でお世話になっている皆さまにお誘いをいただき、花金(絶滅語)を利用して11/16に訪問することができました。

参加者は、ひだりさん、PHYさん、たる田さん・しのぽさん夫婦、私の5人。
PHYさんのご厚意で、シャハトの名作「ムガル」と、ワレスの新作推理ゲーム「P.I」を遊ばせていただきました。

詳細な内容は[続きを見る]から。
 
  
最寄りの四ッ谷駅にて待ち合わせ。
初対面にも関わらずまったくのノープランの私でしたが、ひだりさんが目印となるものを持ってきてくださったので、無事に合流することができました。
私もこういう時のために、何か適当なものを用意しておきたいですね。
GMで貰ったスワンパナシアの手提げ……では地味すぎるか(汗)

リバネスは、ぱっと見は「食事ができるちょっと洒落たカフェ」ですが、メニューには貸出できるボードゲームの一覧もあり、カタンやラミィキューブなどが並んでいます。
他にも「どうぶつしょうぎ」で有名な株式会社ねこまどがプロディースしているだけあって、ハイボールに「竜王」や「王将」などの将棋にちなんだ名前が付いているのも面白いですね。

ボードゲームをする場所は、しきりなどで区切られているのかと想像していたのですが、かなりオープンに普通のテーブルにて行うので、ちょっと驚きました。
店でボードゲームをすることが特別でない、ということなんでしょうね。


リバネス平日会1
まずは『ムガル(Mogul)』からスタート。

カード(株券)を山札から1枚めくり、それに対して「コインを1枚出して競りに参加するか、競りから降りて乗っているコインを全て獲得する」という手順を最後の一人になるまで繰り返します。
競り勝った人がそのカードを獲得できるのですが、そうせずに「今まで獲得したカードを売却する」ということも選択可能。
その場合、売却できるカードは「競りにかけられたカードの外枠の色だけ」というシステムになっています。

上の写真では「青+ピンクの外枠カード」が競りにかけられているので、これに勝てば、青いカードを獲得するか、獲得済みのピンクカードを売却する権利を得ることができるのですね。

ただし、「競りで2位になった人は1位の人が選ばなかった権利を選択できる」というルールもあるので、カード獲得を選ぶと売却を行わせてしまい、売却を選ぶとカードを奪われてしまう、というジレンマもあります。

また、株券を売却して得られる得点は、「全員が持っている枚数x自分が売る枚数」なので、自分1人ではなかなか点数が伸ばせないというところも悩みどころですね。



リバネス平日会2

私は、「人数が5人もいればなかなか売却で点数は伸びないだろう」と考え、序盤でカードを広く持って配当を得ようとする作戦(カードを所持しているだけである程度の点数が入る)でしたが、最初のうちは勘がつかめず、中途半端な競りでコインを失う場面が多かったです。

なぜなら、このゲーム。前の人がコインを持って行ってしまうと降りても1コインも得られなくなってしまうので、つい競りに参加したくなってしまうのです。
ここはちゃんと場を見極めて無駄なコインを使わないように、途中で降りる場合は前の人が降りないタイミングを見極めて、……と進める必要がありました。

カードを集めるか降りるかはっきりしているしのぽさん、終盤の黄色売却で一気に追い上げるたる田さん、よく見てバランス良く判断していたひだりさんなど、それぞれ見せ場のあるプレイをしていましたが、終わってみれば場を上手くコントロールしていたPHYさんの勝利。
大量に抱えていたコインを換算(5コイン=1点になる)して見事な逆転でした。
(上写真が最終結果。左側のジャラジャラコインがPHYさんです、笑)

最後の青売却で、私が大量にコインを渡してしまった(コイン点を軽視してました、汗)のもありますが、あの時点ではどう転んでも勝てなそうですね。
最初からの1手が積み重ねが重要だと思いました。


流石の名作。
自分で競るのも熱いし、他人同士の意地の張り合いを煽りながら眺めているのも一興です(特にたる田さん夫婦のやりとりが楽しかったです)。
3~4人だと展開もかなり変わりそうですし、これだけ単純なルールなのに奥深い。
売却のルールが非直感的なのが自分の苦手なシャハトっぽくはありますが、この面白さなら納得。
リオグランデから再販が予定されてますが、発売されたらぜひ購入したいですね。


リバネス平日会3
ねこまどハイボール。爽やかな飲み口。
最近飲みつけてないので、これだけでちょっとぼんやりしたのは秘密。

お1人100分1000円で、ソフトドリンクと10種類のハイボールは飲み放題というのはお手軽ですね。
3時間3000円で料理が出るコースもあるけど、どうしても食べずにボードゲームを優先してしまうような……。


リバネス平日会4
お次は『P.I.』。

「犯人」「場所」「犯罪」をそれぞれ当てる、と聞くと古典推理ゲーム『クルー』と同じかと思いますが、大きく異なるのが伏せたカードを当てるのではなく「右隣の人が隠し持っているカード」ということ。
そのため、それぞれのプレイヤーの答えはそれぞれ別となります。

調査方法は、「探偵タイル」による調査と、場に並べたカードを指定して行う方法があります。
前者は「犯人」「場所」「犯罪」を一遍にチェックできる強力な調査ですが使用回数が限られており、後者はカードに示された1項目しかチェックすることはできません。

調査する項目と場所はボード上で指定し、右隣のプレイヤーが当たっているかどうかのチェック。
ずばり当たっていればディスクを置き、ニアピンで隣接したマスにあればキューブを置きます。

推理を早く確定するほどポイントを獲得でき、3ラウンド通してのポイントで勝敗を決めます。


リバネス平日会5
一気に絞り込める探偵タイル(ゲーム中はオッサン呼ばわり、笑)を最初に使うのがセオリーだとは思うのですが、タイルの欠点として「犯人」「場所」「犯罪」のどれが当たりかは教えてくれない、ということがあります。

なので、せっかくタイルを使ったのに「1キューブ」というヒントだったりすると、「犯人」「場所」「犯罪」どれが隣接しているのか分からずに悶絶することになります。
逆に「ノーディスク、ノーキューブ」の方がその周りを調査しなくて良いことになるので、助かりますね。

私は全ラウンドを通して「1キューブ」とか「2キューブ」という惨状だったので、常に思考がぐるぐる状態。
このゲームは自分の順番の次は、左隣の人の正解チェックをしなくてはならないのですが、自分の推理に没頭すると聞き忘れることもたびたびありました。
まぁ、これは自分のうっかりですが、調査とチェックの順番を逆にした方が落ち着いて考えることができるのではないか、という意見も出ましたね。
PHYさんが、自分の推理を確定させた後でお手洗いに行ったら、次手番のひだりさんが確認できずに困ったということもありました(笑)

結果は最後のラウンド、1/2の確率で当てれば同点一位!というところだったのですが、この賭けは見事に外して終了。
安定した推理を見せたひだり探偵が、残した探偵タイルの差でPHYさんを離し勝利となりました。


ぱっと見、ソロプレイな感じかと思ったのですが、カードが全種1枚なので「相手の正解 = 自分の正解ではない」ということになり、相手の推理にも気を配る必要があります。
また、調査で使うカードは、ランダム引き&使い捨てなので、適度な運要素や、前手番で「それを使いたかったのに!」という盛り上がりになっているのもポイント高いですね。

欠点としては、カードに書かれた名称がブロック体に対しボードが筆記体なので場所を把握しずらいことと、自分の推理よりも相手の推理確認時に勘違いしてい迷走させてしまうのが怖いこと。
後者は失敗するとペナルティを受けるとはいえ、つい慎重になってしまいます。
両方とも慣れの問題かとは思うのですが。

推理に失敗しても脱落しないし、情報はボードの上で整理されているのでメモも取る必要がないので、上記の点さえ問題なければクルーよりも一般層にウケそうな感じがしました。
クルーみたいに名探偵コナン版とか出してもよいかも(笑)

ワレスの推理ゲーム?という先入観がありましたが、これは良タイトル。
バーナビー・ロスとかの別名義で出した方が推理好きの目に止まったかもしれませんね(推理小説ネタ)。
あ、あと「原作ありかも」と言いましたが、オリジナルの世界観みたいですね。
失礼いたしました。


以上、延長して200分遊んだので、西武新宿線が終電間際になってしまいましたが、仕事帰りに贅沢な時間を過ごさせていただきました。
皆さまも親しみやすい方ばかりでしたし、とても楽しかったです。

日本でもこういう仕事帰りにボードゲーム!という風潮が広まると良いですねぇ。


この会については、ひだりさんもレポートを書かれていますので合わせてどうぞ!
違う視点からのレポを見ると考えていることが異なっていて面白いですね。
ひだりの灰色:第二回偽エッセン会
コメント
この記事へのコメント
先日はお付き合いありがとうございました。ブログも楽しく読ませて頂きました。
同じ場で一緒に遊んだ方の自分とは違う目線、違う感想というのは、やはり興味深いです。僕からすると、ぐんまさん、PHYさんラインは何故かいつもお金が出てくる魔法のような場所に見えてました。ムガル、P.I.ともに良いゲームだったというのは激しく同意ですが!
 
電車ぎりぎりだったとのことで非常に申し訳なく思いますが、また、よければ遊んでください。無論、今度は時間設計を計画的にでw
2012/11/27(火) 12:12:46 | URL | ひだり #-[ 編集]
>ひだりさん
こちらこそお世話になりました!
ひだりさんのブログも拝見しておりますが、いつも簡潔かつ要点を押さえた文章に感心ばかりしています。
(自分が無駄に長くなっているので……)。

ムガルは自分も中盤で資金がまったくなくて心の中でヒーヒー言いながらプレイしていましたよ。
今考えると0金の時に、うっかり隠し持つ方の左手でコインを回収してたりしましたし(笑)
他人の庭は青く見えるものですね~。

終電のタイミングはちゃんと考えて延長したのでお気にせずに。
というか長く遊べて嬉しかったです。
機会がありましたら、またよろしくお願いいたします。
ひだりさんに言われてグリーンロックヴィレッジを思いだしたので、これもちゃんと訳しておきたいですね。
2012/11/28(水) 00:04:49 | URL | ぐんま #eL404qMA[ 編集]
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