旅は道連れ世はつれづれに。主にアナログゲームや玩具について赴くままに描き募るブログ。長女と次女の成長記録もちょっとあり、です。
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クルフティガー警部シリーズ『Jagdrevier(猟場)』ルール抄訳
2012年09月22日 (土) | 編集 |
ドイツで人気の推理小説「クルフティガー警部シリーズ」をボードゲーム化した『豚小屋』は、事件捜査の雰囲気を味わえる良作でしたが、今年の10月に新しいボードゲーム『Jagdrevier(猟場)』が発売されるようです。

Jagdrevier

公式ページに公開されていたルールを読みましたので、その抄訳をメモ程度に記します。

huch&friends
Jagdrevier

詳細な内容は[続きを見る]から。
 
 
[基本]
・対応プレイヤーは2~5人
・1人が犯人役となり、残りが捜査官となる
 捜査官はクルフティガー、ラングハマー、リチャードマイアー、サンディヘンスキの4人
・犯人は特徴として、「男/女」「背が高い/低い」「髪の色(5種類)」「動機」「凶器」の5つのステータスを持っていて、捜査官はそれらをすべて当てるのが目的
・ゲームボードは南ドイツの地図
 ノイシュヴァンシュタインなどの名所などがマス目になっていて、経路で結ばれている

[ゲームの準備]
★犯人
・ヒントカード36枚から自分の特徴に該当するカード5枚を抜き取っておき、残りを山札とする
・山札からヒントカード4枚を手札として持つ
・サイコロを3つ振り、それが示す3つの名所に手札を裏返しで1枚置く(残る1枚は手札としてキープ)

◆捜査官
・自分のフィギュアをゲームボード上の「犯行場所」に置く
・目隠し用のスクリーンと捜査用シートを持つ
・「日程トラック」のスタート(0日)にマーカーを置く
・スタートプレイヤーを適当な方法で決める


[1.フィールドの移動]
・捜査官はヒントカードを得るためにボードを移動する
・ただし移動したマスの分、「日程トラック」にある自分のマーカーを動かす必要がある
 たとえば、3マス先に移動したら、マーカーを3日進める
・もしマーカーが限度である20日まで進んでしまったら、それ以上移動することはできない

[2.ヒントカード]
・ヒントカードには「林道」「特徴」「人物」の3種類がある
・「林道」カードはハズレだが、自分の日程マーカーを1日戻すか、他のプレイヤーを1日進めることができる
・「特徴」カードは、最初に犯人が自分の特徴を取り除いているので、ここで引いたカードは犯人の特徴でないことが分かる
・「人物」カードには、5つの特徴イラストが描いてあるので、それを犯人に見せていくつ犯人の特徴に当てはまるかを数字(0~5)で宣言させることができる
・手に入れたヒントは自分の捜査シートに記録する

[3.犯人の指摘]
・全員の行動が終わったら、1ラウンド終了とする
・この時点で、犯人の特徴が分かったら犯人の指摘にチャレンジすることができる
 犯人に捜査シートを見せ、すべてを正解できたらその捜査官の勝利
 ただし間違うとゲームから脱落する
・もし複数人が正解しているなら、日数が少ない方(日程マーカーがスタートに近い方)が勝利
・誰も犯人を指摘しなかったら次のラウンドへ
・10ラウンド内に正解できなかったら、犯人の勝利

[4.次のラウンドに進む場合]
★犯人
・ゲームボード上にヒントカードが残っていたら、すべてを除去
・山札から3枚を追加して4枚に戻し、そのうち3枚を再度ボードに配置する
◆捜査官
・次のスタートプレイヤーは「犯行現場」に近い場所にいる人、同じ距離なら時計回り


[クルフティガーファンのためのヴァリアント]

●「アクションカード」(18枚)
・日程が足りずヒントカードを手に入れなかったり、「林道」カード引いたときにアクションカードの山札から1枚を引く
・犯人は、このアクションカードに書かれたイベントのうちどちらかを選択する
・イベントは「誰かが誕生日なのでラングハマーはセレナーデを歌う」「リチャードマイアーはクルフティガーにfフェイスブックというものが世界にあることを説明する(※警部は機械オンチ)」といったパーティー的内容になっている
・このイベントを押しつけられた人は、日程マスを1つ戻すことができる

●尋問
・7ラウンドから、各プレイヤーは1回だけ犯人にYes/Noで回答できる質問をすることができる
 例えば「凶器は毒か?」
・犯人はそのプレイヤーだけに見えるように「Yes」or「No」カードを見せる
・このヴァリアントを使うと捜査官側が有利になる


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■ルールを読んだだけの感想

一言で説明するとクルーとマスターマインド足して2で割ったような感じですかね。

ただ、捜査官が残り日数をマネージメントしながら捜索したり、犯人が「相手がどの証拠を持っているか」を考えながらカードを配置していくのは面白そうで、このあたりには独自の楽しさがあるようにも思えます。

基本は「犯人vs各捜査官」という感じですが、スタートプレイヤー争いや「林道」での日程進めなどの捜査官間の絡みは多少ながら存在します。
ただ、これらは競争要素だけで、前作にあった「プレイヤー間で一緒に捜査をしている感じ」がなくなったのは個人的に残念。

あと細かい点ですが、遺体を見ているのに凶器(斧、毒、ライフル、ナイフ、スコップ)が分からないと言うのは、近代捜査っぽくなくて雰囲気を損ねます。
特に毒・斧・ライフルなんかは監察医でなくても分かりそうなものですが……。
他に適当な特徴の項目はなかったのですかね。

「回答に失敗するとゲーム脱落」などの点も含めて、そんなところに古いシステム(クルー的)な臭いを感じるのは、ちょっと惜しいところです。

ヴァリアントルールも「尋問」は初心者救済で、「アクションカード」はパーティー的要因なので、ゲーム的な変換はあまりありません。
私は「アクションカード」と聞いて「特殊能力か?」と勢い込んでPDF拡大してカードの内容を読んだので、腰砕けになりました(笑)
ヴァリアントならば、もうちょっと違う遊び方を提供できた方が良かった気がしますね。

言語依存はアクションカードヴァリアントさえ採用しなければ無し。
フレーバーテキストも「林道」カード(10枚ぐらいか?)ぐらいなので少ないです。
また、ステータスはアイコン化され、分かりやすくなりました。
年齢も8才↑だし、作者がHABAゲームを手掛けているWolfgang Dirscherlなので、ファミリー向けを狙ったのですかね?(殺人が出てくるゲームがファミリー向けか、というところは置いといて)


総合的には悪くはない気がしますが、システム的にもデザイン的にも特色が薄いので前作ほど惹かれるものを感じないのも確かです。
買うかどうか、躊躇するレベルですねぇ……どうしようかな。
コメント
この記事へのコメント
豚小屋の続編と聞いて、私もすごく気になっていたんですが
抄訳を拝見する限り、確かにこれはクルーなんかとあまり変わり映えしない印象ですね。。
現時点では私は様子見、という感じですね。

全然関係ないんですが、先日の日記のタイトルを「修羅の道」と読んでしまっていました(笑
2012/09/23(日) 09:02:48 | URL | たっくん #9QpkrxpU[ 編集]
>たっくん
犯人とのVS形式だったり、証拠の取得に駆け引きがあったりと、クルーとは異なる点も多いのですが、結局は証拠当てパズルという部分が古い感じを受けるのですかね……?

各捜査官が完全に情報秘匿なので、そのあたりで絡みがないところも気になります。
犯人役は頭をつかいそうなので面白そうなんですけどね。

「修羅」は「修理修理修理…」という文字列の中から発見するパズルにしたら気づきにくそうですねw
2012/09/23(日) 15:52:37 | URL | ぐんま #790CxkE6[ 編集]
ちょっと感想部分が整理しきれてないので書き直しました。
すいません。
2012/09/23(日) 15:56:14 | URL | ぐんま #790CxkE6[ 編集]
そうですねぇ・・豚小屋のシステムがすごく斬新だったのもあって
アレと比較してしまうと、あまり目新しいものは無いのかな?と思いまして。

「正解が最初から決まっているかどうか」というのが豚小屋との最大の違いかなという気がしてて
個人的には、そのへんが豚小屋の一番の魅力だったんです。
最初から決まっているものを当てるなら、バレるバレないというところでジレンマが欲しいんですよねぇ。
アンダーカバーや薔薇の名前みたいな正体隠匿系みたいな感じですかね。

あ、もし私が分かってないだけでしたらすみません^^;
2012/09/28(金) 11:55:38 | URL | たっくん #9QpkrxpU[ 編集]
>たっくん
うーん、豚小屋に比べるとどんなゲームか予想しやすいというか、システムに対する未知のワクワク感はちょっと薄いですね。
その分、ゲーム慣れしてない人でも理解しやすく遊びやすいとも言えますけど。

正体隠匿するのが犯人で、他プレイヤーが当てるという形ですが、論理パズルとしては簡単なので、犯人のカード配分がキモだと思ってます。
少人数なら裏をかいてワザと近くに重要なヒントカードを置くとか、多人数なら誰がどのヒントを持っているか考えながら配置を決めるとか。
そう考えると犯人が一番やりがいがあるゲームかもしれませんね。

ルールはやはり文字だけだと分かりにくいですね。画像抜き出しのPDFで作れるようになると良いのですが……。そのうち勉強したいです。
2012/09/29(土) 01:00:29 | URL | ぐんま #790CxkE6[ 編集]
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