旅は道連れ世はつれづれに。主にアナログゲームや玩具について赴くままに描き募るブログ。長女と次女の成長記録もちょっとあり、です。
禁断の島 (Forbidden Island)
2012年04月23日 (月) | 編集 |
禁断の島
名称:禁断の島 (Forbidden Island)

発売元:Gamewright (ゲームライト) , 2010年
デザイナー:Matt Leacock (マット・リーコック)
プレイ人数:2~4人
対象年齢:10歳以上
主な受賞歴:2011年 ドイツ年間ゲーム大賞 最終ノミネート

概要:能力が異なる冒険者達を協力させ、沈みゆく島にある4つの財宝を獲得・脱出する

満足点:短時間で手軽に協力ゲームを楽しめる
     プレイごとに地形が変わるので新鮮さがある
     ルールが簡単なので、参加するだけなら10歳以下の子どもでもOK
     前作のパンデミックに比べ、多人数が不利ということがない気がする
不満点:カードに加え、地形のランダムさが加わるので難易度の振れ幅が大きい
     沈んでいる島を修復する工程がどうしてもイメージできない(笑)

ウチでの評価:★★★★★★★★☆☆(8点:お気に入り!!)

「パンデミックよりルールが簡単かつ短時間なので、これはこれでいい感じ」
長女(7歳)「パンデミックより怖くないので、こっちの方が楽しい」
次女(4歳)「水のたからものは気持ち悪いからお父さんにあげる」

詳細な内容は[続きを見る]から。
 
 
今回は有名な協力ゲームである「パンデミック」の後続となる「禁断の島」を紹介。
パンデミック」よりシンプルな内容になっているので、最近ウチでよく遊ばれているゲームです。

禁断の島1
外箱。ゲームライト版なので金属箱です。表面の絵柄に凹凸があってなかなか豪華。
ただ金属箱はかさばる上にへこみやすいという欠点もあるので、ドイツ(Schmidt Spiele)版の紙箱を好む人も多そうですね。
(他にもドイツ版は木製のプレイヤーコマがフィギュアになっているという違いもあります)

予断ですが、子ども達はこのイラストの塔を「ラプンツェルの塔」と呼んでいます。
似ている……かなぁ。


禁断の島2
中は収納しやすいように仕切られています。まぁ底上げで無駄なスペースも多いのですが。
中身だけ取り出したら、かなりコンパクトになりそうですね。


◎プレイレポート

禁断の島3
斜め視点で分かりにくいですが、私(写真右下)、長女(左下)、次女(右上)との3人プレイ。
子どもたちと遊ぶので当然、難易度は「初級」で。

まずはゲームスタート時にタイルを並べて島を作成します。
最初から浸水している場所もあって、その場所はタイルを裏面(薄い青白色)にしておきます。
今回は私から見て上側が多く浸水しているようですね。

これらの浸水した場所を含む全島は、進行するにつれ完全に水没していくので、だんだんと島で移動できる場所が減っていくことになります。


次に「財宝カード」または「特殊カード」を各自2枚、初期手札にしてからのスタートとなります。
財宝カードは、同じ種類を集めることによって、該当の宝物を手に入れることができますが、条件として「同じ人が4枚集めて、該当の場所(タイルの左下にマークが書かれている)に行く」ことが必要なので、できるだけ同種のカードは1人に集めたいところです。
今回は「炎のクリスタル」と「風の像(羽の生えたライオン)」の財宝カードが多いようですね。

特殊カードは、「ヘリコプター(好きな場所に移動する)」、「土嚢(浸水場所を修復する)」などのお助け効果を持っています。


私の職業は「メッセンジャー」(白コマ)。
他の場所にいるプレイヤーにカードを渡せるので、子ども達のサポートをするのに適している能力ですね。

長女は「パイロット」(青コマ)。
自分の手番で1度だけ任意のタイルへ移動できる能力があり、これは長女お気に入りの職業。ワープは分かりやすい強さですからね~。

次女は「探検家」(緑コマ)。
ナナメに移動できる能力。彼女は難しい能力は使いこなせないので、これと「パイロット」「エンジニア(同時に2箇所の浸水場所を修復できる)」のいずれかを選ばせていますね。

他にも「ダイバー(浸水または水没した場所を一気に勧める)」「ナビゲータ(他のプレイヤーを動かせる)」という職業があります。


禁断の島4
ゲームの進行は、以下の行動を1人ずつ順番に行っていきます。

[1.]プレイヤーコマの移動
  他のタイルへの移動、または、浸水したタイルの修復を行います。
  合計3回まで行うことができます。
  同じタイルに他のプレイヤーがいる場合は、財宝カードを手渡すこともできます。

[2.]山札から財宝カードを2枚引く
  前述の通り、同じ財宝カードを4枚集めることによって、該当の宝物を手に入れることができます。
  ただ、どの財宝を引くかは運ですし、カード枚数の上限は1人5枚という縛りがあるので、そのカードを先に集めるかは悩ましいところです。
  また、財宝カードの代わりに特殊カードが手に入ることもあります。

[3.]山札から浸水カードを引く
  これにより引いたカードに描かれた場所が浸水していきます。
  一度、浸水した場所がもう1度浸水した場合はタイルが取り除かれ水没となってしまいます。
  水没した場所は2度と修復することはできませんし、その上を通ることも不可能になります。


また、[2.]の財宝カードには、写真のような「水位上昇!(Water Rise!)」というカードが紛れていて、これを引くと「引く浸水カードの枚数が増える」「今まで引いた浸水カードをすべて山札の上に戻す(つまり同じ場所が浸水する可能性がアップする)」ために、島が水没するスピードがアップしていきます。


禁断の島5
連続して「浸水カード」が出たために、結構島が削られてきました。
写真では緑コマの下にあるタイルが水没してしまいましたが、この場合、隣接したタイルに移動することができます(キャラクターにより移動方法に違いあり)。

しかし私がメッセンジャーの能力で、事前に次女(緑コマ)に財宝カードを渡していたので、次女の手には4枚の「炎のクリスタル」カードがそろっています。
これで隣にある「炎のクリスタル」マークがあるタイルの上に行けば、財宝をゲットすることができます!



禁断の島6
残りの財宝はあと3つ!
しかし水位はどんどん上がってくるので、油断は禁物です。
次に集まるのは「風の像(羽の生えたライオン)」ですかね……?


禁断の島7
と思ったら、意外にも「海の聖杯」が集まったので、これも次女に集めてゲットしてもらいます。
まだ手に入れてないのは「風の像」「大地の石」ですが、「大地の石」マークがある2枚のタイル裏返ってしまい、今にも水没しそう!

財宝を手に入れる前にこれらのタイルが水没するとゲームオーバーになってしまうので、長女(青コマ)がこのあたりの修復担当としてがんばります。


ちなみに財宝にはそれぞれフィギュアが付属していて探検気分を盛り上げてくれます。
子ども達には「炎のクリスタル」と「風の像」が「キレイ!、カッコイイ!」と好評で、「海の聖杯」は「タコ足みたいなボツボツ(吸盤)がついていて気持ち悪い」と不評のため、どちらがどの財宝を手に入れるかで、よく仲間割れになります(汗)


禁断の島8
水位がかなり上昇してきた上に、中央にある「ヘリポート」まで浸水してきました。
4つの財宝を手に入れた後は、このヘリポートから脱出しなければならないため、ここが水没しても一発アウトです。注意しないと。


禁断の島9
ヘリポートを修復しつつ、「風の像」カードが長女に集まったのでゲット!
パイロットは一気に移動できるので、マークのあるタイルに行くのも楽です。


禁断の島10
そして、最後の「大地の石」も手に入れました!
島は大部分がなくなってきましたが、あとはヘリポートから脱出するだけ。

※左上にある紙の切り抜きは長女の工作物なので気にしないでください(笑)


禁断の島12
全員、無事にヘリポートに到着!
脱出には特殊カードである「ヘリコプター」が必要なのですが、ここまで温存してきたので問題なし。

4つの財宝を首尾よく手に入れ勝利です!
今回はかなり簡単な島タイルの並びだった上、終盤は財宝カード運にも恵まれたので楽勝でしたね。

ちなみに子ども達的には向かって右端にある「ラプンツェルの塔」タイルを守ることも勝利条件に含まれているそうです(汗)


禁断の島13
おまけ。
長女が作った職業コマのランダム引き用ケース。
このゲームはタイルやコマのランダム引きをするための袋が付属していないので作ったそうです。
(適当なビニール袋で代用すれば済むことですが……)。


◎総評
評判では傑作である「パンデミック」と比べると物足りないという意見が多く見られ、私も購入する前はパンデミックを所有しているので不要かと思っていたのですが、プレイしてみると短時間で気軽に遊べるので、これはこれで十分に面白いと感じました。

テーマも「病原菌から世界を守る」から「トレジャーハント」にスケールダウンしていますが、子ども達にはこちらの方が分かりやすいですし、前者は長女には少し怖かったようです。

島が段々と沈んでいく様は「どうやって沈んだ場所を修復してるの?」という疑問があるものの(笑)、ピンチであることやどうすれば助かるかが一目瞭然で、子ども視点でも分かりやすいです。
対象年齢は10歳以上となっていますが、細かいルールが分かる人が1人いれば、それよりも低い年齢でも十分に参加できると思いますね。

またパンデミックは経験からくる判断(特殊カードを使うタイミングなど)が必要な場面が多く、つい経験者が口出しをしたくなる場面が多いのですが、こちらは構造がシンプルなので初見でも想像がつく部分が多く、大部分は各自の判断で動いてもそれなりにゲームになります。
特に初級は簡単なので7歳長女に主な作戦を任せてもそれなりに上手くいきましたよ。

もう1つ優れている点としては、財宝カードの受け渡しが簡単になったせいか「多人数の方が不利」ということがなくなり、人数が多い方が心強くなっているのが協力ゲームとしていいですね。
(パンデミックの時には2人プレイの時が一番簡単で、4人がハードに思えたので)。

よって、この「禁断の島」は子ども相手や、ボードゲーム初心者にはかなり優れているゲームで、自分としてはかなり評価できると思います。
長女や次女も気に入って何回もプレイしているので、点数は少なくとも「8点」!
これからもお気に入りのゲームの1つとして活躍してくれそうです。
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