旅は道連れ世はつれづれに。主にアナログゲームや玩具について赴くままに描き募るブログ。長女と次女の成長記録もちょっとあり、です。
ランペルリッターの一騎打ち (Rumpel-Ritter - Das Duell)
2011年07月19日 (火) | 編集 |
ランペールリッター決闘
名称:ランペルリッターの一騎打ち (Rumpel-Ritter - Das Duell)

発売元:HABA (ハバ) , 2010年
デザイナー:Gunter Baars (ギュンター・バース)
プレイ人数:2-4人
対象年齢:4歳以上

概要:相手のコマを場外に出した方が勝ち、一対一で戦うおはじきゲーム

満足点:とにかくイラストがユーモラスで可愛い
     単純なゲームだが、壁打ちが決まったときなど、なかなか爽快感がある
     対戦する2人が呼び出されるマッチングシステムが面白い
不満点:やや戦法の幅が狭いような気がする
     子どもが力を入れて持つので盾がボロボロになりやすい

ウチでの評価:★★★★★★☆☆☆☆(6点:なかなか良い)

妻「とにかくワニのイラストが可愛くて気に入った(注:ワニではなくドラゴンです)」
長女(6才)「女の子よりもドラゴンの方が可愛い」
次女(3才)「チキンさくせん(ちょっとずつコマを動かす)」

詳細な内容は[続きを見る]から。

 
オビ湾さんの記事を読んで気になっていたゲーム。

前作のコロリンナイトでも妻がイラストをとても気に入っていたですが、「単なる運ゲームだしなぁ」と悩んで見過ごしているうちに続編が登場。
これならおはじきが好きな子ども達も長く遊べそうだし、何といっても小箱で安価なので購入に至りました。

ランペールリッター決闘1
外箱。HABAの小箱サイズ。11.6x4.3x18.2cm。

ランペールリッター決闘2
内容物。ボード、コイン、丸コマ、盾カードなど。
なぜか青コマのドラゴン君がタカチームで、赤コマの女性(ですよね?)がドラゴンチーム。

キャラクターでは、やはりとぼけた顔のドラゴン君が一番人気。女性キャラが姉妹で取り合いにならないのは、ウチではとても珍しいです(笑)
個人的には緑のユニコーン紋章が格好よくてお気に入り。

2つ折りボードの曲がり部分が強くて、馴染むまでなかなか平らににならなかったのですが、ウチだけですかね(今でも多少、山なりになっている)。


ランペールリッター決闘3
一対一の勝負ですが、最初にコインをめくって対決する2名を決めるため、4人までプレイ可能。
コインには各キャラを表す盾のイラストが2種類が描かれており、盾が上になっている方が自動的に先攻になるという、なかなかスマートな方式です。

対決方法は、盾カードを使ってコマをはじき、相手のコマにぶつけて場外に出したら勝ち。
子どもの頃遊んでいたスーパーカー消しゴムのようなシンプルなルールですが、両者の背面にはストッパーとなるバーが設置されているため、なかなか縦方向には相手を押し切ることはできません。

ちょっとしたズレや相手の操作ミスを誘って、横にはじき出すのが基本ですが、横方向は狭いので自分も場外に出ないように力加減に気をつける必要があります。


慣れてくると、バーに反射させて押し出すといったビリヤードのバンクショットのような技を決めることもできます。大技で勝負が決まると気持ちいい!

ランペールリッター決闘4
上のような配置だと、青いコマは背後のバーに守られているように見えますが……。

ランペールリッター決闘5
必殺、バンクショット!
強打することで、青コマをバーに反射させて場外に出すことができます。


◎総評
イラストが目当てで勝ったゲームですが、内容も面白くて満足な一品。
子ども達もリピートで遊んでいます。

ただ、やはり力を入れすぎることによる盾の劣化と、上達してくると「中央の道から少しでも外れたら、バンクショットで決める」という決めパターンになりがちなので、展開が単調になることは気になります。
結局、先にバクチで攻めにいくか、ちょっとだけ進んでは戻る、通称「チキン戦法」で待つしかないのですかね。
(長女と次女がやると、チキン作戦の応酬になるので、なかなか勝負がつかない……)。


2人で遊ぶ場合のハウスルールですが、1人につきコマ2つを同時に使って2対2で戦う(手番では好きな方のコマを動かせる)と、展開に幅できるので、結構オススメです。

そんなことで評価は6点。勝負が盛り上がるもう一工夫あれば更に良かったかも。
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