旅は道連れ世はつれづれに。主にアナログゲームや玩具について赴くままに描き募るブログ。長女と次女の成長記録もちょっとあり、です。
ソーリー!スライダーズ(Sorry! Sliders)
2011年06月13日 (月) | 編集 |
ソーリースライダー
名称:ソーリー!スライダーズ(Sorry! Sliders)

別名:「Sorry! Bahn frei」「Sorry! Shooter」など
発売元:Hasbro(Parker Brothers)
デザイナー:Craig Van Ness
プレイ人数:1~4人
対象年齢:6歳以上

概要:カーリングの要領で点数を獲得して全てのコマをゴールさせれば勝ち、という変則的なすごろく

ウチでの評価:★★★★★★★☆☆☆(7点:面白い!)

満足点:見た目通りのゲーム内容だが、すごろくルールが上手いアクセントになっている。
     ボードの組み合わせで色々なバリエーションを作れ、独自ルールも作りやすい
     コマを滑らせるアクションが純粋に楽しい
不満点:この手のアクションの宿命で、何度もやるとちょっと飽きやすい

妻「単純だけど、なかなか燃えるゲーム」
長女(6才)「vs嵐のデュエルカーリングみたいで楽しい」
次女(3才)「せーの、どーん!」

詳細な内容は[続きを見る]から。


このところ「豚小屋」のテキストを訳す作業にかまけて、全然ブログ更新してませんでした。スイマセン。
そろそろ、一区切りつきそうなので、またゲーム紹介を再開したいです。

今回は、これが“純粋なボードゲーム”かと言われると微妙ですが、なかなか面白いアナログゲームを紹介。
実は「sorry!」という古いすごろくゲームの続編ですが、まったく違う作品になっているみたいですね。

世界のhasbroブランドだけあって、アメリカ、ドイツ、フランスではamazonで売っていましたが、
国内ではプレイスペース広島さんぐらいしか出回っていないようです。

ソーリースライダー1
外箱です。6,4 x 40 x 26,7 cm。
ちょっと柔い感じなので箱つぶれ注意。

これはプレイモービルと一緒に買ったフランス版です。
よって、以下に記されているルールはよく分からないフランス語を無謀にも訳したものなので、
間違っている部分がありましたら、どうぞご指摘ください。
(機械翻訳の力も借りたので、大筋では合っていると思いますが…。)


ソーリースライダー2
2人プレイ用のセッティング。中央に伸びる赤と青のレーンがあります。

各プレイヤーは4つの投擲コマ(カーリングのストーンのようなもの)と、自分用の得点ボードを準備します。
得点ボードは少し特殊な使い方をするのですが、これについては後述。

ちなみにボードはプラスチックにも見えますが厚紙です(側面のガードレールだけプラ製)。


ソーリースライダー3
まずは先手後手を決めた後、順番に自分のコースから一投ずつ投擲コマを投げ入れていきます。
コマの下面には鉄球(ボールベアリング)が仕込まれていて、少しの力でも滑っていくようになっているのですが、
なかなか力加減が難しい。

弱くて中央ボードまで届かなかったり、逆に強すぎて転倒したり、
ボードの4隅にある黒い「SORRY!」ゾーンに入ってしまうと、そのコマは無効になってしまい、
即座に取り除かれてしまいます。

これは相手のコマに弾かれてゾーンに入っても同じ結果になるので、その場合は「Sorry!(悪いね)」というのが
このゲームのお約束です(笑)


ソーリースライダー4
4つのコマを投げ入れた段階で得点集計。

ボードには同心円状に得点エリアが区切られており、コマの中心が入っているエリアの点を獲得します。
エリアが半々ぐらいだったら高い点数が採用されるともマニュアルには書いてありますね。


ソーリースライダー5
獲得した点数分、得点ボード上の4つのコマを動かします。

上例では、赤プレイヤーは「4点」「4点」「3点」「3点」を獲得したので、
得点コマ2つを4マス分、残りの2つを3マス分、進めます。
ここまでは普通の的当てゲーム的な感覚。


ソーリースライダー6
先手後手を交替して第2ラウンド開始。
同じく4回の投擲が終わったら…。


ソーリースライダー7
さきほどの得点ボードに点を追加していきます。

赤プレイヤーは「3点」「2点」「1点」「1点」を獲得したので、
1つの得点コマは前回の4マス目から+3マスを足してゴールに到達!

…そうです。このゲームの勝利条件は「全てのコマをゴールに送ること」なのです。
カーリングを使ったスゴロク的なゲームとも言えますね。


得点コマには「ちょうどの点数でないとゴールできない」という縛りがあり、
(例:残り1マスでゴールの場合、「2点」や「3点」ではゴールできない)
最後の方になると、中央ではなく「1点」や「2点」のゾーンが重要になってくることもあります。

また、1つのコマには1つの得点しか割り振れず、
「3点」と「2点」を1つのコマに集中させて5マス進めることもできないので平均的な投擲も要求されます。

同着でゴールした場合の処理については何も書かれていないようですが、ウチではハウスルールとして
「一番中央に近い場所に投擲コマを置いていた人が勝利」としています。
これによりプレイヤーは終盤の「1・2点」争いと、中央エリアの陣取りを同時にしないといけなくなるので、
分かりやすい上に逆転要素が増す、なかなか良いルールであると自負していますね。


ソーリースライダー8
中央のボードには4つのバリエーションがあるのですが、これは黄色のボードを使ったもの。
中央には投擲ストーン1つ分の穴が空いており、ここにコマが入ると、一気に好きなコマをゴールさせることができます。

プレイレポとして妻と私で実際に遊んでみました。
左の赤が妻(先攻)で、右の青が私(後攻)です。


ソーリースライダー9
2投目で私のコマが中央にクリーンヒット!
即座にゴールです。

他のボードと比べると「中央を狙えば」勝てる、というのが明確なので分かりやすいですね。


ソーリースライダー10
1ラウンド終了。
互いにコマ1つを即ゴールさせ、残りはご覧の様子。
私のコマがもう少しで中央に入りそうですが、ちゃんと収まらないと即ゴール扱いにはなりません。


ソーリースライダー11
2ラウンド終了。
互いにあと1つゴールさせれば勝ち、という接戦。

ここは悠長に通常得点を狙うより、即ゴールで勝ちを狙いたいところ。


ソーリースライダー12
私の3投目がヒットして見事、勝利!

この黄色ボードはスピーディーに勝負が決まるうえに、終盤での逆転要素もあるので
子ども相手や、実力差がつきやすい2人プレイには向いていそうですね。


ソーリースライダー13
緑のボードにも中央に穴が空いていますが、黄色とは違って、ここに入ると何と
「一番進んだコマをスタートに戻す」ことになってしまいます!

ただ、その罰則を食らうのは1ラウンド中、1人につき1回だけ…と書いてあるようですね。
(訳には自信なし…制限なしでも、それはそれで酷くて面白そうな気がしますけど)

長期戦になりそうですが、たたき合いが盛り上がりそうなヴァリアントです。


ソーリースライダー14
これは赤色ボードのヴァリアント。
中央近くにある「!」マークがついているエリアがありますが、ラウンド終了時にコマがこのエリアに触れていると、
無得点になってしまいます。

ボードのヴァリアントとは関係ないですが、この写真ではコースレールを2つ繋げて撮影してみました。
このようにレースを連結して滑走距離を長くすることもできます。

こうなると、更に力加減のバランスが難しくなりますよ(4レーン結合などは相当に難度高いです)。


ソーリースライダー15
次女(赤)、長女(黄色)、妻(緑)、私(青)の4人プレイの様子。

ハウスルールとして「ウボンゴから砂時計を持ってきて、制限時間までにリアルタイムで全員同時に投げる」
というのを採用してみました。
次女などが自分の手番を待てない故の処理ですが、これはこれで長女が好きなテレビ番組「VS嵐」の
ディアルホッケーに似ていて面白いです。

結果は、妻と長女と次女の3人が同時にゴール…!ですが、中央に一番近いコマを持つ次女がなんと優勝!
私だけ1点残りで最下位…(涙)。
ま、まぁ、次女でも勝てるファミリーにもオススメのゲームということですね!


◎総評
見たとおりのゲームですが、得点コマの「ちょうどでないとゴールできない」が意外と効いており、
狙うエリアが変化することで、単調になりがちなアクションに変化を持たせています。

ままならない投擲コマの動きに翻弄されたり、偶然相手のコマにぶつかって罰則ゾーンに飛び込ませてしまったりと、
パーティー的なハプニングがある一方、
あと少しでゴール!というところで、他プレイヤーたちに妨害されたりするシビアな要素もあるので、
そのあたりアクションの手軽さと適度な戦略がうまく組み合わさったゲームだと思いますね。

ハンデもつけやすく、多人数だと運の要素もあって気楽に遊べるとあって、我が家ではhasbro製として「くるりんパニック」に次いでのヒット。
一般ウケしそうな割には国内で手に入れずらいので、ぜひトイザらスあたりで国内版を作ってほしいところです。
コメント
この記事へのコメント
これイイですね~!まさに年齢問わず楽しめるゲーム♪
タンブリンダイスとかも面白そうですが(高くて手が出ない)
こちらの方が競技性が高くて、より夢中になれそうです!

ホント、こういうルール説明ほぼ無用のファミリーゲームを
もっとローカライズして広く売り出してほしいもんですね~。
2011/06/13(月) 09:30:21 | URL | タカ #nH0dgipQ[ 編集]
>タカさん
私もパッケージを見た瞬間「これは!」と思って購入したのですが、
こういう一見で面白さが伝わるゲームはファミリー向けとして優秀ですよね。
下の動画を見ると分かりやすいですが、4人で遊ぶと混沌として楽しいですよ。
http://www.youtube.com/watch?v=FHDBd_iPA7c

現地では定価30ユーロ実売23ユーロぐらいで売られていたので、日本でもこの価格設定ならヒットしそうなんですけどねぇ。
(コンポーネントは総プラスチックにする必要がありそうですが)。

タンブリンダイスは私も興味があるのですが、
値段もさることながら、大きさが相当にキツイです…。
2011/06/13(月) 12:24:37 | URL | ぐんま #eL404qMA[ 編集]
同じく面白そうですねコレ!
豚小屋に引き続き、影響されて購入してしまいそうです。
軍資金が無いんですが・・^^;

ちなみにタンブリンダイスもいいですよ。
確かにでかくて高く(値段が)て重いんですが
総木製ならではのアクションの良さがあります。

ぜひやってみて欲しいですねー。
2011/06/13(月) 16:04:17 | URL | たっくん #9QpkrxpU[ 編集]
>たっくん
ゲーム的には『サフラニート』の方がずっと面白いのですが、
手軽なところや、次女でも遊べる簡便さはこのゲームの大きな利点ですね。
ぜひ次回にでも買ってみて下さい(笑)
GMで獲得した豚小屋やラリーマンの感想も楽しみにしていますよ!

タンブリンダイスは確かに木製の台が見栄えが良くて魅力的なんですよね。
ただ、箱の大きさを見ると36.5センチ×46.3センチ×9センチ…。
ま、負けないぞー(笑)
2011/06/13(月) 23:36:06 | URL | ぐんま #eL404qMA[ 編集]
こちらでは初めまして。
ソーリースライダーズはずいぶん前に買ったまま、ルールを訳すのが面倒で死蔵してました。記事を拝見して思い出したので、そのうち遊びたいと思います。感謝。
2011/06/14(火) 23:21:07 | URL | hirocean #-[ 編集]
>hiroceanさん
同じく、こちらでは初めまして。
コメントありがとうございます!

ソーリースライダーズお持ちだったのですね。意外な貢献ができました(笑)
玩具らしくメインのすごろく部分以外のルールはあってないようなものですので、
適当に訳して、勝手にルール追加したりして遊ぶのが良いかと思われます(自分のことですが)。
重いゲームの合間に入れたりするのにも向いてそうですね。
2011/06/16(木) 12:28:39 | URL | ぐんま #eL404qMA[ 編集]
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