旅は道連れ世はつれづれに。主にアナログゲームや玩具について赴くままに描き募るブログ。長女と次女の成長記録もちょっとあり、です。
「第68期 名人戦」第2局の感想
2010年04月21日 (水) | 編集 |
昨日・今日で、「第68期 名人戦」の第2局がありました。
結果は93手で先手、羽生名人の勝ち。

形式は第1局と同じ『横歩取り△8五飛』ですが、前回は最後まで拮抗した勝負だったところ、今回は羽生名人が完勝したという形でした。
横歩取りは、急戦になりやすいのですが、羽生名人はそれを上回るペースで攻め続け、三浦八段を圧倒したという感じなのでしょうか。

今回もキーになったのは封じ手である▲5三桂成。
と金を作る△3七歩を無視しての、この一見無謀にも見える攻撃ですが、これが結局、三浦の研究外にあったためか、相手の時間を使わせ、ペースを狂わせる結果となりました。
本当に羽生名人は時間の使い方が上手いですね……。

終わってみると、この襲撃が三浦のやや守備寄りだった陣形を崩し、定番だが浅い攻撃だった△3七歩を上回ることになりました。
個人的には最終局よりも、ここの一手の攻撃力の違いが、急戦だった本戦を制したように感じます。
羽生名人の方が斬り合いに対する覚悟で一歩上回ったかのように見えますね…。

私のような素人が真似したら、息が続かずに単なる特攻・奇襲で終わるこの一手を、最終局まで見事に機能させた羽生名人はやはり天才だと思います。

三浦にとっては得意の横歩取りから、気持ち悪い局面が続いての連敗ですが、次回こそ頑張って欲しいです。
私の好きな将棋マンガ『3月のライオン』で、名人戦を模したタイトル(獅子王戦)で、地方出身の挑戦者(島田八段)が4連敗したのが不吉でなりませんが…。

次回は、5月6日(木)・7日(金)千葉県野田市で第3局が行われます。

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