旅は道連れ世はつれづれに。主にアナログゲームや玩具について赴くままに描き募るブログ。長女と次女の成長記録もちょっとあり、です。
カルカソンヌ・キッズ(Die Kinder von Carcassonne)
2010年04月18日 (日) | 編集 |
カルカソンヌ・キッズ3

名称:カルカソンヌ・キッズ(Die Kinder von Carcassonne)

発売元:Hans im Glueck(ハンス イム グリュック) , 2009年
ゲームデザイナー:Marco Teubner (マルコ・トイブナー)
プレイ人数:2-4人
対象年齢:4歳以上

概要:子ども用カルカソンヌ。簡単ルールで小さな子でも理解でき、完成した地図も綺麗。

ウチでの評価:★★★★★★★★☆☆(8点:お気に入り!)

満足点:子どもでも直感的にプレイできる簡単さ
     コマを全て置いたら勝ち、という明確な勝利条件
     とにかくイラストが好み
     カードが厚手で丈夫
不満点:多少の戦略はあるが、ほぼ運ゲーム
     箱やカードがでかくて意外と場所を取る

妻:「面白いんだけど、めくりゲームは勝てる気がしない…」
長女(5才):「青い女の子がカワイイ」

'11/11/16 評価を7点から8点に変更しました

詳細な内容は[続きを見る]から。

あまりにも有名な「カルカソンヌ」の子ども用バージョン。
とは言ってもルールはかなり簡略化されています。

本家より先に派生商品を紹介してしまい恐縮ですが、このあたりは天の邪鬼なこのブログの仕様ということで…。
作者はマルコ・トイブナー。『ごちそう畑』など、子ども向けゲームで有名なデザイナーですね。


このゲーム、イラストが自分好みでかなり欲しかったのですが、探している当時はどこにも売ってなくて神田の書泉ブックマートまで探しに行ってきました。
ここはボードゲームの穴場的存在なのですが、ただ海外の箱をそのまま売っているだけで、しかも流通価格より1,000~2,000円高いという問題が…。

積み上げられた中からカルカソンヌ・キッズを見つけたのですが、なんと5,000円近い値段。
さすがに和訳やアフターフォローなしでこの価格は思い切れない…と考えまして、本当の最後の手段としてドイツアマゾンで購入しました。

ドイツアマゾンは現在ボードゲームの輸出ができ、しかも日本より安く売っています。
買った時は9.18ユーロで、しかもドイツの消費税は引かれるので、実質1,000円ぐらいで買いました。
しかも送料はいくら買っても14ユーロという安さです。

このようにお得なドイツアマゾンなのですが、当然、国内の代理店で買うより面倒なところが色々あります。

(1.)クレジットカードが必要
   … カード苦手の私には海外でカードを使うのはちょっと怖いです
(2.)和訳や、ルール補足説明等のアフターサービスはなし
(3.)コマの欠品や品物が到着しない事態があったら、現地の人とメールやりとりが必要
   … 私は「ボードゲーム関連ならばサボっていたドイツ語の勉強も真面目にやるだろう」とこの点は開き直ってますが、ドイツ語に興味がなければ割に合わない作業だと思います
(4.)梱包が適当
   … まるで隣町から送られてきたかのような適当な梱包です(笑)緩衝材なども一切なし。箱つぶれもあり得ますので、このあたりは文化の違いと割り切りましょう。梱包の様子はネタとして写真を取っているので、そのうちアップします

あと、個人輸入は総料金の60%が1万以上超えると、関税がかかるようです。と言っても大した料金はありませんが(20000円の買い物で1000円ぐらいの追加料金)、予期してないとちょっとビビリますので注意です(←私のことですが)
↑'10/7/2 再度、調べてみたところ、この情報は根拠がなくて、関税がかかるルールは"良く分からない"ようです。すいません。
私のケースでは¥20,000ぐらいの買い物をひとまとめで来た時に関税がかかったので、参考までに。



さて、本題に戻りまして「カルカソンヌキッズ」の紹介です。
まずは箱から
カルカソンヌ・キッズ1
本家、カルカソンヌと比べて同じぐらいの大きさ。微妙に本家より厚みもあります。

カルカソンヌ・キッズ4
中身。箱の内装にも地図が書かれていて綺麗です。見開きマニュアルのイラストもいい感じ。
マニュアルにあるストーリーを簡単に書くと「カルカソンヌで年1回行われる子ども祭り、その日は子ども達が町中を走り回って、放たれたニワトリや羊を捕まえます」という話です。
「この祭りを通して子ども達が成長する」というエピローグもあったりして、童話のような雰囲気が楽しいです。


カルカソンヌ・キッズ2
本家と、パネルおよび人コマの大きさを比較。
キッズはでかい!パネル枚数は少ないのですが、場所は本家並みに取られます。

プレイヤーは赤・青・黄・緑コマのうち1色を担当し、そのコマ8個を手元に置きます。


カルカソンヌ・キッズ3
プレイ内容は本家と同じく、裏返ったパネルを順に1枚引いて地図を繋げていくのですが、子供用だけあってパネルの上下左右は必ず道になっていて、どの位置にどの向きで置いても地図が繋がるようになっています。

また、上写真のように道の両端を「家」や「行き止まり」にして完成させれば、その道にいるキャラクターに対応した色のコマを置くことができるのですが、注意するのは「自分の持ち色でなくとも必ずコマを置く必要がある」ということです。
例えば、赤プレイヤーが上の道を完成させたとしたら、青プレイヤーもコマを置くことができ、相手に塩を送ってしまうことになります。

これを繰り返してコマ8個を全て置ききったプレイヤーが勝ち抜けです。
子供用だけあって勝利条件は非常に簡潔。
本家の得点計算方法があまり好きではないので、すっきりした勝ち条件には好感が持てます。


運要素はかなり強いのですが、相手キャラのいるパネルを引いた時は、道が完成しにくい場所に繋げたり、自分のコマは逆に固めて設置したりと子ども的には考えどころがあります。
3・4人でやるとお互いの思惑が入り交じって、意外なところが簡単に繋がったりもしますので、5才の長女としては楽しんでプレイしているようです。
情報が全てオープンですので、悩んでいる場合は置く場所を長女にアドバイスしたりと、簡単に手助けできる点も良いですね。


また、道がどこでも繋がることを利用して、次女(2才半)に適当に並ばせて町作りゲームとして遊ばせたり、スタートからゴールまで道を繋げるゲームとしても遊んだこともありました。
パネルに厚みがあり丈夫なので(安く買ったこともありますが)小さい子どもに安心して使わせることができることも高評価の理由です。



なお、2人プレイの時には1人2色を担当した方が、コマが多く置けるので良いですね。
カルカソンヌ・キッズ5
上記は妻と遊んだところ。最後の1枚で赤・緑担当の私の勝利。


カルカソンヌ・キッズ6
同じく2人プレイですが、「2色のうち、どちかかのコマが無くなったら勝ち」というルールにしました。
全コマだとプレイ時間が長くなるので、こちらのルールの方がサクサクできますし、どちらのコマを重点的に置くか、という多少の戦略性が出ています。

ちなみに、これも私の勝ち。妻は俗に言う「めくりゲーム」を大の苦手としています。どうやらカード引きの運に恵まれていない模様……。


カルカソンヌ・キッズ7
更に2人プレイですが、上記ルールに加えて、ヴァリアントとして「3枚持ちでその中から1枚を選択。置いたら1枚補充」という方法でプレイ。これで更に運要素が減って、戦略性が出てきます。

「道を閉じるパネル」を手元に持っていれば、いつでも出すことができるので、自ずと「1本の道を長くしていく」方法がメインになっていきます。
(複数の道を閉じるより1本の道を閉じた方が、閉じるパネルが少なくて済むので)

長い道を完成させてコマをまとめて置くと爽快なので、大人同士で対戦する場合にはオススメのヴァリアントです。
ちなみに、こういう時は、厚いパネルでも置けるレゴのカード置きが活躍しますよ。


で、これも私の勝利。
妻によると「このゲームはもうやらない(怒)」とのことです(笑)。めくりゲームを本当に天敵としてますね……。


ちなみに本家と同じく「その道で人数が多い方だけがコマを置くことができる(同点なら両方置ける)」というカルカソンヌ的ルールでもやってみましたが、これはぜんぜん面白くありませんでした……。
プレイタイムが短いために乗っ取る暇がなく、自分の道を作った方が建設的だからでしょう。

いずれにせよ簡単なゲームなので、色々とルールを追加して遊ぶのは楽しいものです。
アナログゲームの醍醐味の一つですね。


次回の紹介ゲームは『ダミー(DUMMY)』の予定です。
コメント
この記事へのコメント
ホント、イラストが非常に良いですね~♪
カルカソンヌ自体がすでに完成されたルールなだけに
上手く子ども用にアレンジされてて面白そうです。
自分たちでローカルルールを追加できるシンプルさも
良いですね。
わが家でも人気が出そうですが、確かに国内ショップは
ほとんど扱ってないし、売ってても高い・・・(汗)
メビウスで仕入れてくれると入手しやすいんですがね~。
2010/04/19(月) 16:31:29 | URL | タカ #.Tgnyzds[ 編集]
>タカさん
子どもにとってはルールが分かりやすいのが一番ですね。
長女は本家のカルカソンヌでも(草原なしルールで)遊んだことがあるのですが、得点計算になるとカヤの外なので、やはり子どもには難しい…と実感します。
シンプルでイラストも可愛い佳作なのですが、国内の流通数は少ないみたいですね。
こういうゲームがドイツで1000円で売っているのを見ると、本当にドイツのボードゲーム事情は恵まれているなぁ…と羨ましくなります。
2010/04/20(火) 13:05:53 | URL | ぐんま #eL404qMA[ 編集]
上記事で、「個人輸入は総料金の60%が1万以上超えると、関税がかかるらしい」と書きましたが、この情報は根拠がなくて、関税がかかるルールは"良く分からない"ようです。申し訳ない。
他情報をみる限り「1万円以上だと関税がかかる可能性があるが、本当にかかるかどうかは分からん(運?)」みたいですね。
私のケースでは¥20,000ぐらいの買い物をして、ひとまとめのデカ箱で来た時に関税がかかりましたので、参考までに。
2010/07/02(金) 14:53:44 | URL | ぐんま #eL404qMA[ 編集]
追記:
最近ウチでは、3枚持ちルールで遊ぶことがほとんどですね。
長女も、ただタイル出すだけより遊んだ気になるようです。

またこのルールで3・4人プレイをすると、トップ以外の人が結託して点数を伸ばす(協力して互いのキャラがいる道を伸ばして閉じる)こともやりやすいので、戦略的にもなかなかです。

それでも妻はこのゲームが苦手なので評価5点は変わらないですけどね(笑)
2010/09/22(水) 12:55:08 | URL | ぐんま #eL404qMA[ 編集]
1年前に書いた記事ですが、その後、次女や姪のお気に入りゲームとなり、プレイ回数も80回を超えるという好評ぶりなので、評価を7から8にアップしました。

次女は3才からゲームに参加し、3才半から完全にルールを理解して遊べるようになりましたね。
4才の今では長女や私に勝つこともあるぐらいです。

運要素は高いのですが、意外と残りタイルの形状を考えて置くことも必要で、妻の評価も6ぐらいに上がっています(笑)
現在はメビウスゲームズが取り扱っているために、国内でも流通してるようですね。
小さなお子さんがいる家庭にオススメのゲームです!
2011/11/16(水) 13:30:34 | URL | ぐんま #790CxkE6[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する