旅は道連れ世はつれづれに。主にアナログゲームや玩具について赴くままに描き募るブログ。長女と次女の成長記録もちょっとあり、です。
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乗車券スイスマップ(Ticket to Ride - Switzerland)
2010年04月12日 (月) | 編集 |
乗車券スイス5
名称:乗車券 スイスマップ(Ticket to Ride - Switzerland)

発売元:Days of Wonder
プレイ人数:2-3人
対象年齢:8歳以上
ゲームデザイナー:アラン・ムーン

ウチでの評価:★★★★★★★★★☆(9点:素晴らしい!!!)

満足点:始めてでもすぐに理解できるルールのシンプルさ
     旅情あふれる電車のゲーム
     2人で遊んでもバランスが良好
     とにかくスイスの地図は(個人的に)盛り上がる
不満点:得点状況が最後までブラックボックスなので、あと少しで逆転!のような盛り上がりはない
     国境カードがやや強すぎ…?
     コンポーネントの内容にしては割高
     地名が大文字・小文字入り交じりで読みづらい

妻コメント:「今のところ一番のお気に入り。干渉具体がちょうどいい」

管理人の趣味により、基本セットのアメリカやヨーロッパを飛ばして、いきなり追加セットの「スイスマップ」です。
妻と2人で遊ぶことが多いので、2-3人用でバランスが取れているこのマップの出番は多いです。


乗車券スイス6 乗車券スイス7
パッケージの裏表です。

乗車券スイス8
箱を開けた中身です。地図と、目的地カード46枚が4つに分割して入っているだけなので、開けたときのガッカリ感がなかなか凄い(笑)

当然、これだけでは遊べないので、列車コマや列車カード、得点マーカーなどは基本セットのものを使用します。
ただ、欧州版の得点カードには5マスの得点(10点)が書いていないので、そこだけは注意しましょう。


名作でシリーズも多く出ている「乗車券」なので、遊び方を書くのは今更なのですが、簡単に言いますと「目的のカードを集めて路線を目的地までつなぐ」ゲームです。

乗車券スイス10
[1.]最初に目的地カードが5枚配られますので、その中から達成できそうな路線ルートをいくつか選択します。
遠いほど高得点。似通ったルートで、まとめて達成できるようなカードを残すのが基本戦略。
失敗すると、得点分が逆に減点されるので選択は慎重に。


その後は、以下の[2.][3.]のどちらかを選択します。

乗車券スイス9
[2.] 最初の手持ち列車カードは4枚ですが、足りなければ場に並べているカードまたは山札から、2枚を取って追加します。場からカードを取った時は山札から場に2枚置いて常に5枚にしておきます。

場に自分の欲しいカードがない場合は、山札から取ることになりますが、何色のカードが出るか分からないので運任せとなりますね。

乗車券スイス4
[3.] 列車カードが足りていれば路線をつなぎます。上の写真で言うとOlten(オルテン)からLuzern(ルツェン)までは緑マス3つなので、緑のカード3枚が必要です。
路線をつなぐと長さに応じて得点も入ります。

また、写真では赤プレイヤーが列車コマを置いて、Luzern(ルツェン)からBern(ベルン)、Bern(ベルン)からInterlaken(インターラーケン)まで繋いでいますが、1回で繋げる路線は1つの都市間だけなので、このように敷くには2ターンかかります。

すでに他のプレイヤーがコマを置いたところは置けません(例外として「複線」があります)。


これを誰かの手持ちの列車コマが無くなるまで(正確には2個以下で手番が一周した後)続けます。途中で目的地を全て達成してしまったら、再度、補充することもできます。
最後に達成した(できなかった)目的地の点数を増減させて、一番点数が高い人が勝ち、です。


そんな「乗車券」ゲーム。
ルールも簡単ですし、互いに路線がバッティングして邪魔する結果になっても不可抗力のことが多いので、「おっと悪いね~!」という感覚で、あまり険悪になりません。

目的地は目線などでお互い結構バレバレなので(笑)意図的に邪魔しようとすれば出来ますが、そんなことをするよりも「自分の路線をいかに美しく引けるか」ということを考えて遊んだ方が圧倒的に楽しいです。
一筆書きになるように長い路線を引くと「最長距離ボーナス」が貰えたりもするので、それを目的にするのも良いでしょう。

とにかく地図から旅情を感じ、和気あいあいと遊ぶことが出来ますので、ボードゲームの初心者には一押しの傑作です。
ウチの妻はいつもボードゲームの相手をするときは腰が重いのですが、これだけは勇んで対戦してくれますからね!


以下は、スイスマップの特徴です。

[1.] 列車コマは40個(基本は45個)
 数が少ないので、思ったよりもすぐ終わってしまいます。

[2.] トンネルルールがある
 ヨーロッパ版でもあった「トンネル」があります。トンネルルートを通るときは山札から3枚を引いて、そのルートと同じ色が出てしまったら、その分だけ更に追加でカードを出さなくてはなりません。手持ちのカードがなければ、通過は失敗します。
 トンネル通過に失敗しても使ったカードは手元に戻ってきますが、1ターン損するので結構痛いです。

 スイスは山国だけあってトンネルの数が半端ではありませんよ。

 ちなみに最初、ウチらは失敗するとカードも失うと勘違いしていて「やはりトンネルを掘るのはかなりのリスクを伴うんだなぁ」と妙な感心をしていました(汗)
 よく考えると乗車券の元々のストーリーは「路線を作る」のではなく「どれだけ多くの目的地を旅行できるか賭けをしている」という設定なんでしたっけ……そんなことは完全に失念してました。
 それでも、アルプス山脈を通過する時などには「アルプスを開通させろ~!!」と念じた方が盛り上がると思います(笑)


[3.] 虹色カード(機関車カード)は、万能ではなくトンネル専用になった
 大きな変更点。基本ルールでは「虹色カード」は、どの色にもなる特殊なカードだったのですが、今回はトンネルにしか使えません。
 その代わり、場から取るとき1枚ではなく、他のカードと同じく2枚取れるようになりました。

 これにより通常の路線がかなり通しにくくなっています。
 例えば「青カードが出ない!」と粘っていても、虹色カードを使えない以上、いつまでも青が引けないこともあり、その場合は他色ルートの迂回策を早めに取るか、もう少し粘るかの選択を迫られることもあります。
失敗すると、かなりの泥沼に入ることもあるので、なかなかのジレンマです。


[4,] 国境を使った特殊な目的地カードがある

4つの大国と文化に囲まれている風土を生かした、以下の特殊な目的地カードがあります。

乗車券スイス2
・都市-国境の特殊カードです。

乗車券スイス3
・国境-国境の特殊カードです。

 以上の目的地カードは、複数のルートが示されていますが、達成したルートのうち「最大の点数」だけが得点になります。また失敗しても「最低の点数」しか減点にならないので、かなりお得なカードと言えます。

 妻は最初、達成した全ルートの点数が入ると思っていたらしいのですが、それは強すぎです(汗)

 セットでは、国境-国境カードで同じ物が2枚づつあるのですが、これを2人プレイで両方使うのは個人的にはオススメしません。
 一人が同じ国境カードを運良く2枚引いてしまうと、労せずして倍の大きな得点が入るので、相手は勿論、得点を取った本人すらも微妙に納得できないところがあるからです。


[5.] 複線は3人から
 基本セットは複線は4人からですが、スイスは3人からです。

[6.] 目的地が読みづらい
 これは欠点ですが、スイス版はカードが大文字、盤が小文字混じりなので、読むのに少し苦労します。
慣れれば問題ないのですが…。

[7.] 他の乗車券より、少人数プレイでの陣地争いが激烈
 特に大都市の「ベルン」「チューリッヒ」あたりは早めに抑えないと危険だったりします。
基本版の2人プレイは比較的のんびりしているので、相手との熾烈な路線争いをしたい場合は、ぜひスイス版を試してみるべきですね!


今のところスイスマップの対戦相手は妻だけなのですが、手軽なので買ってからはよく遊んでいます。
その簡単なリプレイは以下の通り。

(1.) 1戦目はルールと地名把握の練習試合。
 地図を上から見ていた私がいきなり逆ルートに列車コマを置き、妻が国境カードの意味を間違えるというグダグダな展開(汗)
 一応、私が僅差で勝ちましたが、当然ノーカウント。

(2.) 慣れたところで実戦。
 4つの国を早々と繋いだ私が、国境カードを引きまくり200点以上の点数で大勝。妻は目的の色となる列車カードをいつまでも引けず無駄なカード長者に(笑)
 ここで同じ国境カードは強すぎと感じ、2枚セットはやめることにしました。

(3.) またもや国境カードを複数引いた私が、今回も4つの国を早々と繋いで楽勝…と思いきや、妻が苦しい目的地カードながらガンガン長い距離を気合いで繋いでいき、あっという間にコマを消費してゲーム終了。
 中央路線を支配して最短距離でスマートに引いていた私は、当然のことながら列車コマが余っていて、これからという時に焦ってもすでに遅し…。最長距離も取られ、これでは勝てません。
 こんな短期戦は予想してなかった…。

(4.) 互いにルートや地名にも慣れてきて混戦。
 前半は良い目的地カードを引いて大きくリードする私と、青いカードが出ず苦戦する妻。
 しかしインターラーケンーベルン間を諦め、迂回することを妻が決断してからは、運が完全に逆転。最長距離も微差で取った妻が快勝(一番上の写真が結果です)。

(5.) 慣れてきたため、ちょっと遠くの目的地達成にチャレンジした私。
 スイスマップは狭いので、大抵のルートは達成できるだろう…と思っていたら大失敗で、ローザンヌ、ベルン、オルテン周辺を(偶然にも)完全に制圧した妻のため、ジュネーブとルツェンを最後まで開通できず惨敗。
 このゲームは相手に負けるよりも、ルート達成に失敗した方が数段悔しいです…。

 早めに要所となる部分を予想して抑えないと負けるという、スイスマップお手本のような試合でした(汗)


結果、今のところ1-3で負け越してますね~。これからは本気でやらないと!
まぁ、今までも十分に本気だったんですけどね(汗)

3人対戦もそのうちやってみたいです。複線が使えるので、また違った混戦が期待できそうですね。


次回のゲーム紹介は「カルカソンヌ・キッズ」の予定です。
コメント
この記事へのコメント
僕も乗車券は嫁さんによく負けますよ・・・(笑)
スイスマップ良いですね~。
このシチュエーションは僕的にもたまらないです♪
トンネル掘りは欧州版で何度も泣かされましたが、
ルール上のスパイスとしては素晴らしい要素ですよね。
ウチも欲しいんですが地元のお店に再入荷せず保留中。
時々油断して『北欧』を通販でポチりそうになって
「いかん!いかん!」と手を止める始末です・・・
(「乗車券3つもいらない!」と嫁からツッコミが(笑))
『カルカソンヌ・キッズ』も欲しいタイトルのひとつなので
(「カルカソンヌも、もういらない!」と嫁から(以下略))
次回のゲーム紹介も楽しみにしてます♪
2010/04/13(火) 09:33:55 | URL | タカ #nH0dgipQ[ 編集]
>タカさん
スイスマップは狭いだけに状況を見た判断が必要みたいです。
私が負けてるのは、最初の作戦に固執しているからかも…。
取りあえず基本セットを持っていて、スイス列車に興味があるなら、これは一押しです!
ゴールデンパスや氷河特急のルートを通したりするだけで(個人的に)盛り上がれますよ。
リヒテンシュタインの首都ファドーツもちゃんとあるのも◎です。
同じ2・3人用の『北欧』は私も欲しいのですが、スイスほどの思い入れがあるかというと微妙ですし、フルセットで価格も高いですから今のところ同じく自制です(笑)
雪が積もった電車カードはすっごく魅力的なんですけどね。
『カルカソンヌ・キッズ』は持っている人も少ないでしょうから、頑張ってレビューしますね。
とは言っても子ども用なので、あまり書くこともなかったりして…。
2010/04/13(火) 13:00:04 | URL | ぐんま #eL404qMA[ 編集]
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