旅は道連れ世はつれづれに。主にアナログゲームや玩具について赴くままに描き募るブログ。長女と次女の成長記録もちょっとあり、です。
「第68期 名人戦」第1局の大盤解説会に行ってきました
2010年04月11日 (日) | 編集 |
名人戦1
先週の金曜日(4/9)、名人戦第1局の大盤解説を見るために、会場の椿山荘に行ってきました。
椿山荘は高台にあるので、駅からの急坂は大変でした…。
ちなみに入場料は、2日間通しで3,000円・1日のみで2,000円です。私は2日目の18:30から観覧させてもらったのですが、会場は多くの将棋ファンで賑わっていましたね。

なんと言っても本会場の大盤解説は、渡辺竜王を初めとした多くの著名なトッププロが間近で解説してくれるという豪華さですし、同じ会場で今まさに勝負が行われているという臨場感もあります。
これだけの人気があるのも納得ですね。

名人戦3
名人戦2
名人戦4

会社を出る前までにちょくちょく状況をチラ見して、三浦八段優勢という見方が多い状況だったと思っていたのですが、会場に着いて盤上を見たときにはやや微妙な情勢に。
その後は、切っ先を喉元に突き合うような緊迫の攻め合いが続いていたのですが、21時頃、羽生名人の勝利が決まりました。

今回の勝負、終盤における三浦の▲3四桂が敗着として取り上げられますが、▲4二銀だったとしても決定的な決め手ではなかったような気がします(あくまで私が考える範囲なのですが…)。
それだけ三浦優勢と見えた勝負が、中盤以降、実は羽生名人によって上手くコントロールされていたということなんでしょうか。

正直、持ち時間の使い方といい、相手の読みを外す46手目(△7六角)から決め手を与えさせずに指し回す老獪さといい、一瞬の油断から終盤まで詰め切る閃きといい、残念ながら第1局は羽生名人の強さだけが際立っていたと思います。
ただ、一方でも三浦八段も横歩取りの急戦から、正面での撃ち合いでは互角以上、完全に負けていなかったと感じます。

中盤までは残り時間で圧倒的な優位があったのに、読みを外された手で一気に浪費させられ、終盤にかける時間がなかったことは残念ですが、「正面から戦う」「不明な点は徹底的に読み切る」という三浦の生真面目さを曲げることがなかったことは、一ファンとして嬉しかったです。
50手目(△6七角成)に博打ぎみに手打ちで▲同銀と出来ればかなり時間は節約できたのでしょうけど、それは良しとしなかったのでしょうね…。

この真っ正面さが、ここ最近の羽生名人との相性の悪さになっているのではないか、という心配はありますが、2局目は三浦八段も名人戦のシステムに多少なりとは慣れていると思いますので、まずは1勝。頑張って欲しいですね。


時間がないので、試合後の会場の様子はまったく見てなかったのですが、大盤の解説で選択肢として挙げられた中盤の▲6六香が▲5五香だった場合、どのように進んだのかが個人的に気になります。このあたりから(三浦にとっては)何か気持ち悪い展開になっていたように思えましたので…。
(自分の棋力では想像もできませんが(汗))


まだまだ先は長いのですが、羽生名人、三浦八段、1局から素晴らしい勝負を見せていただき、ありがとうございました。


最後に記念品として買ってきた扇子です。2,000円でした。
扇子2

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する