2010年04月01日 (木) | 編集 |


パズルコレクション119号は「ピンズアンドキューブ」。
8個の小キューブを組み合わせ、大きなキューブを作るパズルです。
それぞれの小キューブの3面についているピン(棒)と穴をうまく対応させて組み立てるところが悩み所です。
総当たりと言えば総当たりパズルなのですが、ピンの配置からある程度それに合うパーツは絞り込めるので、この手のパズルとしては楽でした。
所要時間は30分ぐらい。難易度では★6ですが、さすがにそんなに難しくはないでしょう…。本当に最近のランク付けはいい加減です。
雑誌記事は『チロリアンルーレット』と『クリベッジとノッディー』。
『チロリアンルーレット』はアルプス山脈東部にあるチロル地方の伝統的なゲームです。
遊び方は、円形のゲーム盤の中で、独楽(コマ)を回し、3色6個(白4個・赤1個・緑1個)の小さい玉を弾いて遊びます。
盤には点数の書かれた窪みとポケットがあり、その中に玉が入ると得点となります。
赤い玉が入った位置の得点は2倍になり、緑の玉はマイナスになるという特殊な要素もあるそうですね。
ゲーム盤は名産であるブナの木で作られるのが一般的で、現在でも冬の期間に楽しむゲームとして親しまれているそうです。
『クリベッジとノッディー』は、イギリスの伝統的なトランプゲームです。
16~17世紀にかけて行われていたノッディーを元に、イギリスの詩人ジョン・サックリンが17世紀に作ったゲームと言われています。
当時はブリッジの元になったホイストと並んで、市民からチャールズ2世など王家の人々まで遊んでいたメジャーなゲームだったそうです。
基本的な遊び方は手札4枚から1枚づつ順番に場にカードを出していって、その場のカードで役を達成し、点数を追加していくゲームです。
役はポーカーに似たものや、合計数でも作れる役などありますが、役を達成する都度に点数を「クリベッジボード」という点数ボードに記録していくところがユニークです。
場札は31を超えないようにしますが、全員が手持ちで31を超えるカードしか所有していなかったり、ちょうど場札が31になったら、そこで1回戦は終了です。
相手が出したカードと自分の出したカードを組み合わせて役を作るところに駆け引きがあり、とても面白そうですね。
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