2010年02月01日 (月) | 編集 |
[シンケンジャー]
48話「最後大決戦(さいごのだいけっせん)」
薄皮太夫が三味線を手放したことで、ドウコクが現世に復活。
そして、太夫を体に取り込み力を増す。
薫は封印の文字で、自分を倒しに来たドウコクを再び封じようとするが……。
封印の文字が効かないのは、話の盛り上がり的に分かってましたが(オイ)、半人間である太夫を取りこむことで無効にするという解決方法は思わず膝を打ちました。
そういえば同じはぐれ外道である十臓も、ドウコクの縛り技が効かなかったり、清浄の川でも平気だった描写がありましたっけ。
これは大いに納得…!本当にシンケンの話運びは卒がないですね。
薄皮太夫は人と外道の迷いの末に、全ての執着を捨てることでドウコクに借りを返し全てを終わりにした…という感じでした。
対するドウコクも、そんな太夫を見限りながらも自分の一部とする深い愛憎が、スーツアクターさんの名演を借りて伝わってきます。
シタリの「外道衆の私たちに念仏も無いし…」という台詞といい、本当に悪側のキャラが(大人的に)完成されているのがシンケンの魅力の一つだと思いますね。
注目の封印の文字は、門構えに、悪の旧字と炎を合わせた形?
既存ではなくオリジナルの漢字のようですね。凄さは伝わってきますが、子どもが真似するには厳しいような(笑)
薫は予想通り、重傷→退場の流れに…。
彼女の立場になって見ると、亡き父親の意志を継いで満を持して登場したのに、家臣は影武者に夢中で見向きもされず、肝心の封印の文字も効かない始末…。
密かに不幸度が高いですね(汗)
そんな彼女を支えようとしているのに邪険にされる丹波もFUKO度が高いですが。
丈瑠がそんな薫の養子となり、当主の座に戻るというのは、かなり意外な展開。
殿という立場など不要!と仲間と絆を確かめ合った後なので、正直「そんなの有りか?」とも思いましたが、改めて考えると、丈瑠が正式に当主になることで薫と志波家の立場も守られる訳ですし、丹波のように反対する人々も含めて一枚岩にできるので、この最終局面での姫の決断はベストですよね。
そう考えると、偉そうに座に戻った丈瑠の表情も、実は薫(母上)に頭が上がらなくなって不承不承やっているように見えなくもないです。
実はなかなかの策士でもある姫…。
たかだか数回の登場なのにこのキャラ立ちは凄まじいですね(笑)
年上は養子にできないという話も聞きますが、まぁ、志波家の存在自体が特殊ですから、既存の法律の枠組みは関係ないと見た方が良いでしょう。
丈瑠を「殿」と表記できないと今後のメディア展開で困るからじゃねーの?という気持ちも密かにありますが(笑)まぁ、それも含めて見事な脚本ということで…。
一方、圧倒的な力を見せつけるドウコク。
なまじ「封印の文字」という対抗存在があったことで、逆に効かない状態での絶望度合いが上がっています。
ここにきて、初めて青のスーパー化と、恐竜折神での緑のハイバー化を同時に出したのに足止め程度にしかならないのは凄すぎます。
正直、緑より桃がハイバー化した方が良かったような気もしましたけど(汗)
ラストは三途の水が逆流し、敵のアジトである六門船が現世に出現します。
一般人が次々と犠牲になる中、対抗手段として正面突破を試みるシンケンジャー達。
熱いテンションのまま、次回は遂に最終回!
[仮面ライダーW]
20話「Iが止まらない/仮面ライダーの流儀」
ガイアメモリにより変身した照井竜は、事件を起こした容疑者、花屋店長の真紀子を殺そうとする。
彼のやり方に反発する翔太郎は、独自に事件を調査し直すことに。
だが、竜が先に再び真紀子を追い詰める……。
照井の背景となった事件を突き止めたのも、彼の暴走を止めたのもフィリップなので、いったい翔太朗の立場は…と途中まで本気で心配しましたが(笑)、後半は真犯人を捜し出すなどしっかり決めてくれました。
相変わらずヒートメモリなのに氷相手に勝てないとか、アクセルが敵を倒している後ろで棒立ちとか、翔太朗のWは弱体化が激しいですが…。
これもファングとアクセルの玩具を売りたいバンダイって奴が全て悪いんだ…(汗)
まぁ、それに踊らされる訳ではないですが、エンジンブレードって格好いいですよね(オイ)。
バイクを模したフォルムも美しいし、特に弾丸を込めるようにガイアメモリを入れるアイディアが秀逸です。子どもが男の子だったら、今頃、絶対そそのかして買ってますよ…。
さて、ストーリー運びが早いWですが、それにしても早くも照井が改心(?)して仲間になるとは意外でした。
照井は復讐心のためか、最初はクールで取っつきにくいキャラかと思いましたが、自分が間違っていると思えばすぐに反省するし、なかなか良い性格してますね。
美味しいコーヒーで時間が停止するフィリップ&亜樹子や、翔太郎の枕投げなど笑えましたので、これからはライバル関係を続けながらも頼もしい同士としてやっていきそうです。
仲間になった途端に弱体化して単なるバイク扱い…にはならないですよね?(汗)
照井の宿敵は別にいる!という展開は予想通りでしたが、その謎の男が持つガイアメモリの名前は早くも「Weather(天気)」と判明しました。
突如、園崎家に現れた「笑顔だが底知れない」と称されるその男の正体は……タウンページを持った石原良純か(違)
展開の早いWですから、次の話で顔見せぐらいありますかね。
ちなみに翔太郎達の探偵事務所のロケ地は川越の「かもめビリヤード場」だそうです。
意外とウチの近くなんですね。今度行ったら見てみようっと。
[フレッシュプリキュア]
最終話「笑顔がいっぱい!みんなで幸せゲットだよ!!」
巨大コンピュータ内部に侵入したプリキュアは、シフォンを奪回しようとするが、あと一歩のところで、シフォンの額から発せられた電撃を受けて意識を失う。
余裕のメビウスは、プリキュアを完全に支配するため、データを取得しようとするが……。
1年続いたフレッシュプリキュアも最終回。
人々を管理するシステムであるメビウスと対峙しながらも、言葉で思いを伝えようとするラブ達は美しい。
思いを異にする相手に対しても、真摯な気持ちで向かえば何かを得られるはずだ…。そんな繊細さがフレッシュの根底にはあったような気がします。
当のメビウスは己の「幸せ」を問われ、アイデンティティを失った挙げ句に自爆という道を選んでしまいましたが、きっとパッションも、今のラビリンスを作りあげたメビウスだからこそ、理解し合いたいと思っていたのでしょうね。
最後のフィニッシュ技も、敵を倒すためではなく、シフォンに自分たちの真心を伝えるために使用するというのも斬新。
優しく語りかけるように必殺技を放つというのは、殴り合いの少年漫画で育った身としては心が洗われるようでした(笑)
それにしてもホホエミーナの存在感が半端ねぇ…。
前回からのぱっと出のくせに、戦う・守る・飛ぶの大活躍。仕舞いにはシフォンに語りかける一員にさりげなく(?)加わっています。
つーか、生まれたてのあんたはシフォンが何者かもしらないでしょうに…。
ラストはダンス大会優勝のあと、復興のためにウエスター・サウラーとラビリンスに戻るせつな、それぞれの夢を追いかける美希と祈里の描写。
ダンスユニットは解消したかの描き方ですが、一区切りがついた今、それぞれの幸福に向けて努力しているということで良いのですかね。
(ラブ以外は、なんでダンスやってたんだっけ…と思ったけど、深く考えないことにしよう(笑))
特に国家を立て直す使命を持った、せつなのこれからは大変そうです。
なんせ国民が、プリキュアに流されたり、メビウスに平服したりと、やたら主体性がない奴らでしたからね…。
どうせなら、性格がめっきり明るくなったサウラーのように、シフォン様に人格改造してもらえば良かったのに(違)
取りあえず、最終回はあっさり風味で物足りないところもありましたが、視聴者の想像する余地を残しているということなんですかね。
ラストがラビリンスだけで終始していたり、日常の別れの演出がほとんどないところは、展開次第でもっと盛り上がれたのに…とも思いますが、こういう静かな終わり方もありなのですかね。
4人にとって、プリキュアはクライマックスではなく、長い人生の大切な一部だったという解釈にしておきましょう。
長女も大してストーリーを見てないクセに、終わるとなるとそれなりに感慨深いものがあったようでした。
次女は…どうやって次回から説得しよう(汗)
48話「最後大決戦(さいごのだいけっせん)」
薄皮太夫が三味線を手放したことで、ドウコクが現世に復活。
そして、太夫を体に取り込み力を増す。
薫は封印の文字で、自分を倒しに来たドウコクを再び封じようとするが……。
封印の文字が効かないのは、話の盛り上がり的に分かってましたが(オイ)、半人間である太夫を取りこむことで無効にするという解決方法は思わず膝を打ちました。
そういえば同じはぐれ外道である十臓も、ドウコクの縛り技が効かなかったり、清浄の川でも平気だった描写がありましたっけ。
これは大いに納得…!本当にシンケンの話運びは卒がないですね。
薄皮太夫は人と外道の迷いの末に、全ての執着を捨てることでドウコクに借りを返し全てを終わりにした…という感じでした。
対するドウコクも、そんな太夫を見限りながらも自分の一部とする深い愛憎が、スーツアクターさんの名演を借りて伝わってきます。
シタリの「外道衆の私たちに念仏も無いし…」という台詞といい、本当に悪側のキャラが(大人的に)完成されているのがシンケンの魅力の一つだと思いますね。
注目の封印の文字は、門構えに、悪の旧字と炎を合わせた形?
既存ではなくオリジナルの漢字のようですね。凄さは伝わってきますが、子どもが真似するには厳しいような(笑)
薫は予想通り、重傷→退場の流れに…。
彼女の立場になって見ると、亡き父親の意志を継いで満を持して登場したのに、家臣は影武者に夢中で見向きもされず、肝心の封印の文字も効かない始末…。
密かに不幸度が高いですね(汗)
そんな彼女を支えようとしているのに邪険にされる丹波もFUKO度が高いですが。
丈瑠がそんな薫の養子となり、当主の座に戻るというのは、かなり意外な展開。
殿という立場など不要!と仲間と絆を確かめ合った後なので、正直「そんなの有りか?」とも思いましたが、改めて考えると、丈瑠が正式に当主になることで薫と志波家の立場も守られる訳ですし、丹波のように反対する人々も含めて一枚岩にできるので、この最終局面での姫の決断はベストですよね。
そう考えると、偉そうに座に戻った丈瑠の表情も、実は薫(母上)に頭が上がらなくなって不承不承やっているように見えなくもないです。
実はなかなかの策士でもある姫…。
たかだか数回の登場なのにこのキャラ立ちは凄まじいですね(笑)
年上は養子にできないという話も聞きますが、まぁ、志波家の存在自体が特殊ですから、既存の法律の枠組みは関係ないと見た方が良いでしょう。
丈瑠を「殿」と表記できないと今後のメディア展開で困るからじゃねーの?という気持ちも密かにありますが(笑)まぁ、それも含めて見事な脚本ということで…。
一方、圧倒的な力を見せつけるドウコク。
なまじ「封印の文字」という対抗存在があったことで、逆に効かない状態での絶望度合いが上がっています。
ここにきて、初めて青のスーパー化と、恐竜折神での緑のハイバー化を同時に出したのに足止め程度にしかならないのは凄すぎます。
正直、緑より桃がハイバー化した方が良かったような気もしましたけど(汗)
ラストは三途の水が逆流し、敵のアジトである六門船が現世に出現します。
一般人が次々と犠牲になる中、対抗手段として正面突破を試みるシンケンジャー達。
熱いテンションのまま、次回は遂に最終回!
[仮面ライダーW]
20話「Iが止まらない/仮面ライダーの流儀」
ガイアメモリにより変身した照井竜は、事件を起こした容疑者、花屋店長の真紀子を殺そうとする。
彼のやり方に反発する翔太郎は、独自に事件を調査し直すことに。
だが、竜が先に再び真紀子を追い詰める……。
照井の背景となった事件を突き止めたのも、彼の暴走を止めたのもフィリップなので、いったい翔太朗の立場は…と途中まで本気で心配しましたが(笑)、後半は真犯人を捜し出すなどしっかり決めてくれました。
相変わらずヒートメモリなのに氷相手に勝てないとか、アクセルが敵を倒している後ろで棒立ちとか、翔太朗のWは弱体化が激しいですが…。
これもファングとアクセルの玩具を売りたいバンダイって奴が全て悪いんだ…(汗)
まぁ、それに踊らされる訳ではないですが、エンジンブレードって格好いいですよね(オイ)。
バイクを模したフォルムも美しいし、特に弾丸を込めるようにガイアメモリを入れるアイディアが秀逸です。子どもが男の子だったら、今頃、絶対そそのかして買ってますよ…。
さて、ストーリー運びが早いWですが、それにしても早くも照井が改心(?)して仲間になるとは意外でした。
照井は復讐心のためか、最初はクールで取っつきにくいキャラかと思いましたが、自分が間違っていると思えばすぐに反省するし、なかなか良い性格してますね。
美味しいコーヒーで時間が停止するフィリップ&亜樹子や、翔太郎の枕投げなど笑えましたので、これからはライバル関係を続けながらも頼もしい同士としてやっていきそうです。
仲間になった途端に弱体化して単なるバイク扱い…にはならないですよね?(汗)
照井の宿敵は別にいる!という展開は予想通りでしたが、その謎の男が持つガイアメモリの名前は早くも「Weather(天気)」と判明しました。
突如、園崎家に現れた「笑顔だが底知れない」と称されるその男の正体は……タウンページを持った石原良純か(違)
展開の早いWですから、次の話で顔見せぐらいありますかね。
ちなみに翔太郎達の探偵事務所のロケ地は川越の「かもめビリヤード場」だそうです。
意外とウチの近くなんですね。今度行ったら見てみようっと。
[フレッシュプリキュア]
最終話「笑顔がいっぱい!みんなで幸せゲットだよ!!」
巨大コンピュータ内部に侵入したプリキュアは、シフォンを奪回しようとするが、あと一歩のところで、シフォンの額から発せられた電撃を受けて意識を失う。
余裕のメビウスは、プリキュアを完全に支配するため、データを取得しようとするが……。
1年続いたフレッシュプリキュアも最終回。
人々を管理するシステムであるメビウスと対峙しながらも、言葉で思いを伝えようとするラブ達は美しい。
思いを異にする相手に対しても、真摯な気持ちで向かえば何かを得られるはずだ…。そんな繊細さがフレッシュの根底にはあったような気がします。
当のメビウスは己の「幸せ」を問われ、アイデンティティを失った挙げ句に自爆という道を選んでしまいましたが、きっとパッションも、今のラビリンスを作りあげたメビウスだからこそ、理解し合いたいと思っていたのでしょうね。
最後のフィニッシュ技も、敵を倒すためではなく、シフォンに自分たちの真心を伝えるために使用するというのも斬新。
優しく語りかけるように必殺技を放つというのは、殴り合いの少年漫画で育った身としては心が洗われるようでした(笑)
それにしてもホホエミーナの存在感が半端ねぇ…。
前回からのぱっと出のくせに、戦う・守る・飛ぶの大活躍。仕舞いにはシフォンに語りかける一員にさりげなく(?)加わっています。
つーか、生まれたてのあんたはシフォンが何者かもしらないでしょうに…。
ラストはダンス大会優勝のあと、復興のためにウエスター・サウラーとラビリンスに戻るせつな、それぞれの夢を追いかける美希と祈里の描写。
ダンスユニットは解消したかの描き方ですが、一区切りがついた今、それぞれの幸福に向けて努力しているということで良いのですかね。
(ラブ以外は、なんでダンスやってたんだっけ…と思ったけど、深く考えないことにしよう(笑))
特に国家を立て直す使命を持った、せつなのこれからは大変そうです。
なんせ国民が、プリキュアに流されたり、メビウスに平服したりと、やたら主体性がない奴らでしたからね…。
どうせなら、性格がめっきり明るくなったサウラーのように、シフォン様に人格改造してもらえば良かったのに(違)
取りあえず、最終回はあっさり風味で物足りないところもありましたが、視聴者の想像する余地を残しているということなんですかね。
ラストがラビリンスだけで終始していたり、日常の別れの演出がほとんどないところは、展開次第でもっと盛り上がれたのに…とも思いますが、こういう静かな終わり方もありなのですかね。
4人にとって、プリキュアはクライマックスではなく、長い人生の大切な一部だったという解釈にしておきましょう。
長女も大してストーリーを見てないクセに、終わるとなるとそれなりに感慨深いものがあったようでした。
次女は…どうやって次回から説得しよう(汗)
この記事へのコメント
フレッシュプリキュア、ついに終わったんですね・・・
実はこの日は朝早くから嫁さんの実家に行ってたので
1秒も見れませんでした(汗)
終わったことを知ったらウチの子たちも「え~~!」
なんて言いそうですがハートキャッチプリキュアが
スタートしたらすぐ移行することでしょう(笑)
実はこの日は朝早くから嫁さんの実家に行ってたので
1秒も見れませんでした(汗)
終わったことを知ったらウチの子たちも「え~~!」
なんて言いそうですがハートキャッチプリキュアが
スタートしたらすぐ移行することでしょう(笑)
2010/02/02(火) 09:31:00 | URL | タカ #-[ 編集]
>タカさん
終わりましたね~。
よく考えると「結局シフォンは何者だったんだ?」とか「審査員にミユキさんがいる大会で、自分の指導チームが優勝とか微妙な感じじゃない?(オイ)」とか、色々突っ込みどころがあるのですが、綺麗には纏まったと思います。
「幸せ」というテーマを、ただ「嬉しいもの」と提示するだけでなく、悩みや苦しみを乗り越えることで得ることができる、という表現方法が、私的に好みでしたね。
長女はすでにハートキャッチに移行中で、次は青にするそうです(笑)
終わりましたね~。
よく考えると「結局シフォンは何者だったんだ?」とか「審査員にミユキさんがいる大会で、自分の指導チームが優勝とか微妙な感じじゃない?(オイ)」とか、色々突っ込みどころがあるのですが、綺麗には纏まったと思います。
「幸せ」というテーマを、ただ「嬉しいもの」と提示するだけでなく、悩みや苦しみを乗り越えることで得ることができる、という表現方法が、私的に好みでしたね。
長女はすでにハートキャッチに移行中で、次は青にするそうです(笑)
2010/02/02(火) 09:55:00 | URL | ぐんま #-[ 編集]
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