2011年05月29日 (日) | 編集 |

名称:豚小屋(saustall)
発売元:Huch&Friends
デザイナー:Michael Rieneck(ミハエル リーネック)
プレイ人数:2~4人
対象年齢:10歳以上
概要:豚小屋で発見された変死体。証拠を足で稼ぎ、刻々を変わる捜査状況から犯人を絞り込む
ウチでの評価:★★★★★★★★★☆(9点:素晴らしい!!!)
満足点:推理モノだがシビアな理論は必要なく、運の要素も多いので気負いなく遊べる
基本はカードを出すだけなのでサクサク進む。1ゲームも短い
コンポーネントの雰囲気が良く、捜査している雰囲気に浸れる
2~4人、どの人数でも楽しめる
不満点:犯人当て時に山勘だよりになることも多いので、厳密な推理を好む人には向かないかも
協力しすぎるとあっさり犯人が判明することもあり、ややプレイヤーにバランスが委ねられている
証拠品タイルの側面加工が弱く、雑に扱うとはがれそうでちょっと怖い
その他:日本ではメジャーではない版権モノなので、多分、国内未発売
妻「推理モノはそれほど得意でもないけど、なぜかこれは勝てる。1プレイがサクサクできるのも良いね」
'11/6/28
※当ブログにて@47chiku, @eagle_fry_free, @hiroceanさん達と共同で作成した完全日本化ファイル公開中!
詳細な内容は[続きを見る]から。
[続きを見る]
2011年05月26日 (木) | 編集 |
5/23 ドイツ年間ゲーム大賞(Spiel des Jahres)において、今年のノミネート作品が発表されました。
公式サイト
TGIW:ドイツ年間ゲーム大賞2011ノミネート
今年からメインがファミリー層の「年間ゲーム大賞」と、
コアなファン層向けの「年間エキスパートゲーム大賞」の2つに分かれ、
従来の「年間キッズゲーム大賞」と併せて、3部門となりました。
ラインナップを見ながら、簡単な感想と予想などをつらづらと書いてみます。
[年間ゲーム大賞]
・クゥワークル
・アサラ
・禁断の島
・推薦リスト:おばけキャッチ、ブロッカーズ、ウルル、モンド、髑髏と薔薇
サフラニート、太陽・海・そして砂、ブルゴーニュ、ルナ、フリーズ
クゥワークルは以前から出ていたゲームですが、
シュミットシュピールから2010年にドイツ版が販売されたので、今年扱いみたいですね。
予想をすると、「モンド」「サフラニート」「髑髏と薔薇」「フリーズ」などの
アクションやパーティー向けゲームが推薦リスト止まりだったことを鑑みて、
今年は、「いかにも」という趣きのボードゲームに取らせたいのかなぁ、と考えます。
部門別になって初めての賞ですし、
前回が「ディクシット」(パーティーより)、前前回が「ドミニオン」(カードゲーム)、
その前のケルトもややカード寄り。
ということで、そろそろ、正統派(?)のボードゲームの出番かと。
よって「アサラ」が獲得すると予想。
次点は「禁断の島」で、パンデミックの功労賞的に取ることも考えられるかなぁ…と。
「クゥワークル」は、「こういうゲームも大事だね」という感じのリストアップで、
大賞にはちょっと弱い感じがします。
余談ですが、「おばけキャッチ」が大人向けにリストアップされているのが面白いと思いました。
[エキスパートゲーム大賞]
・世界の七不思議
・ランカスター
・ストラスブール
盛り上がりや、システムの斬新さから考えると間違いなく「世界の七不思議」なんでしょうね。
短時間で、ルールもあまり難しそうではない「世界の七不思議」がエキスパート扱いなのは、
「どの層に受けるゲームか」というのが基準なんですかね…?
「ランカスター」は個人的に興味あります。
[キッズゲーム大賞]
・その中に虫がいるよ
・小さな魔法使い
・モンスターの落とし穴
・推薦リスト:パップザット、枕の戦い、グリマッフェン、怖いサル、ジッケザッケ
小さなカエルの音楽、大きな動物クイズ、マゴーの本読み魔法
千とひとつの宝物、バナナジャンプ、大玉ころがし、Tレックスからの脱出、宝島
個人的には「モンスターの落とし穴」が面白そうなので、大賞予想。
ダイナミックにモンスターをスライドさせるギミックも良いですが、
「隣のプレイヤーと協力する」という要素がなかなか新しいと思いました。
「小さな魔法使い」は、イラストとギミックが可愛いのですが、
磁石の記憶ゲームとして「魔法のラビリンス」とかぶるかな…。
「その中に虫がいるよ」は手軽な色ダイスゲームっぽい感じ。
虫パーツで、長さの感覚や、倍数の概念が身につきそうですね。
個人的にはちょっとイラストが好みじゃないかな…。
以上、結果発表は6/25です。
公式サイト
TGIW:ドイツ年間ゲーム大賞2011ノミネート
今年からメインがファミリー層の「年間ゲーム大賞」と、
コアなファン層向けの「年間エキスパートゲーム大賞」の2つに分かれ、
従来の「年間キッズゲーム大賞」と併せて、3部門となりました。
ラインナップを見ながら、簡単な感想と予想などをつらづらと書いてみます。
[年間ゲーム大賞]
・クゥワークル
・アサラ
・禁断の島
・推薦リスト:おばけキャッチ、ブロッカーズ、ウルル、モンド、髑髏と薔薇
サフラニート、太陽・海・そして砂、ブルゴーニュ、ルナ、フリーズ
クゥワークルは以前から出ていたゲームですが、
シュミットシュピールから2010年にドイツ版が販売されたので、今年扱いみたいですね。
予想をすると、「モンド」「サフラニート」「髑髏と薔薇」「フリーズ」などの
アクションやパーティー向けゲームが推薦リスト止まりだったことを鑑みて、
今年は、「いかにも」という趣きのボードゲームに取らせたいのかなぁ、と考えます。
部門別になって初めての賞ですし、
前回が「ディクシット」(パーティーより)、前前回が「ドミニオン」(カードゲーム)、
その前のケルトもややカード寄り。
ということで、そろそろ、正統派(?)のボードゲームの出番かと。
よって「アサラ」が獲得すると予想。
次点は「禁断の島」で、パンデミックの功労賞的に取ることも考えられるかなぁ…と。
「クゥワークル」は、「こういうゲームも大事だね」という感じのリストアップで、
大賞にはちょっと弱い感じがします。
余談ですが、「おばけキャッチ」が大人向けにリストアップされているのが面白いと思いました。
[エキスパートゲーム大賞]
・世界の七不思議
・ランカスター
・ストラスブール
盛り上がりや、システムの斬新さから考えると間違いなく「世界の七不思議」なんでしょうね。
短時間で、ルールもあまり難しそうではない「世界の七不思議」がエキスパート扱いなのは、
「どの層に受けるゲームか」というのが基準なんですかね…?
「ランカスター」は個人的に興味あります。
[キッズゲーム大賞]
・その中に虫がいるよ
・小さな魔法使い
・モンスターの落とし穴
・推薦リスト:パップザット、枕の戦い、グリマッフェン、怖いサル、ジッケザッケ
小さなカエルの音楽、大きな動物クイズ、マゴーの本読み魔法
千とひとつの宝物、バナナジャンプ、大玉ころがし、Tレックスからの脱出、宝島
個人的には「モンスターの落とし穴」が面白そうなので、大賞予想。
ダイナミックにモンスターをスライドさせるギミックも良いですが、
「隣のプレイヤーと協力する」という要素がなかなか新しいと思いました。
「小さな魔法使い」は、イラストとギミックが可愛いのですが、
磁石の記憶ゲームとして「魔法のラビリンス」とかぶるかな…。
「その中に虫がいるよ」は手軽な色ダイスゲームっぽい感じ。
虫パーツで、長さの感覚や、倍数の概念が身につきそうですね。
個人的にはちょっとイラストが好みじゃないかな…。
以上、結果発表は6/25です。
2011年05月19日 (木) | 編集 |
2011年05月09日 (月) | 編集 |
いつものボードゲームではなく、今回は子ども向けパズルゲームの紹介です。
積み木で道を作って、騎士とお姫様が無事、出会うことができればクリアという内容。
前回のゲームフェスティバルでテンデイズゲームさんが扱っているのを後から知って
買わなかったことを後悔したのですが、その後ドイツアマゾンで売っているのを見つけて、
何とか手に入れることが出来ました。

まずは簡単に外箱と中身を。
ドイツアマゾンなので普通に箱つぶれしています(汗)可愛い箱絵なので、ちょっと惜しい。
中身は積み木がパズル的に収納されていて、片付けるのも楽しいです。
右にある青い冊子はマニュアルと問題集。
'5/9追記
積み木の大きさはブロックの一辺が3.5cmです。
4cmならばウチにあるHABAファンタジーと組み合わせられるのに、そのあたりは残念。

説明として1問目を具体的に紹介。
問題集の通り、本問は緑色の階段付き3ブロックの積み木と、紫の1ブロックを使用します。
ルールとしては以下の通り。
・指定された積み木だけを使うことができます。
・騎士や姫は、急な段差を昇ることができません。上下する場合には階段が必要です。
・手を離した時に崩れてしまうような積み方はNGです。

最初なので非常に簡単。
並べるだけでこの通り、騎士さんとお姫様は無事、出会うことができました。
問題は全48題で、
「スターター(4才)」「ジュニア(5才)」「エキスパート(6才)」「マスター(7才)」
の4つのランクに分けられています。
子ども用なので、大人には易しいのですが、後半になると大人でも難しいひねった問題がありますよ。
そのあたりも紹介したいのですが、本に載っている上級題を転載するのはどうかと思いましたので、
自分で問題を作ってみました。
実際の積み木がないと解くのが困難なものもありますが、取りあえず雰囲気をお楽しみください。
問1

まずはあまり変哲もない形から。
回答方法はいくつかあります。
問2

やたら高い場所に騎士さんがいます。
問題集では4階立ての問いが一つしかないので作ってみたくなりました。
問3

最後はシンプルに見えて難しい問題を。
バランスが重要です。
回答は[続きを見る]から。
[続きを見る]
積み木で道を作って、騎士とお姫様が無事、出会うことができればクリアという内容。
前回のゲームフェスティバルでテンデイズゲームさんが扱っているのを後から知って
買わなかったことを後悔したのですが、その後ドイツアマゾンで売っているのを見つけて、
何とか手に入れることが出来ました。


まずは簡単に外箱と中身を。
ドイツアマゾンなので普通に箱つぶれしています(汗)可愛い箱絵なので、ちょっと惜しい。
中身は積み木がパズル的に収納されていて、片付けるのも楽しいです。
右にある青い冊子はマニュアルと問題集。
'5/9追記
積み木の大きさはブロックの一辺が3.5cmです。
4cmならばウチにあるHABAファンタジーと組み合わせられるのに、そのあたりは残念。

説明として1問目を具体的に紹介。
問題集の通り、本問は緑色の階段付き3ブロックの積み木と、紫の1ブロックを使用します。
ルールとしては以下の通り。
・指定された積み木だけを使うことができます。
・騎士や姫は、急な段差を昇ることができません。上下する場合には階段が必要です。
・手を離した時に崩れてしまうような積み方はNGです。

最初なので非常に簡単。
並べるだけでこの通り、騎士さんとお姫様は無事、出会うことができました。
問題は全48題で、
「スターター(4才)」「ジュニア(5才)」「エキスパート(6才)」「マスター(7才)」
の4つのランクに分けられています。
子ども用なので、大人には易しいのですが、後半になると大人でも難しいひねった問題がありますよ。
そのあたりも紹介したいのですが、本に載っている上級題を転載するのはどうかと思いましたので、
自分で問題を作ってみました。
実際の積み木がないと解くのが困難なものもありますが、取りあえず雰囲気をお楽しみください。
問1

まずはあまり変哲もない形から。
回答方法はいくつかあります。
問2

やたら高い場所に騎士さんがいます。
問題集では4階立ての問いが一つしかないので作ってみたくなりました。
問3

最後はシンプルに見えて難しい問題を。
バランスが重要です。
回答は[続きを見る]から。
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