2009年05月30日 (土) | 編集 |
今週の感想を書いたファイルを紛失してしまいました。
1回書いた文章をもう一度書くのは1回目より楽なはずなのに、凄くダルいのは何故なんでしょうか…(しかもこういう時に限って感想が長文)。
気がつくと、もう土曜(汗)
[シンケンジャー]
第十五幕「偽物本物大捕物(にせものほんものおおとりもの)」
白刃取りの稽古をする千明の前に、外見をそっくりそのまま写し取るアヤカシ“ナリスマシ”が出現。
グリーンに変身して戦うが一人ではアヤカシとナナシ連中にかなわず気絶してしまう。 そこに駆けつけたレッドたちは敵と応戦するのだが、なぜか千明は戦おうとせず悪態をついて帰ってしまう。怒った流ノ介(青)たちは千明を責めるが……
戦隊ものでは定番のニセモノ登場の回。
普通なら盛り上がるはずの話なのにイマイチでしたね。
アヤカシが変身して何をするかと言うと、悪口を言ったり顔面にケーキをぶつけたりという悪ふざけだけでシンケンジャーを仲違いさせるだけというのは、能力の割にはレベルが低いような気がします。
また、シンケンジャーを待ち伏せしたのに、グリーン1人で突破されるような包囲網というのも何か拍子抜けな…。
一方、シンケンジャー側も、千明がせっかく敵の裏をかいて逆に誘き出した形になったのに、何も考えず包囲されるのもどうかと思いますが。
殿が薄々気づいていたなら、敵の包囲を策で突破してから「千明の言うとおりだった!」という展開の方が自然だと思いますけどね。
また、これだけ話数を進めて仲間の絆を強調してきたのに、不自然な行動を重ねる千明を誰も疑わないというのも、何か情けない感じがしてしまいます。
特に千明を責める役割の流ノ助は、ババを引かされている感じがありありで、腹が立つほどでしたね。
彼は仁義を重んじながらも、もう少し仲間を思いやる性格として描かれていたような気がしますが…。
唯一の収穫としては、千明とことは役の役者さんの悪いニセモノ演技がなかなか良い感じだったところですかね。
[ディケイド]
第18話「サボる響鬼」
響鬼の世界、前半。
魔化魍(妖怪のようなもの)を倒す音撃道も今ではヒビキ流、イブキ流、ザンキ流と3つに分かれ、それぞれが対立していた。
ツカサ、夏海、ユウスケらの前に現れた少年・アスムは、鬼になるためヒビキのもとで厳しい修業に励んでいたが、肝心の師匠・ヒビキは戦うどころか、アスムを指導しようともしない。
ツカサはイブキに接近し、それぞれの流派には巻物があり、そこには音撃道の真の宝が隠されていることを知る。
一方、巻物を狙う海東はザンキに近づき、用心棒として雇われる……。
ディケイドの流れを組みながら、"和"という響鬼の世界観も大事にしていて、かなり内容が良かったように思えます。ディケイトの"写"、クウガの"空我"など、筆文字のインサート演出なども格好良かったですね。
ストーリーとしても多くの要素を詰め込んだ上で、原作ではなかった音撃道の分裂や、途中で進む道を違えたアスム少年が正式に響鬼の弟子になっている、などパラレルならではの展開があり面白かったです。
デビット伊藤の響鬼も、飄々とした雰囲気を醸し出していて予想以上にマッチしていました。
ディケイドとしてもツカサの大ざっぱな性格は相変わらずで、固有技のディメンションキックも久しぶりに炸裂して個人的に嬉しかったです(笑)
また、謎の男、鳴滝と夏美の関係も忘れていないようで、今後の展開も期待できます。
しかし、ユウスケは変身してもやられ役ばかりで不憫なキャラになっていきますね…。
しかし、ディケイドは冒頭で使ったクロックアップ能力だけあれば必勝のような気がしますが、海東や牛鬼戦で使わないのは、バトルが詰まらなくなるから…、いや、回数制限とかあるんでしょうかね、きっと(汗)
一応、ツカサが白抜きになったカードを見て考えているシーンがあったので(何のカードかは見えませんでしたが)何かの説明があると嬉しかったりするのですが…。
[フレッシュプリキュア]
第17話「シフォンはまかせて!ベリーの新しい力!!」
自分にだけピックルンが現れないことを悩む美希は、シフォンとの関係性に気づき、お世話役を買って出る。
ところが、シフォンを怯えさせるだけで上手く行かず……。
完璧主義の性格として描かれている美希ですが、今回はそれが空回りしている感じが出ていて良かったですね。
結構、フレッシュの主役3人は良い性格が表に出ていますが、こういうダメな所も描写されている方が私的には好感が持てます。
シフォンに嫌がられる彼女は、子どもに拒否される父親のようで、なかなか痛い感じでしたけどね…(汗)
そんな彼女が、いつもは頼りない母親に、子育てとして大切なことを言外に学ぶというのは話運びとして上手いと思いました。
こんな話は女の子向けならではで、がさつな男の子向けのストーリーではとても真似出来ないですからね(笑)
シフォンが行方不明になった後、普通なら大きな事件に巻き込まれる(敵に攫われるなど)ところ、普通にラブ達のところにいたという展開も、シフォンとの関係をご都合主義で終わらせず、日常的な出来事で解決していて良かったと思います。
ただ、今までのピックルン登場は、シフォンが成長した場合(ピンク…ラブの食事を食べるようになった、イエロー…祈里に気持ちを伝えるためしゃべった)だったので、今回はそれがちゃんと描かれていなかったので対比しては弱かったです。
自分の逃亡でこれだけ心配をかけるのだ、ということを理解した…という成長なのでしょうけど、一言でも書いて欲しかったような気がしますね。
そうでないと、シフォンが美希を認めてピックルンを出した、というようにも取れてしまいますし。
このあたりは互いの成長を強調した方が感動が深かったように思えます。
ベリーの新技は、シフォンを守るために自分から技を引き出す、といった流れもあって格好良かったです。
これもパインがピーチを巻き込んで足手まといになったお陰ですね(違)
しかし、ベリーが自分ではじいた流れ弾を自分で受け止めるとは、驚異的なスピードですね(汗)
最近、次女もなぜかプリキュアを見ていて、オープニングやエンディングでは歌ったり踊ったりしています。何故だ…。
うちではプリキュア玩具は買う予定はないですが、妻が食玩好きなので、その関係では微妙に増えていたりします。
1回書いた文章をもう一度書くのは1回目より楽なはずなのに、凄くダルいのは何故なんでしょうか…(しかもこういう時に限って感想が長文)。
気がつくと、もう土曜(汗)
[シンケンジャー]
第十五幕「偽物本物大捕物(にせものほんものおおとりもの)」
白刃取りの稽古をする千明の前に、外見をそっくりそのまま写し取るアヤカシ“ナリスマシ”が出現。
グリーンに変身して戦うが一人ではアヤカシとナナシ連中にかなわず気絶してしまう。 そこに駆けつけたレッドたちは敵と応戦するのだが、なぜか千明は戦おうとせず悪態をついて帰ってしまう。怒った流ノ介(青)たちは千明を責めるが……
戦隊ものでは定番のニセモノ登場の回。
普通なら盛り上がるはずの話なのにイマイチでしたね。
アヤカシが変身して何をするかと言うと、悪口を言ったり顔面にケーキをぶつけたりという悪ふざけだけでシンケンジャーを仲違いさせるだけというのは、能力の割にはレベルが低いような気がします。
また、シンケンジャーを待ち伏せしたのに、グリーン1人で突破されるような包囲網というのも何か拍子抜けな…。
一方、シンケンジャー側も、千明がせっかく敵の裏をかいて逆に誘き出した形になったのに、何も考えず包囲されるのもどうかと思いますが。
殿が薄々気づいていたなら、敵の包囲を策で突破してから「千明の言うとおりだった!」という展開の方が自然だと思いますけどね。
また、これだけ話数を進めて仲間の絆を強調してきたのに、不自然な行動を重ねる千明を誰も疑わないというのも、何か情けない感じがしてしまいます。
特に千明を責める役割の流ノ助は、ババを引かされている感じがありありで、腹が立つほどでしたね。
彼は仁義を重んじながらも、もう少し仲間を思いやる性格として描かれていたような気がしますが…。
唯一の収穫としては、千明とことは役の役者さんの悪いニセモノ演技がなかなか良い感じだったところですかね。
[ディケイド]
第18話「サボる響鬼」
響鬼の世界、前半。
魔化魍(妖怪のようなもの)を倒す音撃道も今ではヒビキ流、イブキ流、ザンキ流と3つに分かれ、それぞれが対立していた。
ツカサ、夏海、ユウスケらの前に現れた少年・アスムは、鬼になるためヒビキのもとで厳しい修業に励んでいたが、肝心の師匠・ヒビキは戦うどころか、アスムを指導しようともしない。
ツカサはイブキに接近し、それぞれの流派には巻物があり、そこには音撃道の真の宝が隠されていることを知る。
一方、巻物を狙う海東はザンキに近づき、用心棒として雇われる……。
ディケイドの流れを組みながら、"和"という響鬼の世界観も大事にしていて、かなり内容が良かったように思えます。ディケイトの"写"、クウガの"空我"など、筆文字のインサート演出なども格好良かったですね。
ストーリーとしても多くの要素を詰め込んだ上で、原作ではなかった音撃道の分裂や、途中で進む道を違えたアスム少年が正式に響鬼の弟子になっている、などパラレルならではの展開があり面白かったです。
デビット伊藤の響鬼も、飄々とした雰囲気を醸し出していて予想以上にマッチしていました。
ディケイドとしてもツカサの大ざっぱな性格は相変わらずで、固有技のディメンションキックも久しぶりに炸裂して個人的に嬉しかったです(笑)
また、謎の男、鳴滝と夏美の関係も忘れていないようで、今後の展開も期待できます。
しかし、ユウスケは変身してもやられ役ばかりで不憫なキャラになっていきますね…。
しかし、ディケイドは冒頭で使ったクロックアップ能力だけあれば必勝のような気がしますが、海東や牛鬼戦で使わないのは、バトルが詰まらなくなるから…、いや、回数制限とかあるんでしょうかね、きっと(汗)
一応、ツカサが白抜きになったカードを見て考えているシーンがあったので(何のカードかは見えませんでしたが)何かの説明があると嬉しかったりするのですが…。
[フレッシュプリキュア]
第17話「シフォンはまかせて!ベリーの新しい力!!」
自分にだけピックルンが現れないことを悩む美希は、シフォンとの関係性に気づき、お世話役を買って出る。
ところが、シフォンを怯えさせるだけで上手く行かず……。
完璧主義の性格として描かれている美希ですが、今回はそれが空回りしている感じが出ていて良かったですね。
結構、フレッシュの主役3人は良い性格が表に出ていますが、こういうダメな所も描写されている方が私的には好感が持てます。
シフォンに嫌がられる彼女は、子どもに拒否される父親のようで、なかなか痛い感じでしたけどね…(汗)
そんな彼女が、いつもは頼りない母親に、子育てとして大切なことを言外に学ぶというのは話運びとして上手いと思いました。
こんな話は女の子向けならではで、がさつな男の子向けのストーリーではとても真似出来ないですからね(笑)
シフォンが行方不明になった後、普通なら大きな事件に巻き込まれる(敵に攫われるなど)ところ、普通にラブ達のところにいたという展開も、シフォンとの関係をご都合主義で終わらせず、日常的な出来事で解決していて良かったと思います。
ただ、今までのピックルン登場は、シフォンが成長した場合(ピンク…ラブの食事を食べるようになった、イエロー…祈里に気持ちを伝えるためしゃべった)だったので、今回はそれがちゃんと描かれていなかったので対比しては弱かったです。
自分の逃亡でこれだけ心配をかけるのだ、ということを理解した…という成長なのでしょうけど、一言でも書いて欲しかったような気がしますね。
そうでないと、シフォンが美希を認めてピックルンを出した、というようにも取れてしまいますし。
このあたりは互いの成長を強調した方が感動が深かったように思えます。
ベリーの新技は、シフォンを守るために自分から技を引き出す、といった流れもあって格好良かったです。
これもパインがピーチを巻き込んで足手まといになったお陰ですね(違)
しかし、ベリーが自分ではじいた流れ弾を自分で受け止めるとは、驚異的なスピードですね(汗)
最近、次女もなぜかプリキュアを見ていて、オープニングやエンディングでは歌ったり踊ったりしています。何故だ…。
うちではプリキュア玩具は買う予定はないですが、妻が食玩好きなので、その関係では微妙に増えていたりします。
2009年05月29日 (金) | 編集 |
2009年05月28日 (木) | 編集 |
「ドイツ年間ゲーム大賞2009」のノミネート作品が発表される季節となりました。
本賞の詳細は、タカさんのブログなど他のHPでも詳しく紹介されていますので、当ブログは趣向を変えまして、語る人が少ない(?)「ドイツ年間キッズゲーム大賞2009」に焦点をあてて紹介していこうと思います。
子ども向けと侮るなかれ、大人向けゲーム顔負けの完成度を持つものや、子ども向けならではの斬新な発想を持った作品が目白押しで、本大賞に負けないぐらいの楽しさがあります。
最近、ウチの長女もボードゲームを理解しつつあるので、個人的にも興味がありますね。
写真がないと地味になるので(汗)、参考画像はBoard game geek様より拝借しています。
そちらのHPを見れば、もっと多くの大きな画像を見ることができますよ。
○ノミネート作品(原名/作者/発行)
オオカミと七匹の子ヤギ(Nicht zu fassen / F.モイヤーセン / ツォッホ)
ごちそう畑(Curli Kuller / M.トイブナー / セレクタ)
ツォーワボー(Zoowaboo / C.A.ロッシ / セレクタ)
魔法のラビリンス(Das magische Labyrinth / D.バウマン / ドライマギア)
島が見えた!(Land in Sicht! / S.ドーラ / ラベンスバーガー)
[オオカミと七匹の子ヤギ]
隠れんぼ遊びです。
1人のプレーヤーがオオカミ役となって人形を操り、残りのプレーヤーが子ヤギとなって隠れている「ベッド」「テーブル」「タンス」など6カ所のうち2カ所を探します。
子ヤギが7匹捕まるとオオカミの勝ち、子ヤギが隠れて7点ポイント得ると子ヤギの勝ちです。
運だけのようにも思えますが、「お爺さんの時計」は捕まった子ヤギを救出でき、「洗濯桶」は2ポイント獲得できるという要素があるので、どこでこの切り札を使い、また探すかの読み合いが面白そうです。
絵柄や人形がとても可愛い!
[ごちそう畑]
車輪状のかたつむりコマを傾斜から転がし、自分の色のコマだけ狙って倒すゲームです。
ルールが簡単なので誰でも遊べそうです。慣れるとカーブをかけて転がしたりするテクニックを使えるらしいですよ。
[ツォーワボー]
動物達をできるだけ筏にのせる、という設定の型はめゲームです。
単なる型はめパズルではなく、動物の形を見た段階で型はめ可能かどうかの評決を取り、Yesと答えたプレイヤー達が時間内に型はめできれば得点。できなければ、Noと答えたプレイヤーが得点します。
型はめパズルに、対戦と駆け引きの要素を加えたのが斬新。セレクタ社のコンポーネントは個人的にそれほど好きではないのですが、時間を計る砂時計など、細部まで気が配られていて良い感じです。
[魔法のラビリンス]
磁石を使った迷路ゲーム。
ただし迷路の壁は盤の下にあるため見ることができません。ではどうやって壁を判定するかと言うと、盤をはさんでコマの下に磁石が取り付けられてあって、それが壁にぶつかって落ちると「壁に衝突」となります。
この工夫は「ミイラの呪い」に通ずるものがありますね。
壁の位置を暗記しつつレースを行う、子ども向けと思えないなかなか深いゲームです。
[島が見えた!]
航路をよく憶えて島を巡り、宝を集めるゲーム。
航路(船がどちらに行くか)はタイルをめくって見るまでは分からず、しかも1回進んだら、タイルは閉じてしまいます。
神経衰弱とレースが複合した、これもなかなか考えられたゲームです。私好み。
大賞予想ですが、今回は独創性に優れた「ツォーワボー」を押したいです。
まぁ、私の予想はいつも外れるのですが…(汗)
本賞の話もすると、ノミネートは以下の通り。
フィット(Fits / R.クニツィア / ラベンスバーガー)
ドミニオン(Dominion / D.ヴァッカリーノ / ハンス・イム・グリュック)
フィンカ(Finca / R.リンデ、W.ゼントカー / ハンス・イム・グリュック)
ファウナ(Fauna / F.フリーゼ / フッフ・フレンズ)
パンデミック(Pandemie / M.リーコック / ペガサスシュピーレ)
ノミネート外では、推薦リストの「ヴァルドラ」と特別賞の「スペースアラート」が気になります。
特に「スペースアラート」の、制限時間と行動のタイミングがCDで指示される、というアホさ加減(褒め言葉)が最高に面白ろそうですね。
そういえば「スモールワールド」と「alea iacta est(賽は投げられた)」は推薦リストにも無かったんですかね。
前者は題材が似ているドミニオンで割を食ったのですかね?
本賞の詳細は、タカさんのブログなど他のHPでも詳しく紹介されていますので、当ブログは趣向を変えまして、語る人が少ない(?)「ドイツ年間キッズゲーム大賞2009」に焦点をあてて紹介していこうと思います。
子ども向けと侮るなかれ、大人向けゲーム顔負けの完成度を持つものや、子ども向けならではの斬新な発想を持った作品が目白押しで、本大賞に負けないぐらいの楽しさがあります。
最近、ウチの長女もボードゲームを理解しつつあるので、個人的にも興味がありますね。
写真がないと地味になるので(汗)、参考画像はBoard game geek様より拝借しています。
そちらのHPを見れば、もっと多くの大きな画像を見ることができますよ。
○ノミネート作品(原名/作者/発行)
オオカミと七匹の子ヤギ(Nicht zu fassen / F.モイヤーセン / ツォッホ)
ごちそう畑(Curli Kuller / M.トイブナー / セレクタ)
ツォーワボー(Zoowaboo / C.A.ロッシ / セレクタ)
魔法のラビリンス(Das magische Labyrinth / D.バウマン / ドライマギア)
島が見えた!(Land in Sicht! / S.ドーラ / ラベンスバーガー)
[オオカミと七匹の子ヤギ]
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1人のプレーヤーがオオカミ役となって人形を操り、残りのプレーヤーが子ヤギとなって隠れている「ベッド」「テーブル」「タンス」など6カ所のうち2カ所を探します。
子ヤギが7匹捕まるとオオカミの勝ち、子ヤギが隠れて7点ポイント得ると子ヤギの勝ちです。
運だけのようにも思えますが、「お爺さんの時計」は捕まった子ヤギを救出でき、「洗濯桶」は2ポイント獲得できるという要素があるので、どこでこの切り札を使い、また探すかの読み合いが面白そうです。
絵柄や人形がとても可愛い!
[ごちそう畑]
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ルールが簡単なので誰でも遊べそうです。慣れるとカーブをかけて転がしたりするテクニックを使えるらしいですよ。
[ツォーワボー]
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単なる型はめパズルではなく、動物の形を見た段階で型はめ可能かどうかの評決を取り、Yesと答えたプレイヤー達が時間内に型はめできれば得点。できなければ、Noと答えたプレイヤーが得点します。
型はめパズルに、対戦と駆け引きの要素を加えたのが斬新。セレクタ社のコンポーネントは個人的にそれほど好きではないのですが、時間を計る砂時計など、細部まで気が配られていて良い感じです。
[魔法のラビリンス]
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ただし迷路の壁は盤の下にあるため見ることができません。ではどうやって壁を判定するかと言うと、盤をはさんでコマの下に磁石が取り付けられてあって、それが壁にぶつかって落ちると「壁に衝突」となります。
この工夫は「ミイラの呪い」に通ずるものがありますね。
壁の位置を暗記しつつレースを行う、子ども向けと思えないなかなか深いゲームです。
[島が見えた!]
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航路(船がどちらに行くか)はタイルをめくって見るまでは分からず、しかも1回進んだら、タイルは閉じてしまいます。
神経衰弱とレースが複合した、これもなかなか考えられたゲームです。私好み。
大賞予想ですが、今回は独創性に優れた「ツォーワボー」を押したいです。
まぁ、私の予想はいつも外れるのですが…(汗)
本賞の話もすると、ノミネートは以下の通り。
フィット(Fits / R.クニツィア / ラベンスバーガー)
ドミニオン(Dominion / D.ヴァッカリーノ / ハンス・イム・グリュック)
フィンカ(Finca / R.リンデ、W.ゼントカー / ハンス・イム・グリュック)
ファウナ(Fauna / F.フリーゼ / フッフ・フレンズ)
パンデミック(Pandemie / M.リーコック / ペガサスシュピーレ)
ノミネート外では、推薦リストの「ヴァルドラ」と特別賞の「スペースアラート」が気になります。
特に「スペースアラート」の、制限時間と行動のタイミングがCDで指示される、というアホさ加減(褒め言葉)が最高に面白ろそうですね。
そういえば「スモールワールド」と「alea iacta est(賽は投げられた)」は推薦リストにも無かったんですかね。
前者は題材が似ているドミニオンで割を食ったのですかね?
2009年05月25日 (月) | 編集 |
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パズルコレクション95号は「5つのL」です。
正方形から構成された5つのL字を台の中に敷き詰めるパズルですが、台の縦横が6x6より少し足りない(短い)ように設計されており、あと少しのところでL字が入らないように出来ています。
遊び方としては4通りあります。
[1.]台に平行になるようにL字を入れていく
この場合、台の下と右にある凹みを上手く利用してパーツをはめ込んでいく必要があります。
[2.]右の凹みを小さいピースで塞いでからL字を入れていく
[3.]下の凹みを小さいピースで塞いでからL字を入れていく
この場合は、平行に入れるのは無理なので、パーツのどれかを斜めにして配置する必要があります。
[4.]両方の凹みを小さいピースで塞いでからL字を入れていく
最難です。複数個のパーツを斜めにして配置する必要があります。
難易度は★4つですが、個人的には2日かけてやっていましたので、★5つ分ぐらい十分に悩みました。正直、★6つ(?)の前回より難しかったです…。
正解は「続きを読む」以降に画像を載せました。
雑誌記事は「四色牌(スーサーハイ)」と「オーケイ」。
「四色牌(スーサーハイ)」は、中国の福建省や、台湾でも伝統的な遊技牌です。
牌は中国将棋・象棋(シャンチー)と同じ文字が、赤・黒・緑・黄の4色あり、全部で112枚により構成されています。
色々な遊び方がありますが、十胡(シーフゥー)という麻雀に似た遊びがポピュラーで、10点(役)を先にそろえたプレイヤーが勝ち、というルールになっています(麻雀の何ハン役縛りに似ていますね)。
「オーケイ」は、106枚のタイルを使用したトルコの伝統的・国民的なゲームです。
ルーツは中国の天九牌で、これも基本は麻雀(またはトランプのラミー)に似ています。ユニークなのは「オーケイ」というどのような数字にもなるジョーカー的なタイルがあることで、このタイルは麻雀のドラのように、ラウンドの始めに規定の数字タイルの次の数字が「オーケイ」として使用されることになります。
[続きを見る]
2009年05月24日 (日) | 編集 |
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久しぶりのパズルコレクション94号は「悪魔の小箱」です。
7個のパーツを立方体の木枠に詰め込むパズルですが、木枠の窓部分からパーツを入れていくことになるので、大きなパーツを先に入れるなど、順番をよく考えてからはめ込む必要があります。
難易度はなんと★6という未だかつて無い最上級の難易度ですが、私は15分で解けたので、せいぜい★4つぐらいの難易度だと思いますが…。誤植?
パーツのほとんどが同じ正方形で構成されていますが、一部半分の大きさのものがあるので、それを手がかりに組み立てていきます。
最初は木枠なしでパーツを組み上げてから、木枠に入れる順番を考える方好きが楽でしたね。
雑誌記事は「ミゼルカ」と「花闘(ファトゥ)」。
「ミゼルカ」はポーランドで最も遊ばれている国民的トランプゲームです。
基本的にはコントラクトブリッジや、ドイツのスカート、日本のナポレオンと同じトリックテイキングゲーム(手札を出して一番強いカードを出した人が総取りする)ですが、カードを半分配り終えた時点でディーラの左隣がゲームの種類を選択できるところと、配り終わった後に規定数カードを山札と交換できるところが、他のゲームと異なります。
種類の「スペード」「ハート」「ダイヤ」「クラブ」「ノートランプ」は切り札のマークを示すのですが、一風変わっているのが「ミゼルカ」で、この場合はトリックを取ると逆に失点になってしまいます。
「花闘(ファトゥ)」は韓国の花札で、李朝末期の時代に日本から伝わったものです。
現在でも「韓国人が3人集まると花闘をする」といわれるほど盛んに遊ばれており、その熱中度から亡国論が叫ばれてたり、社会風刺絵柄の花札が多く発売されているなどの国民的な人気ゲームとなっています。
遊び方としては「花合わせ」を元にした「ミンファトゥ」、「こいこい」を元にした「ゴーストップ」など、日本の花札をアレンジした遊びと、中国の「銭牌(チェンパイ)」を元にした「トリヂッコテン」「ソッタ」などといった遊びがあります。
これらのルールは日本にも伝わり、主に関西地方で「じゅんじゅん」「かちかち」といった名前で遊ばれていますね。
花札の絵柄は韓国風にアレンジされており、藤が砂萩(フッサリ)になっていたり、小野道風が韓国の人物になっていたりしています。